4.10. ログ管理機能¶
システムログ・リクエストログ情報をデータベースに出力します。ログ管理機能では、 Accel Studio に紐づくリソースのログ情報を閲覧できます。アプリケーションからリソースの紐づけを解除した場合は、一覧画面から対象のログ情報が表示されなくなります。ログ情報の保存処理はログ情報をスタックした上で、データベースに書き出します。サーバの停止待機時間を短くしている場合、または即時終了するように設定している場合は、ログ情報出力が正常に動作しない可能性があります。スタックするログ件数の設定方法の詳細は 「設定ファイルリファレンス」 - 「データベース出力用ログ情報設定」 を参照してください。ログ情報の取得値の最大値を設定できます。取得上限基準値の設定方法の詳細は 「設定ファイルリファレンス」 - 「Low-codeユーティリティ設定」 を参照してください。
4.10.1. システムログ管理機能¶
システムログ管理機能は Accel Studio に紐づく、IM-Workflow 、IM-LogicDesigner のシステムログ情報を閲覧できます。
4.10.1.1. 出力対象となる処理¶
各製品のログ保存対象は下記のとおりです。IM-Workflow は「案件終了処理」「到達処理」「ユーザ展開タスク」で発生するログ情報を保存します。IM-LogicDesigner はフロー内で発生するログ情報と「ログ出力タスク」で出力されるログ情報を保存します。
4.10.1.2. システムログ管理機能が扱う情報¶
システムログは下記の情報を管理します。
imtn_system_log カラム名 データ型 説明 主キー NOT NULL制約 system_log_id 文字列 ログ単位の一意となるIDです。 ● ● request_id 文字列 リクエストID product_category 文字列 製品カテゴリ ● product_resource_id 文字列 IM-Workflow の場合は、フローIDIM-LogicDesigner の場合は、フロー定義IDlogger_name 文字列 ロガー名 ● log_level 文字列 ログレベル ● log_message 文字列 ログメッセージ log_message_key 文字列 ログメッセージ stack_trace バイナリ スタックトレース execute_user_cd 文字列 実行ユーザID execute_date 日時 実行日時 ● reserved01 文字列 IM-Workflow の場合は、システム案件IDIM-LogicDesigner の場合は、タスクIDcreate_user_cd 文字列 作成者コード ● record_user_cd 文字列 更新者コード ● create_date 日時 作成日時 ● record_date 日時 更新日時 ●
4.10.1.3. 「システムログ一覧」画面¶
「システムログ一覧」画面から、閲覧、検索、およびエクスポートができます。一覧に表示される情報は以下のとおりです。
- 実行日時
- リクエストID
- ログレベル
- 実行ユーザ
- 製品カテゴリ
- フローID
- ログメッセージ
- ログメッセージキー
アクセス方法としては、2024 Spring(Iris) よりサイトマップ、グローバルメニューを提供しています。全てのアプリケーションに紐づくシステムログ情報を表示します。Accel Studio の管理画面からアクセスする一覧画面では、当該アプリケーションに紐づくリソースのシステムログ情報を表示します。但し、当該アプリケーションで管理しているリソースが他のアプリケーションに紐付けられている場合は、他のアプリケーションの実行時に出力されたログ情報についても表示します。また、Accel Studio の管理画面からアクセスする一覧画面では、アプリケーションから紐づけを解除したリソースのログ情報に関しては、一覧画面から表示されなくなります。
4.10.1.4. システムログ詳細¶
「システムログ一覧」画面の表示項目に加えて、以下の情報を表示します。
- スタックトレース
4.10.1.5. システムログのエクスポート¶
すべてのシステムログをCSVファイルにエクスポートします。一覧でログ検索を行っている場合は検索条件で絞り込まれた結果がエクスポートされます。スタックトレースは1件ごとに別ファイルとしてエクスポートされます。
- スタックトレース
注意
大量のシステムログをエクスポートする場合、処理に時間がかかることがあります。
その場合、検索を利用して複数回に分けてエクスポートを行ってください。
4.10.1.6. システムログの出力設定¶
ログ出力設定を行います。ログ出力時のスタック量、製品カテゴリ、ログレベル毎に出力するかどうかを設定できます。システムログのデータベース出力用ログ情報設定の詳細は 「設定ファイルリファレンス」 - 「データベース出力用ログ情報設定」 を参照してください。
4.10.1.7. システムログの削除¶
各種製品でデータベースへ出力されたシステムログ情報を削除します。ジョブ機能の詳細は「ジョブ・ジョブネットリファレンス」-「データベースのシステムログ削除」 を参照してください。
4.10.2. リクエストログ管理機能¶
リクエストログ管理機能は Accel Studio に紐づく、IM-BloomMaker 、IM-LogicDesigner のリクエストログ情報を閲覧できます。
4.10.2.1. 出力対象となる処理¶
IM-BloomMaker 、IM-LogicDesigner のルーティング定義のREST APIが呼び出された際に、リクエストログを保存します。
4.10.2.2. リクエストログ管理機能が扱う情報¶
リクエストログは下記の情報を管理します。
imtn_request_log カラム名 データ型 説明 主キー NOT NULL制約 request_log_id 文字列 ログ単位の一意となるIDです。 ● ● request_id 文字列 リクエストID ● http_status 数値 HTTPステータスコード ● http_method 文字列 HTTPメソッド ● process_time 数値 HTTPステータスコード ● logger_name 文字列 ロガー名 ● log_level 文字列 ログレベル ● product_category 文字列 製品カテゴリ ● product_resource_id 文字列 ルーティングID ● execute_user_cd 文字列 実行ユーザID ● execute_date 日時 実行日時 ● request_url 文字列 リクエストURL ● referer 文字列 リクエスト発生元URL session_id 文字列 セッションID ip_address 文字列 リモートアドレス remote_host 文字列 リモートホスト user_agent 文字列 ユーザエージェント request_query_string 文字列 クエリ文字列 input_value バイナリ 入力値 create_user_cd 文字列 作成者コード ● record_user_cd 文字列 更新者コード ● create_date 日時 作成日時 ● record_date 日時 更新日時 ● 注意
- 入力値に保存される情報
- IM-BloomMaker の場合は、 画面に連携されるリクエストパラメータ を保存します。
- IM-LogicDesigner の場合は、 フロー定義に設定されている入力値に合致するリクエストパラメータ を保存します。
4.10.2.3. 「リクエストログ一覧」画面¶
「リクエストログ一覧」画面から、閲覧、検索、およびエクスポートができます。一覧に表示される情報は以下のとおりです。
- 実行日時
- リクエストID
- ステータスコード
- 処理時間
- 実行ユーザ
- リクエストURL
- クエリ文字列
- HTTPメソッド
- リクエスト発生元URL
- 製品カテゴリ
- ルーティングID
- リモートホスト
- IPアドレス
- セッションID
- ユーザエージェント
アクセス方法としては、2024 Spring(Iris) よりサイトマップ、グローバルメニューを提供しています。全てのアプリケーションに紐づくリクエストログ情報を表示します。Accel Studio の管理画面からアクセスする一覧画面では、当該アプリケーションに紐づくリソースのリクエストログ情報を表示します。但し、当該アプリケーションで管理しているリソースが他のアプリケーションに紐付けられている場合は、他のアプリケーションの実行時に出力されたログ情報についても表示します。また、Accel Studio の管理画面からアクセスする一覧画面では、アプリケーションから紐づけを解除したリソースのログ情報に関しては、一覧画面から表示されなくなります。
4.10.2.4. リクエストログ詳細¶
「リクエストログ一覧」画面の表示項目に加えて、以下の情報を表示します。
- 入力値
4.10.2.5. リクエストログのエクスポート¶
すべてのリクエストログをCSVファイルにエクスポートします。一覧でログ検索を行っている場合は検索条件で絞り込まれた結果がエクスポートされます。以下の情報は1件ごとに別ファイルとしてエクスポートされます。
- 入力値
注意
大量のリクエストログをエクスポートする場合、処理に時間がかかることがあります。
その場合、検索を利用して複数回に分けてエクスポートを行ってください。
4.10.2.6. リクエストログの出力設定¶
ログ情報出力設定を行います。ログ出力時のスタック量、製品カテゴリ、ログ項目毎に出力するかどうかを設定できます。リクエストログのデータベース出力用ログ情報設定の詳細は 「設定ファイルリファレンス」 - 「データベース出力用ログ情報設定」 を参照してください。
4.10.2.7. リクエストログの削除¶
各種製品でデータベースへ出力されたリクエストログ情報を削除します。ジョブ機能の詳細は「ジョブ・ジョブネットリファレンス」-「データベースのリクエストログ削除」 を参照してください。