Accel Studio アプリケーション管理機能 仕様書 第6版 2024-04-01

4.2. リソース

アプリケーション管理機能 では、アプリケーションに紐づく各ローコードアプリケーションの資材をリソースとして管理します。
各ローコードアプリケーションの資材から情報を同期し、アプリケーション管理機能 のリソースとして情報を管理しています。

4.2.1. リソースが扱う情報

リソースが扱う情報は以下の通りです。
  • リソース名
    • リソースの名称
  • 備考
    • リソースの内容に関する備考
  • 機能カテゴリ
    • リソースを分類するカテゴリ
  • 定義カテゴリ
    • リソースの種別を表す定義名

4.2.2. 機能カテゴリ

リソースは機能毎に機能カテゴリでグルーピングされています。
機能カテゴリの種類は以下の通りです。
  • 画面
    • アプリケーションの画面を構成するリソースを管理するカテゴリです。
  • 公開URL
    • アプリケーションの画面やロジックにアクセスするためのURLやルーティングを管理するリソースのカテゴリです。
  • ロジック
    • アプリケーションのビジネスロジックを構成するリソースを管理するカテゴリです。
  • ワークフロー
    • IM-Workflow のリソースを管理するカテゴリです。
  • データ定義
    • IM-Repository のリソースを管理するカテゴリです。
  • ユーティリティ
    • Low-codeユーティリティ のリソースを管理するカテゴリです。
各モジュールの資材はアプリケーション管理リソースとして下記のように管理されています。
モジュール名 資材名 機能カテゴリ 定義カテゴリ
IM-BloomMaker コンテンツ定義 画面 画面コンテンツ
  ルーティング定義 公開URL 画面URL
IM-LogicDesigner ロジックフロー定義 ロジック ロジックフロー
  ロジックフロールーティング定義 公開URL APIのURL
  トリガ定義 ロジック ロジックトリガ
IM-Workflow コンテンツ定義/フロー定義/ルート定義 ワークフロー ワークフロー定義
ViewCreator データ参照 画面 クエリのデータ参照
  ルーティング定義 公開URL クエリのURL
  クエリ定義 ロジック クエリ
IM-Repository エンティティ データ定義 データ定義
Low-codeユーティリティ 自動採番 ユーティリティ 自動採番
  共通定数 ユーティリティ 共通定数
  多言語メッセージ ユーティリティ 多言語メッセージ

コラム

ワークフロー定義とは

2022 Winter(Freesia) より追加された定義カテゴリです。
2022 Spring(Eustoma) 以前ではコンテンツ定義、フロー定義、ルート定義として管理していました。
モジュール名 資材名 機能カテゴリ 定義カテゴリ
IM-Workflow コンテンツ定義 ワークフロー コンテンツ定義
  フロー定義 ワークフロー フロー定義
  ルート定義 ワークフロー ルート定義
それらを1つに集約した定義カテゴリ「ワークフロー定義」として管理できるようになりました。
また、ワークフロー定義ではAccel Studioに特化した専用管理画面を利用できます。

ワークフロー定義には、「テナント環境セットアップ」または、「アプリケーションインポート」にて自動的に移行されます。
ただし、制限事項に牴触している場合には移行されません。
制限事項を解消後「アプリケーションエクスポート」し、再度「アプリケーションインポート」を行ってください。
制限事項については、「制限事項 - アプリケーション管理」を参照してください。

コラム

「公開URL」タブからメニュー設定画面へ、「ロジック」タブからデバッグログ一覧画面へ遷移できます。
デバッグログ一覧画面には、遷移元のアプリケーションに紐づくロジックフローのデバッグログのみ表示します。

注意

IM-Workflow のリソースの新規追加について
IM-Workflow のリソースの新規追加はアプリケーションの自動生成機能経由でのみ可能です。
作成したアプリケーションに任意の IM-Workflow リソースを追加することはできません。

4.2.3. 国際化

アプリケーション管理機能 のリソースでは、各モジュール資材で国際化に対応している場合、国際化情報を利用可能です。

4.2.4. リソースの操作

  • 新規作成
    • アプリケーション管理画面のリソース作成画面から新規でリソースを作成できます。
    • 作成したリソースは自動的にアプリケーションに関連付けられます。
  • 関連追加
    • 既存のローコード資材をアプリケーションの管理対象であるリソースとして関連付けることができます。
  • 関連削除
    • アプリケーションからリソースの関連を削除します。
    • ローコード資材の本体は削除されません。
  • 削除
    • 各ローコード資材の本体が削除されたときにアプリケーション管理のリソースは削除されます。
  • インポート
    • アプリケーションのインポートにより、リソースの新規作成、更新、関連追加、関連削除を行います。
    • 詳しい内容は、「インポート・エクスポート」を参照してください。