Accel Studio アプリケーション管理機能 仕様書 第10版 2025-10-01

4.5. インポート・エクスポート

アプリケーション管理機能 のインポート・エクスポート機能では、アプリケーション単位で内包するローコード資材を含めて統合的なインポート、エクスポートを行います。

4.5.1. インポート・エクスポートで扱う情報

インポート・エクスポートでは以下の情報を扱います。

  • アプリケーション情報
    • アプリケーション名、備考(国際化情報)を含みます。
    • アプリケーションのリソース関連情報を含みます。
  • アプリケーションカテゴリ
    • カテゴリ名(国際化情報)を含みます。
  • リソース情報
    • 各ローコード資材別にエクスポートされた資材を含みます。
    • 内部のファイル形式やフォーマットはローコード製品毎に異なります。
  • 認可情報
    • リソースに紐づく認可リソースと認可ポリシーを含みます。認可に関する詳細な仕様については「認可仕様書」を参照してください。
    • 認可リソースのインポート・エクスポート仕様は、各ローコード製品毎に異なります。詳細は各製品のインポート・エクスポート仕様を参照してください。

警告

認可リソースが登録済の状態でアプリケーションを新規でインポートすると、認可リソースの重複エラーでインポートが失敗する場合があります。

  • アプリケーションに含まれているローコード資材のみ認可リソースの移行が必要な場合
    • アプリケーションのインポート・エクスポートを活用して、認可リソースの移行を行うことを推奨します。
  • アプリケーションに含まれていない資材の認可リソースも移行が必要な場合
  • アプリケーションのインポート前に認可リソースのインポート処理を実行した場合
    • 重複している認可リソースを削除してから上記の手順で再度アプリケーションのインポートを行ってください。

注意

アプリケーション管理履歴について アプリケーション管理機能 のインポート・エクスポート機能では、アプリケーション管理履歴は管理されていません。 アプリケーションを作成した環境から別環境には移行できません。

コラム

アプリケーションのインポート・エクスポートで認可情報が対象となるリソースは以下の通りです。

対象製品 対象リソース
IM-BloomMaker 画面URL
IM-LogicDesigner ルーティング定義
ViewCreator クエリのURL
ViewCreator クエリのデータ参照

4.5.2. リソース情報詳細

各製品の定義情報とリソース情報との扱いについて説明します。
アプリケーションでは、各製品の定義情報を下記の3つに分けています。
  • アプリケーションのリソースとして管理

  • アプリケーションのリソースとして管理されないが、リソースに内包され、エクスポート/インポート対象※1

  • アプリケーションのリソースと関連は持つが、リソースに内包せず、エクスポート/インポート対象外※2
対象製品 アプリケーションのリソースとして管理 ※1 ※2 備考
IM-BloomMaker コンテンツ定義      
  ルーティング定義      
    エレメントセット    
IM-LogicDesigner フロー定義      
  ルーティング定義      
  トリガ定義      
    ユーザ定義    
IM-Workflow ワークフロー定義     フロー定義/ルート定義/コンテンツ定義をセットで、1つのワークフロー定義として管理する。
    ルート定義   テンプレート置換用
    ルール定義    
    案件プロパティ定義    
    メッセージ定義    
      全文検索設定  
      フローグループ定義  
      一覧表示パターン定義  
      管理グループ定義  
IM-Repository エンティティ      
    辞書項目    
    列挙型    
ViewCreator クエリ      
  データ参照      
  ルーティング定義      
ユーティリティ 自動採番定義      
  共通定数定義      
  多言語メッセージグループ     1つの多言語メッセージグループ内で複数のメッセージを管理する。
IM-Knowledge ワークブック      
    ナレッジグループ    
    タグ    
  Wiki      
    ナレッジグループ    
    タグ    
Accel Studio テスト機能 テスト定義      

注意

エレメントセットの扱いについて
コンテンツ定義内のエレメントセットの利用方法によって、インポートの仕様が異なります。
  • 利用方法が「コピー」の場合、エレメントセットはコンテンツ定義に内包されます。

  • 利用方法が「参照」の場合、エレメントセットはコンテンツ定義に内包されません。
    • エレメントセットは独立したリソースとしてインポート・エクスポートされます。
    • 編集不可のエレメントセットはインポート・エクスポートの対象外です。

4.5.3. インポート・エクスポート時の動作仕様

アプリケーション管理機能 のインポート・エクスポート機能の動作仕様は、以下の通りです。

4.5.3.1. エクスポート

エクスポート機能は、「インポート・エクスポートで扱う情報」に記載した内容を、全てのアプリケーション管理機能 に関するデータを出力します。 アプリケーション管理履歴はエクスポートされません。

注意

IM-Knowledge のナレッジグループに設定されている認可について
ナレッジグループに設定されている認可情報はエクスポート資材に含まれません。

注意

エクスポート時にリソースに内包されているユーザ定義が存在しない場合、エクスポートエラーが発生します。

4.5.3.2. インポート

インポート機能は、エクスポート機能により、アーカイブされたZIPファイルをもとに、アーカイブファイルに含まれる全てのアプリケーション管理機能 に関するデータを取り込みます。
インポートの方式にはアプリケーションの存在状態によって内部的に制御されています。インポート方式の選択は行えません。
ローコード資材のリソースも同様に存在していなければ新規作成、存在していた場合は更新処理が行われます。
なお、アプリケーションカテゴリは存在していない場合のみ新規作成され、更新処理は行われません。

注意

インポートによるアプリケーションの更新について
全ての情報の更新を行うため、各ローコード資材の更新も同時に行われます。
上書かれた情報を元に戻すことはできませんので注意してください。

注意

IM-Knowledge のナレッジグループに設定されている認可について
ナレッジグループに設定されている認可情報はエクスポート資材に含まれないため、インポート後に任意の設定が必要です。

4.5.3.3. インポート適用時のリソース差分の確認

下記のリソースが差分表示に対応しています。
インポート時にリソースに差分がある場合、インポート適用画面から各リソースの差分確認画面で差分を確認できます。
対象製品 対象リソース
IM-BloomMaker コンテンツ定義
IM-LogicDesigner フロー定義
IM-Workflow ワークフロー定義
IM-Repository エンティティ
Accel Studio テスト機能 テスト定義