intra-mart Accel Platform IM-Workflow 仕様書 第37版 2024-04-01

5.1.2.48. アクション処理実行前にフロー情報を更新するかの設定

アクション処理の実行前に現在の処理に紐づくトランザクションファイルの flow.xml を更新するかを制御する設定です。
この処理を行うことで、アクション処理内でフロー情報を更新しても、処理の画面で行った処理対象者の設定などの入力値も反映して扱えます。
この処理を行わない場合は、アクション処理内でフロー情報を更新すると処理モーダルでの入力値は無視されます。
WorkflowActionProcessNotifyManager#updateFlow を使用した際に処理の画面で行った処理対象者の設定などの入力を無視したい場合は false を設定してください。
この値による制御は、未完了案件のトランザクションデータ保存先がデータベースの場合に有効です。
このパラメータは 2023 Autumn(Hollyhock) で追加されました。
設定一覧
論理名 物理名 設定内容
アクション処理実行前にフロー情報を更新するかの設定
update-flow-xml-before-action-process
設定値未設定の場合は false の挙動と同じです。
true : アクション処理実行前に flow.xml を更新する(初期値)
false : アクション処理実行前に flow.xml を更新しない

コラム

アクション処理でのフロー情報更新方法について

アクション処理内でフロー情報を更新するAPIを使用した場合は、アクション処理データ変更通知マネージャを使用してアクション処理後に実行されるIM-Workflowの内部処理へ即時反映する必要があります。

コラム

トランザクションデータ保存先について
トランザクションデータ保存先は transaction-file-save-location で設定します。