intra-mart Accel Platform IM-Workflow 仕様書 第36版 2023-10-01

5.1.2.38. トランザクションファイルの履歴削除の設定

2020 Winter(Azalea) より追加された「トランザクションデータ」 の履歴削除に関する設定です。

設定一覧
論理名 物理名 設定内容
トランザクションファイル履歴削除フラグ transaction-delete-flag
設定値未設定の場合は false の挙動と同じです。
true:削除する(初期値)
false:削除しない
トランザクションファイルの履歴を保持する世代数 transaction-delete-level
トランザクションファイルの履歴を削除する場合に保持しておく履歴の世代数を1以上の整数で指定してください。
設定値未設定の場合は初期値(3)が使用されます。

注意

トランザクションファイルの保存先
トランザクションファイルの履歴削除を使用する場合、 「データ保存の設定」 のトランザクションファイルおよび添付ファイルの保存先をデータベースとしてください。
(transaction-file-save-location : [2],[3],[4] の何れか。)
保存先をストレージとした場合(transaction-file-save-location : [1])、画面やAPIなどで処理(承認など)した際にエラーが発生するとトランザクションデータの不整合が発生します。
データベースで管理するトランザクションデータはロールバックされますが、ストレージの削除したトランザクションファイルはもとに戻りません。

コラム

トランザクションファイルの履歴削除機能は、「トランザクションファイル履歴削除フラグ」を「削除する」とした後の案件処理から有効な設定として扱われます。
そのため、設定を「削除する」に変更しただけでは既存のトランザクションファイルは削除されません。