5.1.2.30. 複数の処理対象者プラグインから展開されたユーザ情報をマージする処理方式¶
複数の処理対象者プラグインから展開されたユーザ情報をマージする処理方式を指定します。
注意
以下の説明は他方の設定値による挙動に対する比較です。ユーザ情報の全量によっては、設定に関わらず処理時間の増加やメモリの使用量が大きくなる可能性があります。
「メモリを用いた高速マージ」の場合
- マージ先とマージ元のユーザ情報を効率的に照合するための一時情報をメモリ上に作成します。
- ユーザ情報の数に関わらずマージ処理は高速です。
- ユーザ情報の数に比例してメモリを使用します。
「単純マージ」の場合
- マージ先とマージ元のユーザ情報を 1 件ずつ照合します。
- ユーザ情報の数に比例してマージ処理時間は長くなります。
- 必要最低限の情報のみで処理を行うためメモリの使用量が少くなります。
設定一覧 論理名 物理名 設定内容 複数の処理対象者プラグインから展開されたユーザ情報をマージする処理方式standard-plugin-result-merge-mode 1:メモリを用いた高速マージ2:単純マージコラム
このパラメータは IM-Workflow 2017 Summer(Quadra) で追加されました。 新規環境構築時は「1:メモリを用いた高速マージ」が指定されています。 設定が存在しない場合は「2:単純マージ」と同一の挙動です。