5.1.2.44. アクション処理ロジックフロー連携のマッピング方法¶
設定一覧 論理名 物理名 設定内容 アクション処理ロジックフロー連携のマッピング方法 action-process-logic-flow-mapping-method direct:受け取ったユーザパラメータをそのままロジックフローの入力設定 imwUserParameter にセットします。flexible:受け取ったユーザパラメータをロジックフローの入力設定 imwUserParameter の定義に合わせる形で構造体の再構築およびデータ型の変換を行ってセットします。(初期値)
5.1.2.44.1. direct として設定した際の動作¶
- 2022 Winter(Freesia) までの動作と同一です。
- 受け取った値をそのままロジックフローの入力値 imwUserParameter<map> (または<object>)へセットします。
- ロジックフロー側の型を考慮しないため、対応しない型を設定するとエラーが発生する場合があります。
- 当ワークフローパラメータが定義されていない場合はこの仕様で動作します。
5.1.2.44.2. flexible として設定した際の動作¶
- 指定されたロジックフローの入力設定からパラメータ情報に合わせる形で構造体の再構築およびデータ型の変換を行った情報を、入力値 imwUserParameter<object> へセットします。
- imwUserParameter の型が map の場合は受け取った値をそのままセットします。これは map として定義したプロパティの配下にはプロパティを定義できないためです。
- アクション処理で受け取ったユーザパラメータが null の場合は imwUserParameter に null をセットします。
5.1.2.44.2.1. データ型変換仕様¶
IM-LogicDesigner のデータ型変換仕様と同一です。
詳細は以下の仕様書を参照してください。ただし、以下の入力データはユーザパラメータとして指定できません。
- Binary
- AnyType
- ComplexType
- SqlClob
5.1.2.44.2.2. 構造体の再構築仕様¶
5.1.2.44.2.2.1. 入力設定の項目と値の紐づきにおけるユーザデータ探索¶
- 設定されているロジックフロー側の入力設定と、受け取ったユーザパラメータの同一階層の同名プロパティの値を利用します。
- 上記が見つからなかった場合はユーザパラメータの第一階層の同名プロパティの値を利用します。
5.1.2.44.2.2.2. 入力設定の項目と値の連携ルール¶
map を除くロジックフロー標準の型に対して、Mapまたはモデルクラス等の構造体の値は連携しません。
ロジックフローの入力設定で map としている項目に対して、Mapまたはモデルクラス等の構造体以外は連携しません。
ロジックフローの入力設定で object としている項目に対しては、Mapまたはモデルクラス等の構造体以外は連携しません。
- ユーザデータがMap型の場合、内部の情報も型変換して連携します。
- モデルクラスの場合、そのまま連携します。
単一型、配列型(List)の連携は、それぞれ同一形式の型のみ対応しています。設定されているロジックフロー側の入力設定の項目が配列形式で、受け取ったユーザパラメータの同一階層の同名プロパティの値が単一型の場合、値は連携しません。