4.6.3. 外部ユーザコンテキスト¶
項目
4.6.3.1. 概要¶
外部ユーザコンテキストとは、外部ユーザに関する情報を保持するアクセスコンテキストです。Web実行環境で利用可能です。外部ユーザコンテキストは、intra-mart Accel Platform 2016 Spring(Maxima) 以降のバージョンで利用できます。外部ユーザコンテキストを利用する場合、ExternalUserContext の APIドキュメントを参照してください。
4.6.3.2. プロパティ¶
外部ユーザコンテキストが扱う情報は以下の通りです。
表 外部ユーザコンテキストが扱う情報一覧 外部ユーザ 外部ユーザかどうかを表します。
4.6.3.3. ステータス¶
外部ユーザコンテキストの情報は、アカウントコンテキストの情報を参照して作成されます。そのため、外部ユーザコンテキストの状態も、「 アカウントコンテキストのステータス遷移 」に準じます。外部ユーザコンテキストは、ログインユーザの情報を利用して構築されます。そのため、ログインユーザ以外はデフォルトの外部ユーザコンテキストが作成されます。
4.6.3.4. キャッシュタイムアウト¶
外部ユーザコンテキストのWeb実行環境でのキャシュタイムアウト判定の設定は、session-user-daily です。キャッシュタイムアウト判定については、「 キャッシュタイムアウト判定 」を参照してください。ユーザのタイムゾーンを基準として日付が変わった場合、キャッシュタイムアウトとなり、外部ユーザコンテキストの情報を最新化します。このため、セッションタイムアウトを設定せずに運用した場合、ログイン状態のままでも、日付が変わったタイミングで外部ユーザコンテキストの情報が最新の情報に変更される可能性があります。