7.3. IM-LogicDesigner タスク説明¶

項目

ジョブの実行
ジョブステータスの取得
- 入力値
- 出力値
キューアイテムを追加
- 入力値
- 出力値
フォルダーの切り替え
- 入力値
- 出力値

コラム

ロジックフロー定義編集画面にて、UiPathのカテゴリおよびタスクのアイコンが表示されない場合、アイコンのリカバリを実行することで表示されるようになる場合があります。

詳細は、「IM-LogicDesigner ユーザ操作ガイド」 - 「ユーザアイコンをリカバリする」を参照してください。

7.3.1. ジョブの実行 ¶

ユーザ定義の作成によって追加された、ジョブを実行するタスクです。

作成方法の詳細は、「IM-LogicDesigner ユーザ定義説明」を参照してください。

タスクとしての入力値・出力値は、実行対象のプロセスのものに従います。

UiPath Orchestratorのフォルダー機能が有効である場合、このタスクの実行にはフォルダーの指定が必要です。

このタスクより前に「フォルダーの切り替え」タスクを配置し、指定してください。

「フォルダーの切り替え」が配置されていない場合には、ユーザ定義作成時に選択したフォルダーが用いられます。

コラム

ユーザ定義作成時に「非同期実行」がチェックされていなかった場合、同期的に実行されます。

すなわち、ジョブが完了するまでの間ロジックフローの実行はこのタスクにて停止し、ジョブが完了すると再開します。

「非同期実行」がチェックされていた場合、非同期的に実行されます。
すなわち、ロジックフローの実行はこのタスクにて停止せず、先に進みます。
このタスクの出力値が入力値としてマッピングされている別のタスクに到達した場合、ジョブが完了するまでの間ロジックフローの実行はそのタスクにて停止し、ジョブが完了すると再開します。

7.3.2. ジョブステータスの取得 ¶

UiPathジョブステータスを取得するタスクです。

UiPath Orchestratorのフォルダー機能が有効である場合、このタスクの実行にはフォルダーの指定が必要です。

このタスクより前に「フォルダーの切り替え」タスクを配置し、指定してください。

7.3.2.1. 入力値 ¶

im_uipathGetJobStatus <object>
 └─ id <integer> *

項目名	必須/任意	型	配列/リスト	説明
im_uipathGetJobStatus	任意	object	なし	-
id	必須	integer	なし	ジョブID

7.3.2.2. 出力値 ¶

im_uipathGetJobStatus <object>
  ├─ batchExecutionKey <string>
  ├─ creationTime <string>
  ├─ endTime <string>
  ├─ hostMachineName <string>
  ├─ id <integer>
  ├─ info <string>
  ├─ inputArguments <map>
  ├─ key <string>
  ├─ outputArguments <map>
  ├─ releaseName <string>
  ├─ source <string>
  ├─ sourceType <string>
  ├─ startTime <string>
  ├─ startingScheduleId <integer>
  ├─ state <string>
  └─ type <string>

項目名	型	配列/リスト	説明
im_uipathGetJobStatus	object	なし	-
batchExecutionKey	string	なし	バッチの実行ID
creationTime	string	なし	ジョブが作成された日時
endTime	string	なし	ジョブの完了日時
hostMachineName	string	なし	プロセスが実行されたマシン名
id	string	なし	ジョブID
info	string	なし	ジョブの実行状態に関する補足説明
inputArguments	map	なし	ジョブ実行時の入力値
key	string	なし	ジョブの実行ごとに一意となる文字列
outputArguments	string	なし	ジョブ実行結果の出力値
releaseName	string	なし	プロセス名
source	string	なし	ジョブのソースコード
sourceType	string	なし	ジョブのソースタイプ
startTime	string	なし	ジョブの開始日時
startingScheduleId	integer	なし	スケジュールID
state	string	なし	ステータス
type	string	なし	タイプ

コラム

ジョブのステータスについてはUiPath Orchestratorのガイド内の以下のページを参照してください。

「UiPath Orchestrator ジョブのステート」

7.3.3. キューアイテムを追加 ¶

UiPath Orchestratorのキューに対してトランザクションアイテムを追加するタスクです。

UiPath Orchestratorのフォルダー機能が有効である場合、このタスクの実行にはフォルダーの指定が必要です。

このタスクより前に「フォルダーの切り替え」タスクを配置し、指定してください。

7.3.3.1. 入力値 ¶

im_uipathAddQueueItem <object>
 ├─ name <string> *
 ├─ priority <string>
 ├─ specificContent <map>
 ├─ deferDate <string>
 ├─ dueDate <string>
 └─ reference <string>

項目名	必須/任意	型	配列/リスト	説明
im_uipathAddQueueItem	任意	object	なし	-
name	必須	string	なし	キュー名
priority	任意	string	なし	優先度 `High` `Normal` `Low` のいずれかを指定してください。
specificContent	任意	map	なし	アイテムの内容
deferDate	任意	string	なし	延期（ISO8601形式の日付フォーマット）
dueDate	任意	string	なし	締め切り（ISO8601形式の日付フォーマット）
reference	任意	string	なし	参照

7.3.3.2. 出力値 ¶

im_uipathAddQueueItem <object>
 ├─ queueDefinitionId <integer>
 ├─ processingException <object>
 |   ├─ reason <string>
 |   ├─ details <string>
 |   ├─ type <string>
 |   ├─ associatedImageFilePath <string>
 |   └─ creationTime <string>
 ├─ specificContent <map>
 ├─ output <object>
 |   └─ dynamicProperties <map>
 ├─ outputData <string>
 ├─ status <string>
 ├─ reviewStatus <string>
 ├─ reviewerUserId <integer>
 ├─ key <string>
 ├─ reference <string>
 ├─ processingExceptionType <string>
 ├─ dueDate <string>
 ├─ priority <string>
 ├─ deferDate <string>
 ├─ startProcessing <string>
 ├─ endProcessing <string>
 ├─ secondsInPreviousAttempts <integer>
 ├─ ancestorId <integer>
 ├─ retryNumber <integer>
 ├─ specificData <string>
 ├─ creationTime <string>
 ├─ progress <string>
 ├─ rowVersion <string>
 └─ id <integer>

項目名	型	配列/リスト	説明
im_uipathAddQueueItem	object	なし	-
queueDefinitionId	integer	なし	キューID
processingException	object	なし
reason	string	なし
details	string	なし
type	string	なし
associatedImageFilePath	string	なし
creationTime	string	なし
specificContent	map	なし	アイテムの内容
output	object	なし	アイテムの処理結果（通常、キューアイテム追加時にはまだ処理されていないため存在しません）
dynamicProperties	map	なし
outputData	string	なし	アイテムの処理結果のJSON文字列（通常、キューアイテム追加時にはまだ処理されていないため存在しません）
status	string	なし
reviewStatus	string	なし
reviewerUserId	integer	なし
key	string	なし
reference	string	なし	参照
processingExceptionType	string	なし
dueDate	string	なし	締め切り
priority	string	なし	優先度
deferDate	string	なし	延期
startProcessing	string	なし
endProcessing	string	なし
secondsInPreviousAttempts	integer	なし
ancestorId	integer	なし
retryNumber	integer	なし
specificData	string	なし	アイテムの内容のJSON文字列
creationTime	string	なし
progress	string	なし
rowVersion	string	なし	行バージョン
id	integer	なし	アイテムID

7.3.4. フォルダーの切り替え ¶

他のUiPathタスクで操作対象としたいフォルダーを指定するためのタスクです。

このタスクを配置したロジックフローにおいて、このタスク以降のUiPathタスクに影響します。

コラム

UiPath Orchestratorがフォルダー機能が存在しないバージョンであるか、または、フォルダー機能が設定で有効化されていない場合は、このタスクを実行できません。

7.3.4.1. 入力値 ¶

im_uipathSwitchFolder <object>
 └─ fullyQualifiedName <string> *

項目名	必須/任意	型	配列/リスト	説明
im_uipathSwitchFolder	任意	object	なし	-
fullyQualifiedName	必須	string	なし	フォルダーの完全修飾名です。例）フォルダー `parent` 内のフォルダー `child` を指定する場合、`parent/child`

7.3.4.2. 出力値 ¶

im_uipathSwitchFolder <any>

項目名	型	配列/リスト	説明
im_uipathSwitchFolder	object	なし	出力値として利用可能な値はありません。

目次