IM-RPA 利用ガイド 第7版 2023-10-01

IM-RPA 利用ガイド 第7版 2023-10-01

3. IM-RPAとは

3.1. 概要

IM-RPAは、WinActor, BizRobo!, UiPathとの接続を容易に行うための IM-LogicDesignerタスクを提供します。
IM-LogicDesignerを介す事により、IM-Workflowや、IM-BPMといった機能との連携を容易にします。
IM-RPAを利用することにより、業務プロセス中に任意のロボットを組み込み業務の自動化を推進します。

3.2. WinActor

WinActorは、NTTグループにより開発・利用されてきた長い歴史と豊富な導入実績に裏打ちされた機能を備えた純国産「RPA」ソリューションです。
WinActor連携タスクでは、複数の WinActorクライアントをグループ化し、シナリオの実行を行うことが可能です。

3.3. BizRobo!

BizRobo!は、ホワイトカラーの生産性を革新する、ソフトウェアロボット(Digital Labor)の導入・運用を支援するデジタルレイバープラットフォームです。
「ロボット」と「IT」によって、ホワイトカラーをルーティンワークから解放し、企業を始め社会全体の生産性向上を図り、未来の働き方を変えていきます。
BizRobo!連携タスクでは BizRobo!に対して、シナリオのアップロード、シナリオの実行等を行うことが可能です。
これにより、 IM-Workflowにより承認されたシナリオを BizRobo!へアップロードすると言った使い方により、ロボットの統制を行うことも可能です。

3.4. UiPath

UiPathは、気軽にRPAロボットを作成・実行できるUiPath Studioと、作成したロボットを組織全体で管理・運用するUiPath Orchestratorを備えるRPA製品です。
UiPath連携タスクでは UiPath Orchestratorに対して、ジョブの実行等を行うことが可能です。
UiPath Orchestratorを介することにより、ロボット実行の非同期化が可能となり、これにより大規模なロボット運用をより柔軟に行うことが可能です。