IM-RPA 利用ガイド 第7版 2023-10-01

IM-RPA 利用ガイド 第7版 2023-10-01

4. intra-mart Accel Platformとの連携

4.1. intra-mart Accel Platformの製品群と各RPA製品の連携について

IM-RPA では、IM-LogicDesignerの「ロボット実行用タスク」を使用して各RPA製品のロボットを実行することが可能です。
intra-mart Accel Platformの製品群には、BPMやワークフローを簡単に作成・実行できるIM-BPM、IM-Workflow、ローコード画面開発ツールIM-BloomMaker、コミュニケーションツールのIMBox、その他グループウェア、帳票作成、文書管理、ポータルなど様々なラインナップがあり、そのほぼすべてがIM-LogicDesignerのロジックフローを呼び出すことが可能です。
すなわち、 intra-mart Accel Platformの製品群は全て、IM-RPAを利用することで、各RPA製品のロボットと連携できるということです。
さらに、 IM-LogicDesignerは柔軟で堅牢な権限管理機能「認証認可機能」を持ち、これにより適切な権限でロボットを実行可能です。

4.1.1. 全体図

以下は、intra-mart Accel Platform製品群から各RPA製品への連携の全体図です。
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図:連携の全体図

4.2. 連携フロー概要

IM-LogicDesignerの「ロボット実行用タスク」は、連携するRPA製品によって、呼び出し方や条件に違いがあります。
ここでは、RPA製品ごとの呼び出し方の違いを説明します。
実際の設定方法については、後述する各RPA製品との連携章を参照してください。

4.2.1. WinActorとの連携フロー

WinActorの実行はIM-LogicDesignerの「エージェント呼び出し」タスクにて行います。
WinActor連携では、エージェント呼び出し時にロボットのシナリオ、およびロボットとの入出力パラメータを格納したデータファイルを配布します。
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図:WinActorの実行シーケンス

コラム

「エージェント呼び出し」タスクは、同期処理として実行されます。
すなわち、ロボットの実行が終わるまで、タスクの処理は継続します。

4.2.2. BizRobo!との連携フロー

BizRobo!の実行はIM-LogicDesignerの「BizRobo!ユーザ定義」タスクにて、Management Consoleを介して行います。
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図:BizRobo!の実行シーケンス

コラム

「BizRobo!ユーザ定義」タスクは、同期処理として実行されます。

4.2.3. UiPathとの連携フロー

UiPathの実行はIM-LogicDesignerの「UiPathユーザ定義」タスクにて、UiPath Orchestratorを介して行います。
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図:UiPathの実行シーケンス

コラム

「UiPathユーザ定義」タスクは、同期/非同期処理で実行可能です。

4.3. 各RPA連携方法のまとめ

各RPA製品と連携する際の構成と、連携方法をまとめたものが以下の通りです。
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図:RPAごとの連携方法まとめ

4.3.1. パラメータ等の連携について

いずれのRPA製品も、ロボットの呼び出しとIN/OUTパラメータの連携は可能です。
具体的な方法については、RPA製品ごとに違いがあります。詳細は、各RPA製品のチュートリアルを参照してください。
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図:パラメータ等の連携についてまとめ