スクリプト開発モデルルーティング設定¶
概要¶
URLに対して、スクリプト開発モデルの処理のマッピングを行うための設定を行います。
モジュール テナント管理機能 フォーマットファイル(xsd) WEB-INF/schema/routing-jssp-config.xsd 設定場所 WEB-INF/conf/routing-jssp-config/{任意のファイル名}.xml <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <routing-jssp-config xmlns="http://www.intra-mart.jp/router/routing-jssp-config" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xsi:schemaLocation="http://www.intra-mart.jp/router/routing-jssp-config ../schema/routing-jssp-config.xsd "> <authz-default uri="service://application/default" action="execute" /> <file-mapping path="/user/application/main" page="user/application/view/main" /> <file-mapping path="/user/application/list" page="user/application/view/list" from="user/application/view/main" action="access"> <authz mapper="sample-mapper"> <param key="foo" value="FOO" /> <param key="bar" value="BAR" /> </authz> </file-mapping> <file-mapping path="/user/application/process/create" page="user/application/ajax/process" action="create"> <authz uri="service://application/update" action="execute" /> </file-mapping> <file-mapping path="/user/application/process/update" page="user/application/ajax/process" action="update"> <authz uri="service://application/update" action="execute" /> </file-mapping> <file-mapping path="/user/application/process/delete" page="user/application/ajax/process" action="delete"> <authz uri="service://application/update" action="execute" /> </file-mapping> </routing-jssp-config>
リファレンス¶
デフォルト認可設定¶
タグ名 authz-default 同じ設定ファイル上でのデフォルトの認可設定を行います。
【設定項目】
<routing-jssp-config> <authz-default uri="service://application/default" action="execute" /> </routing-jssp-config>
必須項目 × 複数設定 × 設定値・設定する内容 なし 単位・型 なし 省略時のデフォルト値 なし 親タグ routing-jssp-config 【属性】
属性名 説明 必須 デフォルト値 uri 認可リソースURIを指定します。 × なし action 認可アクションを指定します。 × なし mapper 認可リソースマッパーを指定します。使用可能な値はauthz-resource-mapper設定で設定済みの値です。× なし 注意
この設定は、以下のいずれかの設定を行う必要があります。uri属性とaction属性mapper属性注意
authz-defaultタグを省略した場合、file-mappingタグ、folder-mappingタグにauthzタグを必ず指定する必要があります。
ファイルマッピング設定¶
タグ名 file-mapping URLとスクリプト開発モデルのプログラムのマッピングを行います。
【設定項目】
<routing-jssp-config> <authz-default uri="service://application/default" action="execute" /> <file-mapping path="/user/application/main" page="user/application/view/main" /> <file-mapping path="/user/application/list" page="user/application/view/list" from="user/application/view/main" action="access"> ... </file-mapping> </routing-jssp-config>
必須項目 × 複数設定 ○ 設定値・設定する内容 なし 単位・型 なし 省略時のデフォルト値 なし 親タグ routing-jssp-config 【属性】
属性名 説明 必須 デフォルト値 path マッピングを行うURLを指定します。値の末尾に ワイルドカード 「*」 を指定することが可能です。値に {<識別子>} を記述することでURLの途中の値がリクエスト・パラメータとしてスクリプト開発モデルのプログラム中で使用可能です。例: /sample/view/{dataId}○ なし page マッピングを行うスクリプト開発モデルのプログラムを指定します。 ○ なし action page属性で指定されたプログラムで定義されている関数名を指定します。from属性が指定されている場合は、page属性ではなくfrom属性で指定されているプログラムで定義されている関数名を指定します。× なし from action属性で指定した関数を呼び出すプログラムを指定します。 × なし client-type マッピングが有効となるクライアントタイプを指定します。省略時は、すべてのクライアントタイプにおいて有効なマッピングになります。× なし コラム
page, from 属性で指定するスクリプト開発モデルのプログラムはスクリプト開発モデルプログラムのソースディレクトリからの相対パス形式です。デフォルトではWEB-INF/jssp/srcからの相対パス形式です。
フォルダマッピング設定¶
タグ名 folder-mapping URLのパターンとスクリプト開発モデルのプログラムのマッピングを行います。特定のスクリプト開発モデルのプログラムのディレクトリ配下すべてのプログラムがマッピングされます。【設定項目】
<routing-jssp-config> <folder-mapping path-prefix="/user/application" folder="user/application"> ... </folder-mapping> </routing-jssp-config>
必須項目 × 複数設定 ○ 設定値・設定する内容 なし 単位・型 なし 省略時のデフォルト値 なし 親タグ routing-jssp-config 【属性】
属性名 説明 必須 デフォルト値 path-prefix マッピングを行うURLを指定します。 ○ なし folder マッピングを行うスクリプト開発モデルのプログラムのディレクトリ指定します。 ○ なし client-type マッピングが有効となるクライアントタイプを指定します。省略時は、すべてのクライアントタイプにおいて有効なマッピングとして扱われます。× なし 注意
この設定を使用するとルーティングに時間が掛かる、スクリプト開発モデルのプログラムが存在しない場合にサーバエラーが発生するなどの弊害が存在するため、運用時の利用は推奨されません。使用するスクリプト開発モデルのプログラムに対してfile-mappingを記述してください。
認可設定¶
タグ名 authz 認可設定
【設定項目】
<routing-jssp-config> <file-mapping path="/user/application/list" page="user/application/view/list" from="user/application/view/main" action="access"> <authz mapper="sample-mapper"> ... </authz> </file-mapping> <file-mapping path="/user/application/process/create" page="user/application/ajax/process" action="create"> <authz uri="service://application/update" action="execute" /> </file-mapping> </routing-jssp-config>
必須項目 × 複数設定 × 設定値・設定する内容 なし 単位・型 なし 省略時のデフォルト値 なし 親タグ file-mappingfolder-mapping【属性】
属性名 説明 必須 デフォルト値 uri 認可リソースURIを指定します。 × なし action 認可アクションを指定します。 × なし mapper 認可リソースマッパーを指定します。使用可能な値はルーティング用 認可リソースマッパー設定で設定済みの値です。× なし コラム
authz-defaultタグが指定されていて、かつ、file-mappingタグまたはfolder-mappingタグにauthzタグが指定されていた場合、authzタグの認可設定が優先されます。
注意
この設定は、以下のいずれかの設定を行う必要があります。uri属性とaction属性mapper属性
認可パラメータ¶
タグ名 param 認可リソースマッパーに対するパラメータを設定します。親タグにmapper属性が指定されていない場合は無視されます。【設定項目】
<routing-jssp-config> <file-mapping path="/user/application/list" page="user/application/view/list" from="user/application/view/main" action="access"> <authz mapper="sample-mapper"> <param key="foo" value="FOO" /> <param key="bar" value="BAR" /> </authz> </file-mapping> </routing-jssp-config>
必須項目 × 複数設定 ○ 設定値・設定する内容 なし 単位・型 なし 省略時のデフォルト値 なし 親タグ authzauthz-default【属性】
属性名 説明 必須 デフォルト値 key パラメータのキーを指定します。 ○ なし value パラメータの値を指定します。 ○ なし