4.2. Web Application Server¶
本書では、 Resin を利用します。
4.2.2. Resin のインストール¶
ダウンロードした Resin を任意のパスに展開します。
コラム
本書では、以下のパスに展開します。「C:/Resin」展開されたフォルダ名を resin-pro-4.0.xx から Resin に変更してください。注意
Resin を起動するためには 「.NET Framework 3.5」 が必要です。Windows Server 2012 環境では、「.NET Framework 4.5」のみインストールされているため、「.NET Framework 3.5」 のセットアップを行ってください。詳細は「intra-mart Accel Platform セットアップガイド」-「.NET Framework のセットアップ」を参照してください。
4.2.3. Resin の設定¶
<C:/Resin/conf/resin.properties> ファイルを開きます。
コラム
resin.propertiesを開くには、テキストエディタが必要です。
「jvm_args」プロパティに、インストール環境に応じたメモリ値、ヒープの最大サイズを設定します。本書では、以下の値を設定します。# Arg passed directly to the JVM jvm_args : -Xmx2048m -Dfile.encoding=UTF-8注意
設定する値は「2048m」以上にしてください。「2048m」より小さい値を設定した場合、正常に動作しない恐れがあります。
4.2.4. Resin の起動¶
注意
Resin を起動するためには 「.NET Framework 3.5」 が必要です。Windows Server 2012 環境では、「.NET Framework 4.5」のみインストールされているため、「.NET Framework 3.5」 のセットアップを行ってください。詳細は「intra-mart Accel Platform セットアップガイド」-「.NET Framework のセットアップ」を参照してください。
<C:\ Resin\resin.exe> ファイルをダブルクリックします。「起動停止」画面とコンソールが表示されます。コンソールに以下のメッセージが表示されたら起動は完了です。
[12-07-02 18:30:00.000] {main} http listening to *:8080 [12-07-02 18:30:00.000] {main} [12-07-02 18:30:00.000] {main} Resin[id=app-0] started in 55480msコラム
Resin の停止
コラム
Resin の起動時にポートが重複している旨のエラーが発生する場合、Resin の停止後、ポート番号の設定を変更してください。java.lang.RuntimeException: java.net.BindException: Address already in use: JVM_Bind Can't bind to *:8080. Check for another server listening to that port.「app.http」プロパティに設定されている「8080」を、「8081」などの使用されていないポート番号に変更してください。# Set HTTP and HTTPS ports. # Use overrides for individual server control, for example: app-0.http : 8081 app.http : 8081変更が完了したら、Resin を再起動してください。次は、「 データベース 」へ進みます。