7.2.3. IM-BloomMakerを利用してアドオンのプロセス一覧画面を作成する(3)¶
IM-LogicDesignerのロジックフローで「ユーザが定義した業務テーブル」と「IM-BPMのテーブル」を結合して情報を取得し、テーブルコンポーネントへデータバインディングし表示する画面をIM-BloomMakerで作成するサンプルです。
本サンプルの要旨
IM-BloomMakerを使用して画面を作成します。
「ユーザが定義した業務テーブル」と「IM-BPMのテーブル」を結合して取得する処理をIM-LogicDesignerを使用して定義し、IM-BloomMakerを使用して作成した画面より呼び出し、取得した情報を表示します。
- 本サンプルの確認方法
- 本サンプルの構成資材
- IM-LogicDesigner 定義情報(im_logicdesigner-data-bloommaker_addon_process_list_join_table.zip)の詳細
- IM-BPM定義情報(im_bpm-bloommaker_addon_process_list_join_table.zip)の詳細
- IM-BloomMaker定義情報(im_bloommaker-data-bloommaker_addon_process_list_join_table.zip)の詳細
- IM-Authz(認可) ポリシー - XML形式定義情報(authz-policy-bloommaker_addon_process_list_join_table-BM.xml)の詳細
- IM-Authz(認可) ポリシー - XML形式定義情報(authz-policy-bloommaker_addon_process_list_join_table-LD.xml)の詳細
注意
本サンプルは、intra-mart Accel Platformに「IM-BloomMaker for Accel Platform」モジュールが組み込まれている環境上で動作することを前提としています。
また、各プロダクトのバージョンは下記を想定しています。
- intra-mart Accel Platform : 2020 Summer(Zephirine)
- IM-BPM for Accel Platform : 8.0.12
- IM-BloomMaker for Accel Platform : 8.0.3
注意
本サンプルのSQL定義は PostgreSQLでのみ動作するサンプルです。
7.2.3.1. 本サンプルの確認方法¶
- 「本サンプルの構成資材」 の資材をそれぞれ組み込み/インポート、または、データベース上に作成してください。
- 全ての資材のインポートと作成が完了したのち、「サイトマップ」→「BloomMaker」→「ルーティング定義一覧」より「ルーティング定義一覧」画面へ遷移します。
- IM-BloomMakerのルーティング「【チュートリアル】routing_addon_process_list_join_table」の「URL」に定義されたパスにアクセスすることで、IM-BloomMakerを使用して作成された「プロセス一覧」画面が表示されます。
- 「プロセス一覧」画面では、IM-LogicDesignerのロジックフローで取得された「ユーザが定義した業務テーブル」と「IM-BPMのテーブル」を結合した情報を閲覧できます。
- この画面は「IM-BPM管理者」権限をもつユーザが参照できます。
7.2.3.2. 本サンプルの構成資材¶
サンプル業務テーブル「im_bpm_bloommaker_sample」作成用DDL(PostgreSQLの例)CREATE TABLE im_bpm_bloommaker_sample ( id varchar(64) NOT NULL PRIMARY KEY, proc_inst_id_ varchar(64), value1 varchar(255), value2 varchar(255) ) IM-LogicDesigner定義情報 IM-BloomMaker定義情報 IM-Authz(認可) ポリシー - XML形式定義情報
コラム
ユーザ定義テーブルの作成方法について
ユーザ定義テーブルの作成手順は「システム管理者操作ガイド」-「SQLを実行する」を参照してください。
接続先を選択可能な場合、「テナントデータベース」を選択してください。
コラム
コラム
コラム
IM-BloomMaker定義情報のインポートについて
インポート手順は「IM-BloomMaker for Accel Platform ユーザ操作ガイド」-「定義ファイルをインポートする」を参照してください。
コラム
IM-Authz(認可) ポリシー - XML形式定義情報のインポートについて
インポート手順は「IM-Authz(認可)インポート・エクスポート仕様書」-「ポリシー - XML形式」を
パブリックストレージへのファイルの配置は「システム管理者操作ガイド」-「ファイル操作」を参照してください。
また、ジョブネット「認可(ポリシー)インポート」の実行時に実行パラメータfile を追加し、値に上記の認可ファイルのパブリックストレージ上のパスを指定してください。
または、パブリックストレージへの配置の際にファイル名をauthz-policy.xmlへリネームしてパブリックストレージのルート直下に配置し、ジョブを実行してください。
コラム
IM-BPMのテーブル定義情報について
IM-BPMのテーブル定義情報は「intra-mart Accel Series ドキュメントライブラリ IM-BPM」より下記のテーブル定義書をダウンロードして参照してください。
7.2.3.3. IM-LogicDesigner 定義情報(im_logicdesigner-data-bloommaker_addon_process_list_join_table.zip)の詳細¶
テーブル「im_bpm_bloommaker_sample」とIM-BPMのテーブルを結合して取得した情報を返却するIM-LogicDesignerのロジックフローとそのIM-LogicDesignerのロジックフローへのルーティング定義を含む資材です。
7.2.3.3.1. IM-LogicDesignerのロジックフロー定義¶
- 「【チュートリアル】insert_user_table」テーブル「im_bpm_bloommaker_sample」へプロセスの情報や、業務の固有データなどをインサートするIM-LogicDesignerのロジックフローです。このIM-LogicDesignerのロジックフローは後述のプロセス「insert_user_table」を開始することで呼び出せます。
- 「【チュートリアル】select_process_with_user_table」テーブル「im_bpm_bloommaker_sample」と「IM-BPMのテーブル」を結合して情報を取得するIM-LogicDesignerのロジックフローです。
7.2.3.3.2. IM-LogicDesignerのロジックフローのルーティング定義¶
- 「process_join」IM-LogicDesignerのロジックフロー「【チュートリアル】select_process_with_user_table」へアクセスするためのURLなどの情報を定義するルーティング定義情報です。
7.2.3.3.3. IM-LogicDesignerのロジックフローのユーザ定義¶
- 「【チュートリアル】exec_insert_user_table_sql」テーブル「im_bpm_bloommaker_sample」へデータをインサートするためのユーザ定義タスクです。IM-LogicDesignerのロジックフロー「【チュートリアル】insert_user_table」内で使用されます。
- 「【チュートリアル】exec_count_with_user_table_sql」テーブル「im_bpm_bloommaker_sample」と「IM-BPMのテーブル」を結合した情報の件数を取得するためのユーザ定義タスクです。IM-LogicDesignerのロジックフロー「【チュートリアル】select_process_with_user_table」内で使用されます。
- 「【チュートリアル】exec_select_with_user_table_sql」テーブル「im_bpm_bloommaker_sample」と「IM-BPMのテーブル」を結合して情報を取得するためのユーザ定義タスクです。IM-LogicDesignerのロジックフロー「【チュートリアル】select_process_with_user_table」内で使用されます。
7.2.3.4. IM-BPM定義情報(im_bpm-bloommaker_addon_process_list_join_table.zip)の詳細¶
テーブル「im_bpm_bloommaker_sample」へ情報をインサートする処理を伴うプロセスのサンプルを含む資材です。
7.2.3.4.1. IM-BPMのプロジェクト¶
- 「【チュートリアル】addon_process_list_join_table」本サンプルで使用するプロセスを格納するためのプロジェクトです。
7.2.3.4.2. IM-BPMのプロセス定義¶
- 「insert_user_table」テーブル「im_bpm_bloommaker_sample」へプロセスの情報や業務の固有データなどをインサートするIM-LogicDesignerのロジックフローを呼び出すプロセス定義です。プロジェクト「【チュートリアル】addon_process_list_join_table」に格納されています。
7.2.3.4.3. IM-BPMのデプロイメント¶
- 「【チュートリアル】addon_process_list_join_table-deployment」本サンプルで使用するプロセス定義のデプロイメント定義情報です。
コラム
7.2.3.5. IM-BloomMaker定義情報(im_bloommaker-data-bloommaker_addon_process_list_join_table.zip)の詳細¶
IM-LogicDesignerとIM-BloomMakerを使用して、テーブル「im_bpm_bloommaker_sample」とIM-BPMのテーブルを結合して取得した情報を表示するアドオンのプロセス一覧画面の定義と、その画面へのルーティングを定義する資材です。
7.2.3.5.1. IM-BloomMakerのコンテンツ¶
- 「BPMチュートリアル」-「【チュートリアル】addon_process_list_join_table」IM-LogicDesignerのロジックフロー「【チュートリアル】select_process_with_user_table」を呼び出すアクションの定義やボタンクリックなどの画面イベントの定義、レイアウト等の情報を含む、画面の定義情報です。
コラム
IM-BloomMakerのテーブルエレメントの使い方については、下記の記事も併せて参照してください。
IM-BloomMaker「繰り返しエレメントでの変数の使い方」について
IM-BloomMaker「繰り返しエレメントでの変数の使い方」の詳細については「intra-mart Developer Site」-「IM-BloomMaker 繰り返しエレメントでの変数の使い方」を参照してください。
IM-BloomMaker「カスタムスクリプト内で $im.resolve を使った一覧画面の作成」について
IM-BloomMaker「カスタムスクリプト内で $im.resolve を使った一覧画面の作成」の詳細については「intra-mart Developer Site」-「IM-BloomMaker のカスタムスクリプト内で $im.resolve を使った一覧画面の作成」を参照してください。
7.2.3.5.2. IM-BloomMakerのルーティング¶
- 「BPMチュートリアル」-「【チュートリアル】routing_addon_process_list_join_table」コンテンツ「【チュートリアル】addon_process_list_join_table」へアクセスするためのURLの指定や、アクセスする際に呼び出される前処理などの情報を定義するルーティング定義情報です。
7.2.3.6. IM-Authz(認可) ポリシー - XML形式定義情報(authz-policy-bloommaker_addon_process_list_join_table-BM.xml)の詳細¶
IM-BloomMakerのルーティング「【チュートリアル】routing_addon_process_list_join_table」に対する認可設定です。
本サンプルでは「IM-BPM管理者」に対し「参照」権限を付与します。
コラム
IM-BloomMakerのルーティングの認可について
ルーティングの認可設定手順は「IM-BloomMaker for Accel Platform チュートリアルガイド」-「ルーティングの認可を設定する」を参照してください。
7.2.3.7. IM-Authz(認可) ポリシー - XML形式定義情報(authz-policy-bloommaker_addon_process_list_join_table-LD.xml)の詳細¶
IM-LogicDesignerのルーティング「process_join」に対する認可設定です。
本サンプルでは「IM-BPM管理者」に対し「参照」権限を付与します。
コラム