IM-BPM for Accel Platform IM-BPM チュートリアルガイド 第19版 2024-04-01

7.2.1. IM-BloomMakerを利用してアドオンのプロセス一覧画面を作成する(1)

IM-BPM REST APIでプロセスインスタンスの情報を取得し、テーブルコンポーネントへデータバインディングし表示する画面をIM-BloomMakerで作成するサンプルです。

本サンプルの要旨

  • IM-BloomMakerを使用して画面を作成します。

  • IM-BPM REST APIをIM-BloomMakerを使用して作成した画面より呼び出し、取得した情報を表示します。

    ../../../../_images/bloommaker_addon_process_list_01.png
    図 : 「プロセス一覧」

注意

本サンプルは、intra-mart Accel Platformに「IM-BloomMaker for Accel Platform」モジュールが組み込まれている環境上で動作することを前提としています。
また、各プロダクトのバージョンは下記を想定しています。
  • intra-mart Accel Platform : 2020 Summer(Zephirine)
  • IM-BPM for Accel Platform : 8.0.12
  • IM-BloomMaker for Accel Platform : 8.0.3

7.2.1.1. 本サンプルの確認方法

  1. 本サンプルの構成資材」 の資材をそれぞれ組み込み/インポートしてください。
  2. 全ての資材のインポートが完了したのち、「サイトマップ」→「BloomMaker」→「ルーティング定義一覧」より「ルーティング定義一覧」画面へ遷移します。
  3. IM-BloomMakerのルーティング「【チュートリアル】routing_addon_process_list」の「URL」に定義されたパスにアクセスすることで、IM-BloomMakerを使用して作成された「プロセス一覧」画面が表示されます。
  4. 「プロセス一覧」画面では、IM-BPM REST APIを使用して取得された情報を閲覧できます。
  5. この画面は「IM-BPM管理者」権限をもつユーザが参照できます。

7.2.1.2. 本サンプルの構成資材

コラム

IM-LogicDesigner定義情報のインポートについて

インポート手順は「IM-LogicDesigner ユーザ操作ガイド」-「インポートを行う」を参照してください。

コラム

IM-BloomMaker定義情報のインポートについて

インポート手順は「IM-BloomMaker for Accel Platform ユーザ操作ガイド」-「定義ファイルをインポートする」を参照してください。

コラム

IM-Authz(認可) ポリシー - XML形式定義情報のインポートについて

インポート手順は「IM-Authz(認可)インポート・エクスポート仕様書」-「ポリシー - XML形式」を参照してください。
パブリックストレージへのファイルの配置は「システム管理者操作ガイド」-「ファイル操作」を参照してください。
また、ジョブネット「認可(ポリシー)インポート」の実行時に実行パラメータfile を追加し、値に上記の認可ファイルのパブリックストレージ上のパスを指定してください。
または、パブリックストレージへの配置の際にファイル名をauthz-policy.xmlへリネームしてパブリックストレージのルート直下に配置し、ジョブを実行してください。

7.2.1.3. IM-LogicDesigner 定義情報(im_logicdesigner-data_timezone.zip)の詳細

ユーザのアカウント情報に紐づくタイムゾーンの設定より、タイムゾーンにもとづいたオフセット値を取得するIM-LogicDesignerのロジックフローを含む資材です。取得されたオフセット値より、システム内部で保持している時刻情報からタイムゾーンにもとづいた時刻を計算し画面表示を行います。

7.2.1.3.1. IM-LogicDesignerのロジックフロー定義

  • 「BPMチュートリアル」-「【チュートリアル】get_user_timezone_offset」
    ユーザのコンテキスト情報からタイムゾーンにもとづいたオフセット値を取得して返却するIM-LogicDesignerのロジックフローです。

7.2.1.3.2. ユーザ定義

  • 「BPMチュートリアル」-「【チュートリアル】get_timezone_offset」
    タイムゾーンからオフセット値を取得するためのユーザ定義タスクです。
    IM-LogicDesignerのロジックフロー「【チュートリアル】get_user_timezone_offset」内で使用されます。

7.2.1.4. IM-BloomMaker定義情報(im_bloommaker-data-bloommaker_addon_process_list.zip)の詳細

IM-BPM REST APIとIM-BloomMakerを使用してアドオンのプロセス一覧画面の定義と、その画面へのルーティングを定義する資材です。

7.2.1.4.1. IM-BloomMakerのコンテンツ

  • 「BPMチュートリアル」-「【チュートリアル】addon_process_list」
    IM-BPM REST API「プロセスインスタンス検索」を呼び出すアクションの定義やボタンクリックなどの画面イベントの定義、レイアウト等の情報を含む、画面の定義情報です。

コラム

IM-BPM REST API「プロセスインスタンス検索」について

IM-BPM REST API「プロセスインスタンス検索」の詳細については「APIドキュメント」-「プロセスインスタンス検索」を参照してください。

コラム

IM-BloomMakerのテーブルエレメントの使い方については、下記の記事も併せて参照してください。

IM-BloomMaker「繰り返しエレメントでの変数の使い方」について

IM-BloomMaker「繰り返しエレメントでの変数の使い方」の詳細については「intra-mart Developer Site」-「IM-BloomMaker 繰り返しエレメントでの変数の使い方」を参照してください。

IM-BloomMaker「カスタムスクリプト内で $im.resolve を使った一覧画面の作成」について

IM-BloomMaker「カスタムスクリプト内で $im.resolve を使った一覧画面の作成」の詳細については「intra-mart Developer Site」-「IM-BloomMaker のカスタムスクリプト内で $im.resolve を使った一覧画面の作成」を参照してください。

7.2.1.4.2. IM-BloomMakerのルーティング

  • 「BPMチュートリアル」-「【チュートリアル】routing_addon_process_list」
    コンテンツ「【チュートリアル】addon_process_list」へアクセスするためのURLの指定や、アクセスする際に呼び出される前処理などの情報を定義するルーティング定義情報です。
    本サンプルでは前処理としてIM-LogicDesignerのロジックフロー「【チュートリアル】get_user_timezone_offset」を呼び出します。
    「【チュートリアル】get_user_timezone_offset」は日付の出力に使用するユーザ毎のタイムゾーンにもとづいたオフセット値を取得する処理です。詳細は「IM-LogicDesigner 定義情報(im_logicdesigner-data_timezone.zip)の詳細」を参照してください。

7.2.1.5. IM-Authz(認可) ポリシー - XML形式定義情報(authz-policy-bloommaker_addon_process_list-BM.xml)の詳細

IM-BloomMakerのルーティング「【チュートリアル】routing_addon_process_list」に対する認可設定です。
本サンプルでは「IM-BPM管理者」に対し「参照」権限を付与します。

コラム

IM-BloomMakerのルーティングの認可について

ルーティングの認可設定手順は「IM-BloomMaker for Accel Platform チュートリアルガイド」-「ルーティングの認可を設定する」を参照してください。