IM-PDFDesigner for Accel Platform プログラミングガイド 第22版 2024-04-01

3.4. IM-PDFDesigner for Accel Platform を利用したPDFファイル作成の流れ

IM-PDFDesigner for Accel Platform を利用したPDFファイル作成・開発の流れは次の通りです。

3.4.1. 帳票レイアウトファイルの作成

PDFファイルの雛形を作成する作業です。

帳票デザインツールを使用し、帳票レイアウトファイルを作成します。

作成した帳票レイアウトファイルは、< %PUBLIC_STORAGE_PATH% >配下の任意のフォルダに設置します。

帳票デザインツールごとの、設置対象の帳票レイアウトファイルは、次の通りです。

帳票デザインツール 帳票レイアウトファイル
単票形式 IODOC iodファイル
連票形式 IODBDOC ddlファイル
連票形式 IOCELA clfファイル、または、defファイル

コラム

帳票デザインツールの詳細については、「 帳票デザインツール IOWebDOC について 」を参照してください。

3.4.2. 帳票レイアウトファイルに渡すデータの準備

帳票レイアウトファイルに埋め込むためのデータを準備する作業です。

帳票レイアウトファイルに埋め込むデータを取得します。

CSVファイル、または、DATファイルを使用してデータを指定する場合は、次の作業を行います。

  • 取得したデータを基に、CSVファイルを作成する
  • 取得したデータを基に、DATファイルを作成する

作成したデータファイルは、< %PUBLIC_STORAGE_PATH% >配下の任意のフォルダに設置します。

コラム

埋め込むデータの指定方法については、「 埋め込むデータの指定方法について 」を参照してください。

3.4.3. PDFファイルの作成

IM-PDFDesigner for Accel Platform を使用し、PDFファイルを作成する作業です。

IM-PDFDesigner for Accel Platform のAPIを使用し、PDFファイルを作成するプログラムを作成後、実行します。

プログラムを作成する際、PDFファイルの出力先は、< %PUBLIC_STORAGE_PATH% >配下の任意のフォルダを指定します。

プログラム変数を使用して埋め込むデータを指定する場合は、プログラム変数を使用し、事前に準備したデータを渡すプログラムの作成も必要となります。

注意

プログラムを作成する際、各ファイルパスは、< %PUBLIC_STORAGE_PATH% >からの相対パスで指定してください。

ファイルパスに関する注意点については「 ファイルパスの指定方法について注意してください 」を参照してください。