3.5. サンプル5 月別の案件推移グラフを作成する¶
月別の案件推移グラフを作成します。
3.5.1. このサンプルについて¶
このサンプルでは、月別の案件処理件数の推移を確認できます。対象は全フローの完了、未完了案件です。
3.5.2. このサンプルで参照するテーブルの情報¶
このサンプルで利用するテーブルの情報を説明します。
- 未完了案件テーブル(imw_t_actv_matter)
未完了案件情報を格納するテーブルです。案件毎に1レコード作成されます。作成されたレコードは、案件が完了すると削除され、完了案件テーブル(imw_t_cpl_matter)に対応するレコードが作成されます。
カラム 説明 システム案件ID(system_matter_id) ワークフロー側が案件を一意に特定するためのIDです。フローID(flow_id) フロー定義を一意に特定するためのIDです。ユーザデータID(insert_id) ユーザコンテンツ側が案件を一意に特定するためのID です。アプリケーションのテーブルのユーザデータIDと結合するカラムです。案件番号(matter_number) 画面、帳票でユーザが案件を識別するためのIDです。 申請基準日(apply_base_date) ワークフローが処理を行う際の基準日です。
- 完了案件テーブル(imw_t_cpl_matter)
完了案件情報を格納するテーブルです。案件毎に1レコード作成されます。
カラム 説明 システム案件ID(system_matter_id) ワークフロー側が案件を一意に特定するためのIDです。ユーザデータID(insert_id) ユーザコンテンツ側が案件を一意に特定するためのID です。アプリケーションのテーブルのユーザデータIDと結合するカラムです。案件番号(matter_number) 画面、帳票でユーザが案件を識別するためのIDです。 申請基準日(apply_base_date) ワークフローが処理を行う際の基準日です。
- 月別案件数ビュー(imw_v_matter)
月別の未処理、処理済案件数を表示するビューです。「 サンプル5 月別案件推移グラフ 」よりDDLをダウンロードして、ご利用の環境のDBに登録してください。
コラム
テーブル定義情報の詳細は、「 IM-Workflow テーブル定義書 」を参照してください。
3.5.3. クエリを作成する¶
IM-Workflow の完了案件、未完了案件に対するクエリを作成します。
サイトマップ→「ViewCreator」→「クエリ一覧」をクリックします。 「クエリ一覧」で「新規」をクリックします。 「クエリ名」、「説明」を入力します。 「テーブル一覧」のビュータブから下記のビューを検索し、ドラッグして右側に配置します。 「カラム一覧」に下記のカラムを追加します。一覧画面に表示するカラム名を変更したい場合には、キャプションに表示したい名称を設定します。 追加が終わったら「登録」をクリックします。 以上で、グラフ集計のベースとなるクエリが作成できました。
コラム
案件数が多くグラフ集計の表示に時間がかかる場合は、バッチ処理にてビューで表示している月別案件件数を、別テーブルに格納することを検討してください。