3.4. サンプル4 処理対象者が不在の案件一覧を作成する¶
処理対象者が不在の案件の一覧を作成します。
3.4.1. このサンプルについて¶
このサンプルでは、処理対象者が不在で、案件を完了できなくなった案件の一覧を確認できます。
3.4.2. このサンプルで参照するテーブルの情報¶
このサンプルで利用するテーブルの情報を説明します。
- 未完了案件タスク処理対象者テーブル(imw_t_actv_executable_user)
処理対象者情報を格納するテーブルです。未完了案件未完了タスクテーブルで処理待ちとなっているタスクに対する処理対象者情報が格納されます。
カラム 説明 システム案件ID(system_matter_id) ワークフロー側が案件を一意に特定するためのIDです。ノードID(node_id) ノードを一意に特定するためのIDです。ロケールID(locale_id) ロケールを一意に特定するためのID です。権限者名(auth_user_name) 処理対象者名です。
- 未完了案件テーブル(imw_t_actv_matter)
未完了案件情報を格納するテーブルです。案件毎に1レコード作成されます。作成されたレコードは、案件が完了すると削除され、完了案件テーブル(imw_t_cpl_matter)に対応するレコードが作成されます。
カラム 説明 システム案件ID(system_matter_id) ワークフロー側が案件を一意に特定するためのIDです。フローID(flow_id) フロー定義を一意に特定するためのIDです。ユーザデータID(insert_id) ユーザコンテンツ側が案件を一意に特定するためのID です。アプリケーションのテーブルのユーザデータIDと結合するカラムです。案件番号(matter_number) 画面、帳票でユーザが案件を識別するためのIDです。 申請基準日(apply_base_date) ワークフローが処理を行う際の基準日です。
- 未完了案件未完了タスクテーブル(imw_t_actv_task)
次に処理するワークフローのタスクが格納されるテーブルです。処理待ちとなっているノードのタスクの情報が登録されます。IM-Workflow の処理は、差戻後の承認のように、同一ノードに対して複数回処理できます。タスクテーブルには、ノード上で行われた処理がタスクとして登録されます。
カラム 説明 システム案件ID(system_matter_id) ワークフロー側が案件を一意に特定するためのIDです。ノードID(node_id) ノードを一意に特定するためのIDです。開始日(start_date) タスクが登録された日時です。
- 未完了案件案件ロケールテーブル(imw_t_actv_matter_locale)
ロケール毎に保持する情報を格納するテーブルです。申請時点でロケール毎に1レコード作成されます。フロー名を取得するために利用します。
カラム 説明 システム案件ID(system_matter_id) ワークフロー側が案件を一意に特定するためのIDです。ロケールID(locale_id) ロケールを一意に特定するためのID です。フロー名(flow_name) フロー名です。
コラム
テーブル定義情報の詳細は、「 IM-Workflow テーブル定義書 」を参照してください。
3.4.3. クエリを作成する¶
IM-Workflow の未完了案件に対するクエリを作成します。
サイトマップ→「ViewCreator」→「クエリ一覧」をクリックします。 「クエリ一覧」で「新規」をクリックします。 「クエリ名」、「説明」を入力します。 「テーブル一覧」から下記のテーブルを検索し、テーブルをドラッグして右側に配置します。 配置したテーブルを下記の通りに結合します。 「カラム一覧」に各テーブルから下記のカラムを追加します。一覧画面に表示するカラム名を変更したい場合には、キャプションに表示したい名称を設定します。 「抽出条件一覧」に以下を追加します。 追加が終わったら「登録」をクリックします。 以上で、リスト集計のベースとなるクエリが作成できました。