9.2.5. クライアントブラウザ¶
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9.2.5.1. Ajax通信のデータ取得中にリロードを行うと、エラーが発生することがあります。¶
Ajax通信でデータを取得する画面は、データ取得処理中にリロードを行うと、一瞬エラーメッセージが表示されることがあります。
- セッションタイムアウトのエラーメッセージがポップアップ表示されることがあります
- 「Error.error」というメッセージが表示されることがあります
表示を待てばデータは表示されるため、問題はありません。
9.2.5.2. ブラウザのポップアップブロックは解除してください。¶
ポップアップブロックを行っている場合は正しい情報を受け渡し出来ない可能性があります。ポップアップブロックは解除してください。
9.2.5.3. ブラウザのキャッシュにより画面動作がおかしくなる場合があります。¶
画面が崩れたり、想定する動作にならなかった場合、ブラウザのキャッシュをすべて削除して再度、実行してください。また、ブラウザによってキャッシュを読み込むタイミングを設定する事できます。下記の設定も確認してください。例:Microsoft Edge の場合1. 「設定など(Alt + F)」をクリックし、「設定」をクリックします。2. 「プライバシー、検索、サービス」をクリックします。3. 「閲覧データをクリア > 今すぐ閲覧データをクリア」で「クリアするデータの選択」をクリックします。4. 「すべての期間」を選択し、「キャッシュされた画像とファイル」の項目にチェックを入れて「今すぐクリア」をクリックします。
9.2.5.4. 特定のテーマにおいて横スクロールが発生します。¶
- iWP/iAF Version5 互換テーマ、iWP/iAF Version6 互換テーマ、Slim Side Menuテーマ(2020 Springから追加)を使用した場合、一部画面において横スクロールが発生する場合があります。
9.2.5.5. imuiRichtextbox に膨大な量のテキストを書き込むとブラウザの処理が遅延します。¶
imuiRichtextbox のテキストエリア内に多くの文字列を書き込むとブラウザが固まる場合があります。imuiRichtextbox はテキストを書き込むと装飾用のタグを内部で作成するため、テキストの量に比例してブラウザのレンダリングに時間がかかります。この現象が発生した場合、ブラウザを開き直して操作をやり直してください。
9.2.5.6. UIコンポーネント全般で国際化対応している属性に「%(パーセント記号)」から始まる文字列を指定すると未定義と出力されます。¶
UIコンポーネント全般で国際化対応している属性に「%(パーセント記号)」から始まる文字列を指定すると未定義と出力されます。例えば imuiButton のvalue属性に「%hoge」を指定した場合、表示されるボタンのラベルが「未定義」となってしまいます。
9.2.5.7. ブラウザの標準機能の戻るボタンは動作保証しません。¶
ブラウザの標準機能の戻るボタンで画面遷移した場合はその先の画面の動作は保証しません。エラー画面や予期しない動作がする可能性があります。
9.2.5.8. リサイズ可能なコンポーネントを組み合わせると外側のコンポーネントのリサイズ開始位置が制限されます。¶
内側に指定したコンポーネントのリサイズ開始位置と外側に指定したコンポーネントのリサイズ開始位置が同じ場合、外側のコンポーネントではリサイズができません。たとえば、imuiDialog の中に imuiGadgetBar があり imuiGadgetBar のリサイズ開始位置が右の場合は、imuiDialog を右からリサイズすることはできません。2013 Spring 時点での対象のコンポーネントは以下です。
- imuiDialog
- imuiPageDialog
- imuiGadgetBar
9.2.5.9. 同一種類のブラウザを複数または、複数タブで利用した場合の動作は保証しません。(参照時は除く)¶
intra-mart Accel Platform はブラウザの Cookie を利用してセッション管理を行います。このため、同一のコンピュータで同一種類のブラウザを複数または、複数タブで利用した場合の動作は保証しません。ただし、それぞれのタブで操作してもセッションが変更されない参照時においてはこの限りではありません。また、以下のような処理においては注意が必要です。【システム管理者操作の場合】テナントが複数ある環境において複数のタブを開いて操作した場合、オペレータが意図しないテナントに対して更新を行ってしまう可能性があります。これは、作業対象のテナントを変更した際、ブラウザの別タブではその変更に気づけない場合があるためです。【IM-Workflowの場合】以下の理由より、同一ユーザが複数ブラウザ・複数タブでは操作できません。・添付ファイルの、一時アップロード先ディレクトリがユーザ単位であるため・操作パターンによっては、ユーザデータIDが重複してしまうため※事象が発生する操作パターンは以下です。a) パターン1・複数ブラウザで同じ一時保存画面を開く・片方のブラウザで先に申請する・片方のブラウザで後に一時保存するb) パターン2・別PCにて同一ユーザIDでログイン操作するc) パターン3・一時保存から申請後、ブラウザバックで一時保存の画面に遷移して申請するユーザデータIDは、お客様アプリケーションで任意に設定できる項目として用意しております。設定の自由度を担保するため、ユーザデータIDと案件の紐付けは、1対1以外にも1対多を許容しています。そのため、案件に対して重複したユーザデータIDが存在している場合、不正な操作の結果であるか、現状のIM-Workflowでは業務的にチェックできません。ユーザデータIDの一意性を担保したい場合は、アクション処理等のユーザプログラムで確認処理を実施してください。
9.2.5.10. 閉じるアイコン付きのタブをドラッグするとレイアウトが崩れる場合があります。¶
- UIコンポーネントのimuiTabs、imui:tabs 使用時に、閉じるアイコン付きのタブの順番を並べ替えようとするとドラッグ中にのみレイアウトが崩れる場合があります。
9.2.5.11. ロール登録画面のサブロール検索ダイアログのListTableの表示が変わります。¶
「テナント管理」-「ロール」 画面のロール登録画面において、「サブロールを検索して追加」リンクにて表示されるロール検索ダイアログ内のListTableの幅が、ダイアログのサイズに合わない場合があります。
9.2.5.12. 利用するブラウザによってレイアウトが崩れて表示される場合があります。¶
intra-mart Accel Platform で提供されているタグ、またはそのタグを利用した画面では、利用するブラウザによってレイアウトが崩れて表示される場合があります。
9.2.5.13. 互換テーマを利用した場合、ブラウザによってレイアウトが崩れて表示される場合があります。¶
intra-mart Accel Platform で提供されているタグ、またはそのタグを利用した画面では、標準テーマを基準としています。互換テーマを利用した場合、画面幅が変わる事によりレイアウトが崩れて表示される場合があります。
9.2.5.14. imuiPageDialogでundefined、nullをパラメータとして送信することはできません。¶
imuiPageDialog では、URLへのリクエストパラメータをjavascriptのオブジェクトで指定可能です。オブジェクトの値が undefined または null である場合、パラメータは以下のように扱われます。
パラメータの値が undefined である場合
パラメータ自体が送信されません パラメータの値が null である場合
文字列 “null” が値として送信されますこれは jQuery 1.7.2 の仕様です。「設定ファイルリファレンス」-「ライブラリ群の指定」で jQuery 2.1.4 を選択した場合、パラメータは以下のように扱われます。
パラメータの値が undefined である場合
パラメータ自体が送信されません パラメータの値が null である場合
空文字 “” が値として送信されます
9.2.5.15. imuiAccordionItem 配下に置いたメッセージボックス内の文字サイズが小さく表示されます。¶
imuiAccordionItem 配下に置いた imui-box-success, imui-box-information, imui-box-warning, imui-box-caution 等の文字サイズが小さく表示されます。
9.2.5.16. imuiAccordionItem 配下に imuiDropdown を置いた場合、ドロップダウンのメニューがアコーディオンに隠れて表示されます。¶
imuiAccordionItem 配下に配置した imuiDropdown を表示すると、ドロップダウンのメニューがアコーディオンアイテム上に表示されず、隠れて表示されてしまいます。
9.2.5.17. imuiToggle において style 属性で height を指定してもサイズを変更する事はできません。¶
imuiToggle において style 属性で height を指定してもサイズを変更する事はできません。
9.2.5.18. SAStrutsでファイルアップロードの受信プログラムを実装すると、ファイルサイズによるアップロード制限を行えない場合があります。¶
ファイルサイズによるアップロード制限を行う場合、struts-config.xmlにアップロード可能な最大ファイルサイズを指定しますが、この値を超えてファイルをアップロードできてしまう場合があります。Integer.MAX_VALUE を超え、long から int にキャストした際に -1 より小さい値となる場合が該当します。
9.2.5.19. 複数の input 要素に同じ name 属性を指定すると imuiValidate が正常に動作しません。¶
複数の input 要素に同じ name 属性を指定すると imuiValidate が正常に動作しません。【現象】複数の input 要素に同じ name 属性を指定しても先頭の要素しかチェックがかかりません。二つ目以降の要素がエラーになると先頭の要素に対してエラーメッセージが出たり、一瞬エラーメッセージが表示されるなど、正常に動作していません。【条件】複数の input 要素に同じ name 属性を指定して、imuiValidate を利用した場合です。【回避策】それぞれの name 属性に異なる値を指定します。
9.2.5.20. imuiDialog の中に script タグを記述すると、ロード時に2度処理が呼ばれます。¶
ダイアログの中の script が実行されるため、ロード時のイベントが2度実行されます。以下のようなコードの場合、アラートが2回呼ばれます。<imart type="imuiDialog"> <script> $(function(){ alert("sample"); }) </script> <span>dialog のコンテンツ</span> </imart>これは jQuery 1.7.2 の仕様です。この仕様は jQuery 1.9 以降で変更されているため、ライブラリ群の指定で jQuery 2.1.4 を選択した場合はこの制限事項の対象外です。
9.2.5.21. modal オプションを true にしたダイアログの中で、さらに modal オプションを true にしたダイアログを表示するとイベントの伝播が停止します。¶
modal オプションを true にしたダイアログの中で、さらに modal オプションを true にしたダイアログを表示するとイベントの伝播が停止します。以下のような実装を行うと、チェックボックスの click イベントが停止し、チェックボックスのチェックが外れません。このような場合、imuiConfirm のボタンをクリックしたときのコールバック関数の中でチェックボックスの状態を変更するように実装してください。<imart type="imuiDialog" modal> <input type="checkbox" id="checkbox" checked/> </imart> <script> $(document).ready(function() { $('#checkbox').on('click', function(event) { if (!$(this).prop('checked')) { // imuiConfirm は modal = true となっているダイアログです。 imuiConfirm('confirm', 'ダイアログ', $.noop, $.noop); } }); }); </script>これは jQuery 1.7.2 の仕様です。「設定ファイルリファレンス」-「ライブラリ群の指定」 で jQuery 2.1.4 を選択した場合、伝播は発生します。
9.2.5.22. ブラウザにより表示スタイルが異なるものがあります。¶
intra-mart Accel Platform では「プログレッシブ・エンハンスメント」の考え方を採用して画面開発を行っています。レガシーなブラウザでは基本的な機能の利用と最低限のデザインを提供しますが、最新ブラウザにはより良いデザインや機能を提供していく考え方です。よって、すべてのブラウザで表示スタイルが同じになるとは限りません。ブラウザにより有効な CSS に差異が発生します。例:optgroup 、option は、ブラウザにより表示に差異があります。optgroupは、ブラウザの種類やバージョンにより、斜体太字で表示される場合と、太字で表示されます。これを CSS(スタイルシート)で制御しません。optgroup 、 option はブラウザにより有効な CSS に差異があります。
9.2.5.23. ブラウザのフォントによっては、imuiRichtextbox から入力した文字へデザインが反映されない場合があります。¶
例として、メイリオフォントの斜体スタイルは、英語 (半角のアルファベット、数字、記号) のみ対応しています。このため、ブラウザの設定でメイリオを使用している場合、日本語等の2バイト文字は斜体スタイルを適用しても標準スタイルとして表示されます。
9.2.5.24. imuiDialog 内で imuiRichtextbox が利用できない場合があります。¶
jQuery 1.7.2を利用している画面において、imuiDialog 内で imuiRichtextbox および imui:richtextbox は利用できません。これは jQuery 1.7.2 の仕様です。この仕様は jQuery 1.9 以降で変更されているため、「設定ファイルリファレンス」-「ライブラリ群の指定」で jQuery 2.1.4 を選択した場合はこの制限事項の対象外です。
9.2.5.25. imuiSiteTour 利用時にブラウザにスクロールバーが表示される場合があります。¶
csjsAPI imuiSiteTour を利用時に、ブラウザにスクロールバーが表示される場合があります。
9.2.5.26. imuiFileUpload の配置する領域が imuiFileUpload の横幅より小さい場合、表示が崩れる可能性があります。¶
9.2.5.27. imuiFileUpload、input[type=”file”]の「ファイル追加...」ボタンのツールチップが、常に「選択されていません」と表示されます。¶
ブラウザの動作仕様です。ファイルを選択しても、アップロードを実行しても「ファイル追加...」ボタンのツールチップが「選択されていません」のままで変わりません。
9.2.5.28. imuiRichtextboxの参照用のCSSクラスを利用した場合でも、編集時と実際の表示が異なる場合があります。¶
imuiRichtextboxの参照用のCSSクラス(.imui-richtextbox-reference)を利用した場合でも、参照表示時には intra-mart Accel Platform のCSSが適用され、imuiRichtextboxでの編集時との見た目に差異が生じることがあります。以下の機能の見た目に差異があります。・hr ボタンで作成される水平線・段落(pタグ)の余白・表の詳細設定で設定されるセルの間隔、セル内余白(パディング)等参照時にimuiRichtextboxの編集時と同じ見た目にしたい場合、imuiRichtextboxのreadonly属性を利用してください。
9.2.5.29. imuiRichtextbox の動作は TinyMCE の動作仕様に準じます。¶
imuiRichtextbox の動作は TinyMCE の動作仕様に準じます。そのため、TinyMCE に存在する不具合は imuiRichtextbox でも発生する可能性があります。例として以下のような動作が挙げられます。
テキストの色・背景色の機能が以下のように動作します。1.テキストの色、または、背景色で装飾された文字を imuiRichtextbox に入力された状態で画面を表示します。2.文字の範囲を選択し テキストの色、または、背景色 のボタンを押下します。3.任意の装飾を行うボタンをクリックします。4.選択している文字の範囲外の文字にも装飾が施されます。 「左寄せ」、「右寄せ」、「中央寄せ」が正常に動作しない場合があります。
img タグとテキストノードをどちらも選択状態にし、プラグインを実行した場合。以下のような html です。例) <img src=”csjs/libs/tinymce/js/tinymce/plugins/emoticons/img/smiley-cool.gif” alt=”cool” />sample プラグインlegacyoutputを利用する場合、フォントファミリーとフォントサイズの表示が変わります。
指定した場合1.フォントファミリーのセレクトボックスに「フォントファミリー」と表示されます。2.フォントサイズのセレクトボックスに「フォントサイズ」と表示されます。3.フォントサイズの選択肢の単位が「pt」です。 指定しない場合1.フォントファミリーのセレクトボックスに「Arial」のようにテキストエリア内のフォントファミリーが表示されます。2.フォントサイズのセレクトボックスに「12px」のようにテキストエリア内のフォントサイズが表示されます。
9.2.5.30. imuiRichtextbox に登録した画像がストレージに残る場合があります。¶
次の条件において imuiAttachFile プラグインを利用した場合にストレージに画像が残ります。
- imuiRichtextbox内のイメージタグを削除した場合
- アップロード後に imuiRichtextbox の内容を保存しなかった場合
9.2.5.31. imuiRichtextbox で生成した画像の透過部分が無効になる場合があります。¶
imuiRichtextbox タグの imuiDataUrl プラグインを利用した場合、透過画像が無効化される場合があります。このプラグインは設定ファイル(ui-tag-config_imui-richtextbox.xml)に定義されている max_size の値を参照し、この値より大きいファイルサイズの画像をアップロードされた場合に画像を jpeg に変換します。jpeg は透過情報を持たないため、透過部分が黒く塗りつぶされるなどアップロードした画像と異った見た目になる場合があります。
9.2.5.33. 特定のテーマを使用している場合、OSやブラウザによって表示フォントが異なります。¶
intra-mart Accel Platform では、スタイルシートで、body に font-family を Arial 、 sans-serif を指定しています。例: Windows 10 の Microsoft Edge では、半角英数字 Arial、その他 メイリオ です。このように、OSやブラウザによって見え方が異なります。
9.2.5.34. ブラウザの印刷機能を利用した場合、期待通りに印刷できない場合があります。¶
表示される各画面はブラウザの印刷機能を利用することを前提としていないため、期待通りに印刷できない場合があります。
9.2.5.35. imuiButton にボタンのサイズより大きなアイコンを指定した場合、ブラウザによってアイコンがはみ出ます。¶
imuiButton にボタンのサイズより大きなアイコンを指定した場合、Google Chrome、Microsoft Edgeではアイコンがはみ出ます。
9.2.5.36. imuiRichtextbox の編集画面、および、プレビュー画面のフォントはブラウザの標準フォントです。¶
imuiRichtextbox の編集画面、および、プレビュー画面のフォントはブラウザの標準フォントです。intra-mart Accel Platform Slim Dropdown テーマ、および、intra-mart Accel Platform Slim Side Menu テーマでは、日本語フォントにメイリオを指定しています。しかし、imuiRichtextbox ( TinyMCE )は、iframe で構成されており、intra-mart Accel Platform のテーマが適用されないため、ブラウザの標準フォントが適用されます。
9.2.5.37. iOS版Safari のアドレスバーでアドレスを編集して intra-mart Accel Platform にアクセスしようとするとログインセッションが無効になる場合があります。¶
Safari のアドレスバーでアドレスを編集すると、検索エンジンによる検索が実行されます。この際にすでに「ログイン」画面に相当数アクセスしていると、「トップヒット」として「ログイン」画面のURLが表示されることがあります。手順1.トップヒットに「ログイン」画面のURLが表示されている状態で、「ログイン」画面にリクエストを送信します。2.「ログイン」画面にリクエストを送信すると、セッションが新規に作成されるため既存のセッションが無効です。3.この状態で intra-mart Accel Platform にアクセスするとセッションが無効となっているため、未認証(ゲストユーザ)でのアクセス、または、セッションタイムアウトの画面に遷移します。この現象を回避するには Safari の設定を変更します。(注:以下は 2022-12-01 現在の最新のバージョンでの設定です。)「設定」-「Safari」の「トップヒットを事前に読み込む」のチェックを外してください。
9.2.5.38. macOS を利用した場合に、ツリー表示のツリーが開かない場合があります。¶
macOS を利用した場合に、ツリー表示でツリーに表示されているノードや開くアイコンをクリックしても正常に動作しない場合があります。この事象は、スクロールバーの表示設定により、ノードの位置が表示とずれてしまうために発生します。この事象を回避するには、以下の設定を行ってください。「システム環境設定 - 一般 - スクロールバーの表示」を「常に表示」に設定してください。
9.2.5.39. tinyMCEのバージョンアップにより、imuiRichtextbox の動作が変わります。¶
プラグインによっては、装飾(ボールド、罫線の表示有無)の表示方法が仕様変更されることがあります。この場合、同様の装飾等を表現したい際には設定や操作を変更する必要になることがあります。個々のボタン/コントロールについて、弊社では詳細な動作検証を行っておりません。ご理解の上ご利用ください。【例】
テーブル(tableプラグイン)の利用で罫線を表示しないよう「表の詳細設定」-「枠線」を0にしていたが、罫線が消えなくなってしまう。 intra-mart Accel Platform 2018 Spring(Skylark) で、tinyMCEのバージョンを4.7.4に変更しました。tinyMCEのバージョン 4.7.4より、以下の手順で操作を行うとスクリプトエラーが発生することを確認しています。1. 太字にするプラグインを有効にする2. 太字にするプラグインを無効にする3. エンターキーで改行する4. イタリックにするプラグインを有効にするスクリプトエラーが発生する上記スクリプトエラーへの対応とし forcedRootBlock 属性の初期値をブランクからpタグに変更しています。この初期値変更によりバージョン以降のimuiRichtextbox と このバージョンより前のimuiRichtextox で以下の動作が変わります。
intra-mart Accel Platform 2018 Spring(Skylark) 以降
forcedRootBlock 属性の初期値がpタグです。初期値がpタグの場合の挙動は以下です。
エンターキー押下で改行します。改行時にpタグを閉じます。改行した行に新たに p タグが生成されます。
改行時に新しいpタグが生成されるため、行間が広くなります。 shift + エンターキー押下で、pタグを閉じずに改行します。
改行しても前のpタグ内で改行されるため行間が狭くなります。 intra-mart Accel Platform 2017 Winter(Rebecca) 以前
forcedRootBlock 属性の初期値はブランク(’‘)です。初期値がブランクの場合の挙動は以下です。
エンターキー押下で改行します。改行した行に要素は生成されません。
改行前の要素内で改行されるため行間が狭くなります。 shift + エンターキー押下で、改行した行にpタグを生成します。
改行時に新しいpタグが生成されるため、行間が広くなります。
9.2.5.40. imuiFileUpload を複数個配置する場合はそれぞれ異なる form を利用してください。¶
1つの form に対して、imuiFileUpload を複数個配置することはできません。imuiFileUpload が自動生成する form を利用するか、独自に用意した form を利用する場合は、imuiFileUpload と form が 1 対 1 の関係になるように実装してください。
9.2.5.41. ローカルストレージやCookieの保存および読み取りが可能な設定でブラウザを利用してください。¶
ローカルストレージやCookieの保存および読み取りが可能な設定でブラウザを利用してください。
Microsoft Edge の場合
- ブラウザ右上部(横3つの点)より「設定」をクリック
- 設定画面左側の「Cookieとサイトのアクセス許可」をクリック
- 「Cookieとサイトデータの管理と削除」より「Cookieデータの読み込みと保存をサイトに許可する」を選択
Google Chrome の場合
- ブラウザ右上部(縦3つの点)より「設定」をクリック
- 「プライバシーとセキュリティ」-「Cookie と他のサイトデータ」をクリック
- 「Cookie をすべて受け入れる」を選択
9.2.5.43. imuiFileUpload でファイルをアップロードする際、エラーメッセージが表示されない場合があります。¶
imuiFileUpload でファイルをアップロードする際、エラーメッセージが表示されない場合があります。以下の条件に当てはまる場合には画面・コンソールにアップロード失敗のエラーメッセージが表示されません。
storeTo を利用している セッションスコープストレージに指定したファイルシステムの容量が不足し、アップロードするファイルの書き込みをクローズした際にエラーが発生する場合
9.2.5.44. imuiRichtextbox のプラグイン「paste」、「visualchars」の利用を禁止しました。¶
脆弱性が存在するプラグイン「paste」、「visualchars」の利用を禁止しました。
利用禁止のプラグインが提供していたリッチテキストボックスの機能は動作しません。 設定ファイルの編集によって対象プラグインの利用禁止を解除できます。詳細について、関連のAPIドキュメントの注意事項を参照してください。
スマートフォン
9.2.5.45. スマートフォンにおいて、処理時間が長い場合にエラーが出力される場合があります。¶
回線の状態やサーバのリソースが要因となり、処理時間がかかった場合に以下のエラーが出力されます。
Error: NETWORK_ERR: XMLHttpRequest Exception 101 TimeoutError: DOM Exception 23 The operation timed out.
9.2.5.46. スマートフォンにおいて、ダウンロードしたファイル名が文字化けする可能性があります。¶
- スマートフォンにおいて、ファイル名に日本語を使用したファイルをダウンロードする場合、文字化けする可能性があります。
9.2.5.47. 特定機種のスマートフォンにおいて、リトライ(再びリクエストが送信)処理が行われる事があります。¶
特定機種のスマートフォンにおいてサーバに処理を投げ、その処理が返ってくるまでの規定の時間を超えた場合、リトライ(再びリクエストが送信)処理が行われる事があります。登録処理であれば、同じ情報が登録される可能性があります。【確認されている機種】
- NTTドコモ GALAXY SⅡ LTE SC-03D
9.2.5.48. スマートフォン端末は機種やブラウザの種類によって正常に動作しない場合があります。¶
9.2.5.49. 画面の縦と横を切り替えると画面レイアウトが崩れる場合があります¶
スマートフォンの画面を表示中に縦と横を切り替えると、画面レイアウトが崩れる場合があります。【例】
- 確認ダイアログ出した状態で縦⇔横を行うと表示位置が中央からずれる
- エラーメッセージを表示すると、表示領域の表示幅が端末を縦⇔横にしたときに表示位置が中心からずれるなど
9.2.5.50. スマートフォンでファイルがダウンロードできない場合があります。¶
ファイルのファイル名や内容によって、スマートフォンでそのファイルをダウンロードできない場合があります【例】* 中国語(U+E815()等) をファイル名に持つファイルを IMBox にアップロードし、Android 端末でダウンロードする場合など。
9.2.5.51. iOS端末において、音声ファイル(m4a等)・動画ファイル(mp4等)を直接再生できません。¶
iOS端末において、音声ファイル(m4a等)・動画ファイル(mp4等)をプログラムよりダウンロードしたときに直接再生させることができません。
9.2.5.52. 特定のスマートフォンにおいてピンチイン・ピンチアウトでの拡大・縮小を無効化できません。¶
一般的にスマートフォンの画面はピンチイン・ピンチアウトを無効にしています。端末によっては無効化が効かないものがあります。以下の端末ではピンチイン・ピンチアウトによって拡大・縮小されることを確認しています。・iOS10以上の iPhone と iPad・特定機種の Android以下の操作後にピンチイン・ピンチアウトによって拡大・縮小されることを確認しています。・入力項目をタップしキーボードを表示したあと
9.2.5.53. jQueryMobile 1.4.5 に対応していないタグライブラリがあります。¶
以下のタグライブラリは jQueryMobile 1.4.5 に対応していません。詳細は以下の通りです。・「スクリプト開発向けタグライブラリ」-「スマートフォン版UIコンポーネント」の非推奨であるタグ・「 JavaEE開発向けタグライブラリ」-「スマートフォン版UIコンポーネント」の非推奨であるタグ
9.2.5.54. iOS端末でファイルをアップロードすると同じファイル名で保存される場合があります。¶
画像ファイルを例に挙げると、image.jpeg というファイル名でアップロードされます。複数ファイルをアップロードする場合、ファイル名をそのまま使用して保存するように実装すると最後にアップロードしたファイルだけが保存されます。
9.2.5.55. jQueryMobile のダイアログで開閉処理を繰り返すと、コンテンツが空のダイアログが表示される場合があります。¶
jQueryMobile のタイマー($.vmouse.resetTimerDuration)に 1500ms が指定されているため、この時間内にダイアログの開閉処理を繰り返すと、ダイアログのコンテンツ部分が空で表示される場合があります。本事象は jQueryMobile 1.3.0、1.4.5 どちらのバージョンでも再現します。
タブレット
9.2.5.56. PC用の画面を表示した際、ブラウザの仕様により制限される機能があります。¶
PC用の画面を表示した際、ブラウザの仕様により制限される機能があります。
例えば、以下の機能が制限されます。・ドラッグ&ドロップを必要とする操作は利用できません。(例:マイメニュー設定のツリー形式メンテナンス画面)・ダブルタップを必要とする操作は利用できません。(例:IM共通のユーザ検索画面の選択確定処理)・テキストボックスのタップ時、ソフトウェアキーボードが表示されます。・セレクトボックスの選択時、ドラム形式のピッカーが表示されます。・セレクトボックスの選択時、window.alert()、window.confirm()を表示するとsafariがフリーズします。・マウスオーバーの操作は利用できません。(例:ツールチップ)・ファイルのアップロードでファイル名が重複する場合(デフォルトはimage.jpg)、1ファイルしかアップロードされません。・PC版の画面でボタンをタッチ操作すると、mouseover が残リます。そのため、レイアウトも mouseover 時に付与されるクラスが残ります。・ ダウンロードしたファイルは、ブラウザ上で表示します。