9.2.6. 国際化¶
9.2.6.1. タイムゾーンに関連する制約があります。¶
下記の制約が守られない場合、日時情報を扱うデータに不整合が発生する可能性があります。
JavaVMと本製品のタイムゾーンは統一してください。
指定可能なタイムゾーンは下記の設定ファイルに定義されているものが対象です。%CONTEXT_PATH%/WEB-INF/conf/time-zone-config/im-time-zone-config.xml運用開始後にタイムゾーンの変更を行うことは推奨しません。
プログラム内でJavaVMのタイムゾーンを変更しないでください。例 TimeZone#setDefault()
タイムゾーンを扱う目的として、クライアントサイドJavaScriptのDateオブジェクトを利用しないでください。
9.2.6.2. 運用開始後にテナントのデフォルトロケールを変更する事は推奨しません。¶
機能によっては他の言語分のデータ入力が任意入力となっており、テナントのデフォルトロケールを変更した場合に、言語データが存在しないために動作しない可能性があります。機能によっては、ロケールのデータを補完することが可能です。IM-Workflowのマスタは「言語追加ガイド」を参照してください。IM-共通マスタとロールは「国際化支援機能仕様書」を参照してください。・「IM-共通マスタ/ロール国際化情報チェックジョブ」で、補完設定が必要な国際化情報をチェックできます。・「IM-共通マスタ/ロール国際化情報補完ジョブ」で、補完設定が必要な国際化情報をテナントロケールのデータで補完できます。
9.2.6.3. 設定ファイル内の説明、コメントは国際化されません。¶
画面に表示されるラベル、メッセージ等の多言語化は行われていますが、設定ファイル内の説明やコメントは、日本語で記載しています。
9.2.6.4. IM-Propagation から出力されるメッセージは英語のみです。¶
IM-Propagation 機能は国際化機能の対象外です。そのため、出力されるログなどのメッセージはすべて英語です。
9.2.6.5. 運用途中でシステムロケールを減らす事は推奨しません。¶
運用途中でのシステムロケールを減らす事は推奨しません。機能によって正常に動作せず、データの不整合が発生する可能性があります。運用開始前に利用する言語を決定する事を推奨します。
9.2.6.6. ログに出力されるメッセージのロケールが混在する可能性があります。¶
intra-mart Accel Platform では、一部のログメッセージはテナントで設定されているロケールで出力されます。1つのWebアプリケーション内に複数のテナントが存在し、それぞれのテナントで設定されているロケールが異なる場合、ログメッセージのロケールがテナント毎に変わります。