9.2.9. OAuth クライアント¶
9.2.9.1. intra-mart Accel Platform から OAuth 2.0 の 認可サーバ や リソースサーバへの通信時に認証が必要なネットワーク環境では、その認証方式に対応したプロキシを経由する必要があります。¶
intra-mart Accel Platform から OAuth 2.0 の 認可サーバ や リソースサーバへの通信時に認証が必要なネットワーク環境では、その認証方式に対応したプロキシを経由する必要があります。プロキシの設定方法は、以下を参照してください。Java ネットワークとプロキシ - https://docs.oracle.com/javase/8/docs/technotes/guides/net/proxies.html
9.2.9.2. OAuth 2.0 で利用可能なアクセストークンタイプは bearer のみです。¶
OAuth 2.0 で利用可能なアクセストークンタイプは bearer のみです。mac トークンタイプには対応していません。アクセストークンタイプに関しては以下を参照してください。7.1. Access Token Types - https://tools.ietf.org/html/rfc6749#section-7.1
9.2.9.3. 「外部連携アプリケーションのアクセストークン情報(imoauth_provider_token)」テーブルの「アクセストークンタイプ(token_type)」、および、「有効期限(expires)」カラムは、実際の処理で利用される情報とは異なります。¶
OAuth クライアントモジュールで利用する情報は「トークン情報(token)」カラムに保持されています。そのため、「アクセストークンタイプ(token_type)」、および、「有効期限(expires)」カラムの値を変更しても動作は変わりません。このカラムの値は、ジョブ等で利用するための参照情報です。例えば、有効期限が切れている不要なレコードを一括削除するといった場合に利用します。
9.2.9.4. OAuth 2.0 で利用可能なクライアント認証方式は、クライアントシークレットを利用した方式のみです。¶
OAuth 2.0 で利用可能なクライアント認証方式は、クライアントシークレットを利用した方式のみです。クライアント認証に関しては、以下を参照してください。2.3. Client Authentication - https://tools.ietf.org/html/rfc6749#section-2.32.3.1. Client Password - https://tools.ietf.org/html/rfc6749#section-2.3.1
9.2.9.5. 「OAuth クライアント」モジュールを個別アップデートする場合は「IM-LogicDesigner」もアップデートしてください。¶
「OAuth クライアント」モジュールを個別アップデートする場合は「IM-LogicDesigner」もアップデートしてください。以下の条件のとき、「IM-LogicDesigner」のアクセストークン取得タスクが利用できません。
「OAuth クライアント」モジュールのバージョンが 8.0.8 「IM-LogicDesigner」モジュールのバージョンが 8.0.19上記バージョンに「OAuth クライアント」モジュールを個別アップデートする場合は、「IM-LogicDesigner」のバージョンも合わせて個別アップデートするか、「全てのモジュールをアップデートする(推奨)」でアップデートしてください。