7.7. 2.0.12以前のバージョン(SAStruts+S2JDBC)から2.0.13以降のバージョン(SpringMVC+Mirage-SQL)へアップデートする際の注意点¶
7.7.1. 概要¶
2.0.12以前のバージョン(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)から2.0.13以降のバージョン(SpringMVC+Mirage-SQLの開発モデル)へアップデートする際の注意点を説明します。カスタマイズしたMasterBuilderをアップデート後も使用する場合、当項に従い修正してください。
7.7.2. Service、Entity¶
カスタマイズで作成したテーブルに対するService、Entityを修正してください。詳細は「設定の流れ」-「 Service、Entity作成」を参照ください。
7.7.3. MasterBuilder定義¶
カスタマイズしたMasterBuilder定義の修正方法を説明します。
7.7.3.1. 拡張設定¶
拡張設定に、標準で提供しているJavaのクラス、SQLパス、JSPパスを設定している場合、次の通り修正してください。
Javaのクラス「jp.co.slcs.kaiden2.」の部分を「jp.co.slcs.kaiden.v2.」に変更してください。 SQLパス「META-INF/sql/jp/co/slcs/kaiden2/」の部分を「META-INF/sql/jp/co/slcs/kaiden/v2/」に変更してください。 JSPパス「/WEB-INF/view/kaiden2」の部分を「/WEB-INF/views/kaiden/v2」に変更してください。
7.7.4. 検索用SQL¶
検索用SQLをカスタマイズしている場合、次の格納先にSQLを移動してください。MasterBuilder定義の拡張設定にSQLパスを設定している場合、格納先の移動は不要です。%ModuleProject%/src/main/resources/META-INF/sql/jp/co/slcs/kaiden/v2/generic/master/%マスタID%.sql(マスタIDには、MasterBuilder定義で設定したマスタIDを指定してください。)
7.7.5. 動作確認¶
カスタマイズしたMasterBuilderの動作確認方法について説明します。
7.7.5.1. メンテナンス機能¶
メニューのURLを「kaiden/generic/master」から「kaiden/v2/generic/master」に変更してください。MasterBuilder定義の拡張設定にマスタメンテナンス用の処理URLを設定している場合、URLの変更は不要です。
7.7.5.2. インポートジョブ¶
ジョブの実行プログラムを「jp.co.slcs.kaiden2.base.feature.job.generic.MasterImportJob」から「jp.co.slcs.kaiden.v2.base.feature.job.generic.MasterImportJob」に変更してください。
7.7.5.3. エクスポートジョブ¶
ジョブの実行プログラムを「jp.co.slcs.kaiden2.base.feature.job.generic.MasterExportJob」から「jp.co.slcs.kaiden.v2.base.feature.job.generic.MasterExportJob」に変更してください。
7.7.6. Java、JSPソース¶
Java、JSPソースを拡張している場合、『intra-mart Accel Kaiden! プログラミングガイド』の「カスタマイズ時の注意事項」を参照して修正してください。