7.1. マスタ拡張IDの利用¶
7.1.1. 概要¶
MasterBuilderでは、特定の使用個所のみをカスタマイズする方法を用意しています。これにより、次の様な対応が可能となります。
メンテナンス機能特定組織のみ予備項目Aに対して任意の分類を設定する。 検索機能特定画面のみ予備項目Aに設定された値を検索結果に表示する。特定画面のみ検索結果の抽出条件を変更する。 インポート機能各外部システムに合わせたレイアウトでインポート処理を行う。 エクスポート機能各外部システムに合わせたレイアウトでエクスポート処理を行う。
7.1.2. カスタマイズ方法¶
マスタ拡張IDを利用したカスタマイズには、MasterBuilderの使用箇所でマスタ拡張IDを設定する必要があります。
メンテナンス機能メニューの引数にマスタ拡張IDを追加 検索機能検索機能のタグライブラリ属性にマスタ拡張IDを追加 インポート機能ジョブ(ネット)パラメータにマスタ拡張IDを追加 エクスポート機能ジョブ(ネット)パラメータにマスタ拡張IDを追加MasterBuilder定義ファイルの名称を「%マスタID%_%マスタ拡張ID%.xml」となる様に設定することで、カスタマイズしたMasterBuilder定義が使用されます。