intra-mart Accel Platform IM-Workflow プログラミングガイド 第26版 2023-10-01

1.2.11. saveTemporary

imWorkflow.process.saveTemporary(Object parameter) : Promise<Object>

ワークフローを一時保存します。

1.2.11.1. サンプルコード

imWorkflow.process.saveTemporary({
   processParameter: {
       userDataId: "",
       flowId: "",
       matterName: "",
       applyBaseDate: "",
       applyAuthUserCd: "",
       processComment: ""
   },
   optionalParameter: {}
})
.then(function(result) {
  // success
})
.catch(function(error) {
  // error
});

1.2.11.2. パラメータ

  • parameter : Object

  • parameter.processParameter : Object(下記参照)
    一時保存用パラメータ情報オブジェクト
  • parameter.optionalParameter : Object(下記参照)
    ユーザパラメータ、および、Forma用ユーザパラメータを内包するオブジェクト

1.2.11.2.1. processParameter

項目名 必須/任意 型(最大バイト数) 説明
userDataId 任意 文字列(20)
ユーザデータID
「案件一覧」画面から遷移した場合は、一覧で選択した一時保存情報のユーザデータIDが設定されるため不要
未指定の場合、Identifier.get()で一時保存情報を新規作成
指定した場合、当該キーで特定される一時保存情報が存在しない場合、一時保存情報を新規作成
当該キーで特定される一時保存情報が存在する場合、一時保存情報を更新
flowId 任意 文字列
フローID
一時保存情報を新規作成時は必須
一時保存情報を更新時は不要
matterName 任意 文字列(200)
案件名
未指定の場合、以下の優先度で決定して一時保存
1.一時保存時に指定した案件名(一時保存情報更新の場合)
2.フロー名
applyBaseDate 任意 文字列
申請基準日
未指定の場合、「申請一覧」「案件一覧(一時保存)」画面から遷移した場合は、一覧で選択した申請基準日が設定される
「申請一覧」「案件一覧(一時保存)」画面以外から遷移した場合は、アカウントコンテキストのタイムゾーンにおける現在日付で一時保存
“yyyy/MM/dd”形式の文字列で指定
applyAuthUserCd 任意 文字列
申請権限者コード
未指定の場合、実行ユーザで一時保存
processComment 任意 文字列(2000) 処理コメント

1.2.11.2.2. optionalParameter

userParameterには、アクション処理に受け渡したいパラメータを指定してください。
formaParamは IM-FormaDesigner / IM-BIS で作成したワークフローの場合のみ有効です。
印影を指定する場合、imwStampIdを指定してください。
印影を利用していて、imwStampIdを指定しない場合、常用印が利用されます。
{
  optionalParameter: {
      userParameter: {
          imwStampId: "string",
          xxxx: "string"
      },
      formaParam: {
          items: {
            textbox1: "string"
          }
      }
  }
}

1.2.11.3. 返却値

  • Promise<Object>
    返却オブジェクト(下記参照)
  • 当APIはPromiseを返します。
    処理が成功した場合はpromise.then()で返却値を受け取ってください。
    処理が失敗した場合はpromise.catch()で返却値を受け取ってください。
項目名 説明
userDataId 文字列
ユーザデータID
処理が成功した場合に設定されます。
workflowResult.data.errorCode 文字列
エラーコード
処理が失敗した場合に設定されます。
workflowResult.data.localizedErrorMessage 文字列
エラーメッセージ
処理が失敗した場合に設定されます。

1.2.11.3.1. エラーコード

エラーコード エラーメッセージ 備考
1001 一時保存情報が未指定です。  
1002 一時保存情報が未指定です。  
6000 一時保存情報の取得に失敗しました。  
6001 一時保存情報が存在しません。  
6002 一時保存情報に関連する案件プロパティの取得に失敗しました。  
7000 一時保存機能は設定により利用できません。管理者に連絡してください。  
7001 一時保存機能の利用可否設定情報の取得に失敗しました。管理者に連絡してください。  
0017 指定したフロー、申請基準日、権限者に対する一時保存情報登録処理権限がありません。  
0018 申請権限のチェックに失敗しました。管理者に連絡してください。  
0019 指定した一時保存情報、権限者に対する一時保存情報更新権限がありません。  
0020 申請権限のチェックに失敗しました。管理者に連絡してください。  
1025 コメントが許可された最大文字数を超えています。  
1026 コメントのチェック処理でエラーが発生しました。管理者に連絡してください。  
1051 案件名が許可された最大文字数を超えています。  
1052 案件名のチェック処理でエラーが発生しました。管理者に連絡してください。  
1080 フローIDが未指定です。  
1081 ユーザデータIDが未指定です。  
2004 案件名の補完用情報フロー名取得に失敗しました。  
3008 ユーザデータIDの採番に失敗しました。  
3009 更新対象の一時保存情報が見つかりませんでした。  
3010 更新対象の一時保存情報取得に失敗しました。管理者に連絡してください。  
3011 ユーザデータIDの重複チェックに失敗しました。管理者に連絡してください。  
3012 ユーザデータIDは一時保存案件で使用済みです。  
3013 ユーザデータIDは案件で使用済みです。  
6000 一時保存情報の取得に失敗しました。  
6001 一時保存情報が存在しません。  
6002 一時保存情報に関連する案件プロパティの取得に失敗しました。  
9001 (内部処理エラーメッセージ) IM-FormaDesigner / IM-BIS の内部処理でシステムエラーが発生した場合
9010 (入力チェックエラーメッセージ)
IM-FormaDesigner の入力チェックエラーメッセージ
IM-FormaDesigner / IM-BIS で作成したワークフローの場合のみ
9011 入力チェックでシステムエラーが発生しました。
IM-FormaDesigner の入力チェックでシステムエラー
IM-FormaDesigner / IM-BIS で作成したワークフローの場合のみ