8.2. 人事異動や組織が変更された場合でも、参照者を最新の状態にするには¶
参照者を最新の状態にするには、2つの方法があります。
管理グループ機能を利用して監査者として参照権限を付与する方法
監査者として設定された組織やユーザ情報は、案件のトランザクションに展開せず、システム日時点で有効な組織やユーザ情報を元に権限判定します。したがって、IM-共通マスタの最新の状態が参照権限として利用されます。ただし、権限として「申請者の上位下位」等の動的な設定はサポートしていません。詳細は 管理グループを利用してワークフロー監査者を設定する を参照してください。「参照者再展開」のジョブを実行する方法
「参照者再展開」のジョブを実行すると、ジョブで指定した日付の情報に基づいて、案件の参照者を一括変更することができます。ジョブの詳細については、別紙「 IM-Workflow 仕様書 」を参照してください。なお、参照者再展開のジョブでは、案件個別に設定した参照者の設定はクリアされ、フロー定義に設定されている指定日付に該当する、フローバージョンの参照者設定で更新されますので、注意してください。参照者の再展開は案件数によっては処理時間がかかります。頻繁に再展開を必要とする場合、上記の管理グループで参照者を設定することを推奨します。