処理対象者プラグインに属するリソースの入力設定に関する注意事項¶
入力設定には制約があり、案件のパラメータを受け取ることができない場合があります。
以下の制約を考慮してご利用ください。
制約1 申請ノードに対して処理(起票、申請)が行われていない場合
案件の情報が確定されていないため、案件のパラメータは利用できません。案件のパラメータの各項目の値には、nullが設定されます。コラム
処理対象者設定可能ノードとして申請ノードを設定している場合、申請画面で処理対象者の状況確認を行うと、警告ログが出力されます。[W.IMW.PLUGIN.AUTHORITY.10003] 案件情報が存在しません。案件のパラメータは利用できません。
正常な動作ですので、画面上には表示されません。制約2 承認ノードの直前ノードが分岐結合ノード、同期結合ノードの場合
分岐結合ノードや同期結合ノードの場合は複数のルートが存在し、直前のノードが一意に特定できないため、案件のパラメータ「前ノード処理権限情報(imwBeforeNodeAuthInfo)」は利用できません。配下項目の値には、nullが設定されます。制約3 承認ノードの直前ノードが縦配置ノードの場合
縦配置ノードが展開されると同期結合が承認ノードの直前ノードとなり、制約2に該当するため、案件のパラメータ「前ノード処理権限情報(imwBeforeNodeAuthInfo)」は利用できません。配下項目の値には、nullが設定されます。制約4 承認ノードの直前ノードが動的承認ノード、横配置ノードの場合
動的承認ノードが無効または、横配置ノードの設定が0の場合、承認ノードの直前のノードは、動的承認ノード/横配置ノードのさらに直前のノードが対象です。この場合に、制約2や制約3に該当した場合、案件のパラメータ「前ノード処理権限情報(imwBeforeNodeAuthInfo)」は利用できません。配下項目の値には、nullが設定されます。制約5 承認ノードの直前ノードがテンプレート置換ノードの場合
テンプレート置換ノードが展開され、承認ノードの直前のノードが制約2、制約3、制約4に該当する場合、案件のパラメータ「前ノード処理権限情報(imwBeforeNodeAuthInfo)」は利用できません。配下項目の値には、nullが設定されます。制約6 承認ノードの直前ノードが分岐開始ノード、同期開始ノードの場合
分岐開始ノード、同期開始ノードの直前のノードが制約2、制約3、制約4、制約5に該当する場合、案件のパラメータ「前ノード処理権限情報(imwBeforeNodeAuthInfo)」は利用できません。配下項目の値には、nullが設定されます。制約7 参照者の場合
参照者はフローに対する設定のため、以下の案件のパラメータは利用できません。
「案件情報(imwMatterInfo)」の「ノードID(nodeId)」ノードIDの値には、nullが設定されます。 「前ノード処理権限情報(imwBeforeNodeAuthInfo)」配下項目の値には、nullが設定されます。