5.3.3. CSVエクスポート¶
このページでは「CSVエクスポート」テンプレートの概要、アプリケーションへの追加方法について解説します。
目次
5.3.3.1. 「CSVエクスポート」テンプレートとは¶
このテンプレートは、CSV形式のファイルでエクスポートする処理を提供します。
このテンプレートでは、IM-BloomMakerの資材は作成されません。
このテンプレートから作成された処理をIM-BloomMaker等の画面資材と組み合わせて、活用していただくことができます。
コラム
「CSVエクスポート」テンプレートは2022 Winter(Freesia)から利用可能です。
コラム
「CSVエクスポート」テンプレートから作成された処理は、単一のテーブルにのみ対応しています。
「CSVエクスポート」機能を追加した際のイメージは、以下の通りです。
追加手順の詳細については、「チュートリアル」で紹介します。
5.3.3.2. チュートリアル¶
ここでは「マスタメンテナンス」テンプレートから作成されたアプリケーションへ「CSVエクスポート」機能を追加する手順について紹介します。
コラム
紹介した手順通りではなくても、「CSVエクスポート」機能を追加することは可能です。
5.3.3.2.1. 「CSVエクスポート」機能の追加手順¶
- 「既存アプリケーションの更新」画面への遷移「アプリケーション管理」画面の「テンプレートからリソースを追加する」をクリックします。「業務テンプレート一覧」が表示されるので、「CSVエクスポート」テンプレートを選択します。
- IDの決定に利用する文字列の設定「既存アプリケーションの更新」画面が表示されたら、「IDの決定に利用する文字列」を設定します。「IDの決定に利用する文字列」は、各処理やIDなどに利用されます。
コラム
「既存アプリケーションの更新」画面では、既存アプリケーションの基本情報が自動入力されます。なお、アプリケーションIDとアプリケーション名は変更できません。 - 利用するデータベース種別とテーブルの名称の設定次に、利用するデータベース種別とテーブルの名称を設定します。なお、「CSVエクスポート」テンプレートでは、既存のテーブルを利用します。
- 既存アプリケーションの更新アプリケーションの基本情報とテーブル情報を設定した後、「既存アプリケーションの更新」ボタンをクリックしてください。入力項目に不備が無ければ、自動で既存アプリケーションの更新が行われます。
- 既存アプリケーションの更新結果アプリケーションの更新が完了すると、ステータスが「COMPLETE」と表示されます。
5.3.3.2.2. IM-BloomMaker資材の編集¶
「CSVエクスポート」機能を追加するために、IM-BloomMaker資材の編集を行います。
「アプリケーション管理」画面の「【チュートリアル】 CSVエクスポート 一覧画面」を選択してください。
注意
画像のアプリケーションは、「マスタメンテナンス」テンプレートのアプリケーション名に「【チュートリアル】 CSVエクスポート」と入力して作成されたアプリケーションの例です。
「デザイン編集」画面が表示されたら、以下の手順でコンテンツを編集します。
コラム
コンテンツの編集作業中は、編集した内容を保存するために、こまめに「デザイン編集」画面左上の「上書き保存」をクリックすることを推奨します。
- 新規アクションの追加
- Export CSV アクションアクション名には「Export CSV」と入力してください。「IM-LogicDesigner」から「IM-LogicDesigner フロールーティング○にリクエストを送信する」アクションアイテムを配置して、以下のように設定してください。
項目 指定する値 備考 ルーティング accel-studio-app/{IDの決定に利用する文字列}/export-csv 「CSVエクスポート処理」で検索してください。 セキュアトークンを送信する チェックを入れない アクションアイテムの設定後、「決定」をクリックしてアクションを保存してください。
- コンテナページの追加新規にコンテナページを追加し、「フレックスコンテナ」のエレメント固有の「name」には「Button Area」と入力してください。
- 既存エレメントのコピーコンテナ「Table Operation」の「フレックスコンテナ」を選択した状態で、「コピー」をクリックしてください。その後、先ほど作成したコンテナ「Button Area」に、コピーしたエレメントを貼り付けてください。
- コピーしたエレメントの編集右の「フレックスアイテム」内の「ボタン要素」のエレメント固有には以下を設定してください。
プロパティ 指定する値 備考 textContent CSV Export leftIconClass 空欄 元々設定されていた「fas fa-plus」を削除してください。 「ボタン要素」のイベントの「クリック時」には先ほど作成した「Export CSV」を設定してください。「ボタン」のイベントの「クリック時」に設定されている「Transition to Register Screen」アクションを「なし」に変更してください。 - 追加したコンテナページの配置「パーツ」から「コンテナページ埋め込み」エレメントをコンテナ「Overall」に配置してください。「コンテナ埋め込みページ」のエレメント固有の「page」には、作成した「Button Area」を指定してください。
- 編集内容の保存最後に編集内容の保存を行います。画面左上の「上書き保存」をクリックしてください。
5.3.3.2.3. 「CSVエクスポート」機能の使用例¶
チュートリアルで追加した「CSVエクスポート」機能の使用例をご紹介します。
コラム
アプリケーションの認可設定については、「 Accel Studioのテンプレート 」を参照してください。
5.3.3.3. 「CSVエクスポート」テンプレートから作成される資材¶
「CSVエクスポート」テンプレートは、 アプリケーション作成時に指定したテーブルのデータをCSVファイルとしてエクスポートする処理が作成されます。
処理はIM-LogicDesignerで作成されます。
5.3.3.3.1. CSVエクスポート処理¶
5.3.3.3.1.1. ルーティングURL¶
accel-studio-app/{IDの決定に利用する文字列}/export-csv
コラム
REST APIとして利用するためのURLについては、「 IM-LogicDesigner仕様書 」 - 「 ルート・HTTPメソッドに一致するフロールーティング情報の取得 」を参照してください。
5.3.3.3.1.2. メソッド¶
GET
5.3.3.3.1.3. 入力値¶
無し
5.3.3.3.1.4. 出力値¶
{
"body": ""
}
変数名 | 型 | 説明 |
---|---|---|
body | binary | エクスポートされるCSVファイルのデータです。 |
コラム
CSVエクスポート処理のレスポンス種別は「ファイルダウンロード」です。
レスポンス種別「ファイルダウンロード」の詳細は「 IM-LogicDesigner仕様書 」 - 「 ロジックフローの出力データの返却 ファイルダウンロード 」を参照してください。