intra-mart Accel Platform 移行仕様書 初版 2015-12-01

3.5. テナント環境セットアップ

3.5.1. セットアップ設定ファイル

  • 移行モジュールは、移行 モジュールの セットアップ設定ファイル を 差し替えます

    • 移行 モジュールのセットアップ設定ファイルと 同パス・同名 の設定ファイルを定義することにより、差し替えを行います。 (この方法は、テナント環境セットアップ用の資材が依存関係順に展開される仕組みを利用しています。)

    • 移行モジュールが差し替えるセットアップ設定ファイルは、 移行 モジュールのセットアップ設定ファイルの内容を元に、移行に必要な処理 だけ を書き換えたファイルになります。

      コラム

      必要に応じて、移行モジュール独自のセットアップ設定ファイルを使用する場合があります。

    • スキーマバージョンは、移行先モジュールのセットアップ設定ファイルと同じです。

3.5.1.1. インポートファイル名

  • 移行モジュールで用意するインポートファイル(DDL/DMLファイル、テナントマスタ情報のインポートファイルなど)のファイル名、または、 格納先ディレクトリパス名には「migration」の文字列を付与することが推奨されています。

    • これにより、移行モジュールが用意したファイルをインポートしたことが、テナント環境セットアップ の結果やログから確認することができます。

3.5.2. 内部処理

移行モジュールは、テナント環境セットアップで以下の処理を行います。

コラム

以降で説明する処理の記載順序と、テナント環境セットアップ時の処理順序は異なります。
各処理は、テナント環境セットアップの仕様に従った順序で実行されます。

3.5.2.1. テーブル定義を intra-mart Accel Platform 標準状態にする

次のような方法で、 intra-mart Accel Platform 標準のテーブルが作成された状態にします。

  • 例)DDL(CREATE)

    intra-mart Accel Platform の新規テーブルを CREATE する。

  • 例)DDL(RENAME→CREATE)

    version 7.2 と intra-mart Accel Platform のテーブルの差異が大きく、version 7.2 のデータを後で利用する場合に、version 7.2 のテーブル名を変更し、intra-mart Accel Platform のテーブルを CREATE する。

  • 例)DDL(ALTER)

    version 7.2 と intra-mart Accel Platform のテーブルの差異が小さい場合に、ALTER で変更する。

3.5.2.2. version 7.2 のデータを移行する

次のような方法で、 version 7.2 のデータを intra-mart Accel Platform に移行します。

  • 例)DDL/DML(SELECT INSERT)

    version 7.2 のデータを加工しつつ、 intra-mart Accel Platform のテーブルに INSERT する。

    コラム

    intra-mart Accel Platform 標準のテーブルの作成に「RENAME→CREATE方式」を、version 7.2 のデータ移行に「SELECT INSERT方式」を採用した場合の例

    1. version 7.2 テーブル RENAME
    2. intra-mart Accel Platform テーブル CREATE
    3. RENAME 済み version 7.2 テーブルから SELECT INSERT
    4. RENAME 済み version 7.2 テーブルを DROP
  • 例)DML(UPDATE)

    テーブル定義変更が ALTER で済むような場合に、既存データに対し intra-mart Accel Platform 形式になるようにデータを UPDATE する。

  • 例)拡張インポート(任意のSQLやAPI使用)

    version 7.2 のテーブルやエクスポートファイルからデータを取得し、 intra-mart Accel Platform のAPI等で登録/更新する。

3.5.2.3. 不要テーブルを削除する

以下のようなテーブルを削除します。

  • version 7.2 からコピーしたテーブルのうち、残したままだと intra-mart Accel Platform の運用に支障をきたすテーブル
  • 移行処理中に作成したワークテーブル

コラム

残しても intra-mart Accel Platform 運用に支障をきたさない場合、原則として移行処理では 削除しません
これは、システム的には不要になっても、ユーザアプリケーションで使用している可能性があるためです。

コラム

本仕様書中で触れられていない場合、テーブルがそのまま残っています。

3.5.2.4. intra-mart Accel Platform の初期データを投入する

intra-mart Accel Platform 標準で登録される各種データを登録します。

コラム

移行 モジュールのセットアップ設定ファイルに定義されていた、intra-mart Accel Platform 標準で登録される各種インポートが該当します。

なお、以下のようなリソースは intra-mart Accel Platform 標準のものを優先します。
  • メニュー
  • ジョブ/ジョブネット
  • Webサービス
  • ポートレット