3. 開発環境のセットアップ¶
3.1. プロジェクトの作成と設定¶
intra-mart e Builder for Accel Platform 上にモジュール・プロジェクトを作成し、プロジェクトの設定を行います。プロジェクトの作成・設定の方法に関しては、「 intra-mart e Builder for Accel Platform アプリケーション開発ガイド 」の「モジュール・プロジェクト作成」、および「プロジェクトの設定」を参照してください。
3.2. モジュールの依存関係について¶
作成したモジュール・プロジェクトに、以下のモジュールへの依存関係を追加してください。
- 「 IM-Workflow 」
- 「 TERASOLUNA Server Framework for Java (5.x) for Accel Platform 」
スマートフォン向けの申請画面・承認画面を開発する場合は、以下のモジュールへの依存関係も必要です。
- 「 IM-Workflow スマートフォン 」
モジュールへの依存関係追加の方法に関しては、「 intra-mart e Builder for Accel Platform アプリケーション開発ガイド 」の「module.xml」を参照してください。
3.3. サンプルプロジェクトのインポートと設定¶
開発環境のセットアップ
以下の手順により、サンプルフロー「TERASOLUNA Server Framework開発モデル」の動作確認を行うことが可能です。
- IM-Jugglingを起動し、Jugglingプロジェクトを作成します。
- Jugglingプロジェクト時に、追加リソース(設定ファイル等)として「 TERASOLUNA Server Framework for Java (5.x) 設定ファイル(iAP 2015 Spring 8.0.10以降) 」・「 TERASOLUNA Server Framework for Java (5.x) for MyBatis3設定ファイル(iAP 2015 Spring 8.0.10以降) 」を選択します。
- Jugglingプロジェクトのモジュール構成には、「 IM-Workflow 」「 IM-Workflow スマートフォン 」「 TERASOLUNA Server Framework for Java (5.x) for Accel Platform 」を含めます。
- Jugglingプロジェクトのユーザモジュールタブから「 im_workflow_tsfw_sample-8.0.1.imm 」を取り込みます。
- TypeAlias 設定ファイル「 mybatis-config.xml 」をダウンロードし、%Jugglingプロジェクト%/classes/META-INF/mybatis/mybatis-config.xmlに配置します。
- Jugglingプロジェクトからwarファイルを作成します。サンプルを含めるにチェックを入れます。
- 作成されたwarファイルをデプロイし、デバッグサーバを起動します。
- 起動完了後に、システム管理者としてログインし、テナント環境セットアップを実施します。
- 申請一覧にアクセスすることで「TERASOLUNA Server Framework開発モデル」が表示されます。
プロジェクトのインポート
サンプルのユーザアプリケーションを含んだモジュール・プロジェクト「 im_workflow_tsfw_sample-8.0.1.zip 」をダウンロードし、以下の手順で e Builder にインポートします。
- e Builder を起動
- ツールバーメニュー[ファイル]-[インポート]よりインポートウィザード画面を開く
- 項目[General]-[既存プロジェクトをワークスペースへ]を選択し次へ
- [アーカイブ・ファイルの選択]項目よりダウンロードしたzipファイルを選択し、[終了]ボタンをクリック
- 以上の手順で、モジュール・プロジェクト「im_workflow_tsfw」がインポートされます。
ビルドパスの設定
モジュール・プロジェクト「im_workflow_tsfw」を修正後に以下の手順を実施することで、デバッグサーバの環境に適用できます。
- モジュール・プロジェクトのプロパティにてWebアーカイブディレクトリを設定します。
- プロジェクトのクリーンを実行します。
- クリーンの完了後に、デバッグサーバを起動します。
3.4. サンプルについて¶
サンプルフローの仕様を簡単に紹介します。
- フロー「TERASOLUNA Server Framework開発モデル」
- 申請画面にて、ユーザアプリケーションデータを入力します。
- 入力されたユーザアプリケーションデータは、アクション処理にてテナントデータベース上のテーブルへ登録します。
- 未処理一覧から受け取ったユーザデータIDをキーにテーブルを検索します。
- 取得したユーザアプリケーションデータを承認画面に表示します。
- 案件終了処理にて、テーブルの案件終了フラグを更新します。
- 案件退避処理リスナーにて、テーブルのアーカイブフラグを更新します。
サンプルユーザアプリケーションについては、 サンプルプログラム を参照してください。
3.5. テンプレートについて¶
ユーザプログラムを作成する際のテンプレートが提供されています。
サンプルプロジェクトの以下のディレクトリに配置されています。
<%サンプルプログラムディレクトリ%/jp/co/intra_mart/sample/im_workflow/tsfw/template>
テンプレート一覧 処理 物理名 案件開始処理 MatterStartProcess.java 案件終了処理 MatterEndProcess.java アクション処理 ActionProcess.java 到達処理 ArriveProcess.java 分岐開始処理/分岐終了処理 RuleCondition.java 未完了案件削除処理リスナー WorkflowActvMatterDeleteListener.java 完了案件削除処理リスナー WorkflowCplMatterDeleteListener.java 過去案件削除処理リスナー WorkflowArcMatterDeleteListener.java 案件退避処理リスナー WorkflowMatterArchiveListener.java 処理対象者プラグイン WorkflowAuthorityExecEventListener.java 案件終了処理(トランザクションなし) MatterEndProcessNoTran.java