9.1. テーブルから エンティティを作成する¶
9.1.1. テーブル選択¶
「サイトマップ」→「Repository」→「テーブルからのエンティティ作成」をクリックし、「テーブルからのエンティティ作成」画面を表示します。
「テーブルからのエンティティ作成」 画面の「テーブルの選択」が表示されます。
<画面項目(テーブルの選択)>
項目 説明 テーブル情報 エンティティの元となるテーブルを入力します。
データベース種別テナントデータベース・シェアードデータベースのどちらを利用するかを選択します。この項目は必須項目です。 接続IDデータベース種別でシェアードデータベースを選択した場合に表示されます。プルダウンから利用するデータベースの接続IDを選択します。シェアードデータベースを選択した場合、この項目は必須項目です。 テーブル名プルダウンから該当テーブルを選択します。この項目は必須項目です。カラム情報の読み込み 指定されたテーブルのカラム情報を読み込み、「テーブルからのエンティティ作成- エンティティ情報の設定」画面を表示します。
9.1.2. エンティティ情報の設定¶
作成するエンティティの情報を設定します。「エンティティ情報の設定」画面で選択したテーブルのカラム情報を元に「エンティティ項目」等を設定します。<画面項目(エンティティ情報の設定)>
項目 説明 テーブル情報
データベース種別「テーブルからのエンティティ作成- テーブルの選択」で設定したデータベース種別を表示します。 接続IDデータベース種別がシェアードデータベースの場合に「テーブルからのエンティティ作成- テーブルの選択」で設定した接続IDを表示します。 テーブル名「テーブルからのエンティティ作成- テーブルの選択」で設定したテーブル名を表示します。エンティティ
エンティティカテゴリエンティティを作成する カテゴリを設定します。この項目は必須項目です。 エンティティIDエンティティIDを入力します。この項目は必須項目です。 エンティティ名エンティティ名を入力します。この項目は必須項目です。 エンティティ情報とテーブルの差分表示エンティティ情報とテーブルの差分表示を行うかを選択します。エンティティ項目
チェックボックスエンティティ項目として登録するかどうかを選択します。 カラム名カラム名を表示します。 主キー主キーであるかどうかを表示します。 必須必須であるかどうかを表示します。 割り当て「新規」「既存」のいずれかを表示します。読み込んだカラムのカラム名、データ型、桁数が一致する辞書項目が存在する場合、その辞書項目が割り当てられ「既存」と表示されます。 項目種別「 辞書項目」「 エイリアス」のいずれかを表示します。 項目ID
割り当てが「新規」の場合辞書項目ID または エイリアスIDを入力します。この項目は必須項目です。 割り当てが「既存」の場合辞書項目ID または エイリアスIDを表示します。 項目名
割り当てが「新規」の場合辞書項目名 または エイリアス名を入力します。この項目は必須項目です。 割り当てが「既存」の場合辞書項目名 または エイリアス名を表示します。 データ型読み込んだカラムのデータ型を元に対応するデータ型を判別し表示します。データ型が判別できなかった場合は設定可能なデータ型をプルダウンで表示します。この項目は必須項目です。 設定辞書項目の設定を行います。
戻る 「テーブルからのエンティティ作成- エンティティ情報の設定」画面を表示します。エンティティ作成 「テーブルからのエンティティ作成- エンティティ作成結果」画面を表示します。 コラム
エンティティ項目のデータ型に割り当てられるデータベース製品別のデータ型は以下の通りです。
データ型 Oracle PostgreSQL SQLServer 真偽値 NUMBER BOOLEAN BIT 数値 NUMBER DECIMAL DECIMAL 文字列 NVARCHAR2 VARCHAR NVARCHAR 日付 DATE DATE DATE 時刻 DATE TIME TIME 日時 TIMESTAMP TIMESTAMP DATETIME2 長い文字列 CLOB TEXT NVARCHAR バイナリ BLOB BYTEA VARBINARY ※ 対応するデータ型の一部は設定で変更できます。詳細は「データ型を変更する」を参照してください。
9.1.2.1. 辞書項目の新規作成¶
割り当てが「新規」になっているエンティティ項目の「設定」アイコンをクリックします。
辞書項目情報が表示されます。
<画面項目(辞書項目)>
項目 説明 辞書項目ID 辞書項目を一意に表す文字列を入力します。この項目は必須項目です。辞書項目名 辞書項目を表す名称を入力します。名称には各言語で利用するものと、言語情報が指定されていない場合に標準で利用するものを指定します。この項目は標準のみ必須項目です。説明 辞書項目の説明を入力します。説明には各言語で利用するものと、言語情報が指定されていない場合に標準で利用するものを指定します。列挙型 辞書項目が列挙値の場合に設定します。列挙型を指定すると制約は「列挙型」、初期値は列挙値のプルダウンに変更します。制約「列挙型」は、列挙型に定義している値のみを許容する制約です。初期値 辞書項目の初期値を入力します。列挙型以外の初期値は固定値のみが入力可能です。列挙型の初期値はプルダウンから選択してください。辞書項目の有効化 辞書項目の有効、無効を表示します。 データ 辞書項目を利用する際の識別子・データ型の設定です。この用途は主にデータベースやアプリケーション等から利用される事を想定しています。 制約 辞書項目に対する制約を設定します。この用途は主に入力内容に対するバリデーション等で利用される事を想定しています。<画面項目(データ)>
項目 説明 Database設定
データ型データベースで使用された時のデータ型を表示します。カラム名を元にデータ型が判別できなかった場合は設定可能なデータ型をプルダウンで表示します。この項目は必須項目です。 最大桁数データベースで使用された時の最大桁数を表示します。 小数桁数データベースで使用された時の小数桁数を表示します。 物理名データベースで使用された時の物理名を表示します。 論理名データベースで使用された時の論理名を入力します。論理名には各言語で利用するものと、言語情報が指定されていない場合に標準で利用するものを指定します。 コメントデータベースで使用された時のコメントを入力します。コメントには各言語で利用するものと、言語情報が指定されていない場合に標準で利用するものを指定します。Java設定
データ型Javaで使用された時のデータ型を表示します。 変数名Javaコードを自動生成する等の用途の場合に利用される変数名を表示します。JavaScript設定
データ型JavaScriptで使用された時のデータ型を表示します。 変数名JavaScriptコードを自動生成する等の用途の場合に利用される変数名を表示します。IM-LogicDesigner設定
データ型IM-LogicDesignerで使用された時のデータ型を表示します。 変数名IM-LogicDesignerから利用される場合の変数名を表示します。<画面項目(制約)>
辞書項目に対する制約を設定します。設定できる制約については以下を参照してください。コラム
Java、JavaScript、IM-LogicDesignerのデータ型はDatabase データ型に対応して以下のように設定されます。
データ型 Java JavaScript IM-LogicDesigner 真偽値 Boolean Boolean boolean 数値 BigDecimal Number BigDecimal 文字列 String String string 日付 Date Date date 時刻 java.sql.Time Date date 日時 java.sql.Timestamp date imdatetime 長い文字列 String String string バイナリ byte[] String binary
9.1.2.2. エイリアスの新規作成¶
「辞書項目の作成方法を選択」ボタンをクリックし「エイリアスを新規作成」をクリックします。
「辞書項目の作成方法を選択」ダイアログの「変更」ボタンをクリックします。
「参照先辞書項目選択」ダイアログが表示されるので、参照先の辞書項目を選択し、「設定」ボタンをクリックします。
エイリアス情報が表示されます。
<画面項目(エイリアス)>
項目 説明 エイリアスID エイリアスを一意に表す文字列を入力します。この項目は必須項目です。エイリアス名 エイリアスを表す名称を入力します。名称には各言語で利用するものと、言語情報が指定されていない場合に標準で利用するものを指定します。この項目は標準のみ必須項目です。説明 エイリアスの説明を入力します。説明には各言語で利用するものと、言語情報が指定されていない場合に標準で利用するものを指定します。参照先辞書項目ID エイリアスの元になった辞書項目IDを表示します。<画面項目(データ)>
参照先の辞書項目と同じ情報が表示されます。
項目 説明 Database設定
データ型参照先の辞書項目のデータベースで使用された時のデータ型を表示します。 最大桁数参照先の辞書項目のデータベースで使用された時の最大桁数を表示します。 小数桁数参照先の辞書項目のデータベースで使用された時の小数桁数を表示します。 物理名データベースで使用された時の物理名を表示します。 論理名データベースで使用された時の論理名を入力します。論理名には各言語で利用するものと、言語情報が指定されていない場合に標準で利用するものを指定します。 コメントデータベースで使用された時のコメントを入力します。コメントには各言語で利用するものと、言語情報が指定されていない場合に標準で利用するものを指定します。Java設定
データ型参照先の辞書項目のJavaで使用された時のデータ型を表示します。 変数名Javaコードを自動生成する等の用途の場合に利用される変数名を表示します。JavaScript設定
データ型参照先の辞書項目のJavaScriptで使用された時のデータ型を表示します。 変数名JavaScriptコードを自動生成する等の用途の場合に利用される変数名を表示します。IM-LogicDesigner設定
データ型参照先の辞書項目のIM-LogicDesignerで使用された時のデータ型を表示します。 変数名IM-LogicDesignerから利用される場合の変数名を表示します。<画面項目(制約)>
参照先の辞書項目と同じ制約が表示されます。制約については以下を参照してください。
9.1.2.3. 既存の辞書項目を紐づける¶
割り当てが「既存」になっているエンティティ項目の「設定」アイコンをクリックします。
紐づけ可能辞書項目一覧が表示されるので、紐づけたい辞書項目を選択し、「設定」ボタンをクリックします。
エンティティ項目に紐づけが可能な辞書項目は読み込んだテーブルカラムのカラム名、データ型、桁数が一致する辞書項目のみです。カラム名、データ型、桁数のいずれかが一致しない辞書項目は一覧に表示されません。
9.1.3. エンティティ作成結果¶
作成したエンティティの情報が確認できます。<画面項目(エンティティ作成結果)>
項目 説明 作成したエンティティを表示する エンティティ一覧画面に遷移します。 次のテーブルを選択する 「テーブルからのエンティティ作成- テーブルの選択」に遷移します。 テーブル情報
データベース種別「テーブルからのエンティティ作成- テーブルの選択」で設定したデータベース種別を表示します。 接続IDデータベース種別がシェアードデータベースの場合に「テーブルからのエンティティ作成- テーブルの選択」で設定した接続IDを表示します。 テーブル名「テーブルからのエンティティ作成- テーブルの選択」で設定したテーブル名を表示します。エンティティ情報
エンティティカテゴリ「テーブルからのエンティティ作成- エンティティ情報の設定」で設定したエンティティカテゴリを表示します。 エンティティID「テーブルからのエンティティ作成- エンティティ情報の設定」で設定したエンティティIDを表示します。 エンティティ名「テーブルからのエンティティ作成- エンティティ情報の設定」で設定したエンティティ名を表示します。辞書情報
カラム名カラム名を表示します。 主キー主キーであるかどうかを表示します。 必須必須であるかどうかを表示します。 項目種別「 辞書項目」「 エイリアス」のいずれかを表示します。 項目ID辞書項目ID または エイリアスIDを表示します。 項目名辞書項目名 または エイリアス名を表示します。 データ型データ型を表示します。 詳細登録した辞書項目または エイリアス情報を表示します。
エンティティ一覧を表示したい場合は「作成したエンティティを表示する」ボタン、続けて別のテーブルからエンティティを作成したい場合は「次のテーブルを選択する」ボタンをクリックします。
辞書項目や エイリアスを確認したい場合は辞書情報の「詳細」アイコンをクリックします。
「項目詳細」ダイアログが表示され、辞書項目や エイリアスの詳細情報を確認できます。
コラム
登録した 辞書項目または エイリアス情報は「テーブルからのエンティティ作成」カテゴリ- 「エンティティID」カテゴリ配下に作成されます。