3. IM-Repositoryについて¶
3.1. IM-Repositoryとは¶
IM-Repositoryは、intra-mart Accel Platform上で利用される様々な用語およびそのメタデータを管理できるアプリケーションです。IM-Repositoryの特徴は以下の通りです。
- アプリケーションが利用する用語の管理
- 用語に対する属性情報(メタデータ)の管理
- 拡張可能な属性情報
- 用語と、その用語を利用しているアプリケーションとの間の依存関係の管理
- 属性情報(メタデータ)の変更に対する影響範囲の算出
- 影響範囲を元としたアプリケーションの修正を行うためのタスク管理
- エンティティ情報を元としたデータ管理
例えば、「ユーザコード」や、「取引先コード」といった用語と共に、論理名、物理名、桁数、データ型、制約といった属性情報(メタデータ)を統合的に管理できます。また、用語の属性情報を変更した際に、その用語を参照しているものを列挙できます。例えば、取引先コードの桁数を変更した場合、影響の出るアプリケーションを列挙する、といった事が可能です。用語の情報はAPIを通じて様々なアプリケーションから参照可能です。例えば入力チェック等のバリデーション機構に組み込んだり、用語を利用した画面項目の自動生成といった用途に利用できます。2022 Winter(Freesia)より追加されたエンティティの「データ定義」機能では、以下の機能を提供します。
- エンティティ情報を元にデータベースのテーブルを管理する機能
- エンティティ情報をIM-BloomMaker やIM-LogicDesigner のプロパティ(項目)として管理する機能
- エンティティ情報を元にデータの取得・更新を行う機能
コラム
intra-mart Accel Platformが利用している様々な用語(辞書データ)は、プロダクトファイルダウンロードサイトから入手し、取り込むことが可能です。
3.2. IM-Repositoryの提供する機能と画面一覧¶
IM-Repositoryの提供する各機能と画面一覧は以下の通りです。
<機能と画面>
機能 対応画面 型テンプレート 辞書 列挙 エンティティ 影響範囲 タスク
- 「タスク」
履歴 その他(IM-Repository全般)