IM-Propagation は、データの更新や操作の完了などを通知するための汎用的なトリガとリスナの機構を提供します。
intra-mart Accel Platform では、メニューやジョブなどのマスタデータが変更されたことを示す通知を行う際に IM-Propagation を使用しているため、主にデータ変更のリスナを用意する目的で使用します。
IM-Propagation には、通知を送信・受信するため基本的な実装が用意されており、開発者はマッピング設定といくつかの実装を追加するだけで、目的のトリガ・リスナを用意することができます。
送信側(図中の SENDER)が通知内容を IM-Propagation に送信すると、IM-Propagation はマッピング設定(図中の Mapping Table)によって受信側(図中の RECEIVER 1~3)を決定し、通知内容を伝搬します。
したがって、データや通知を受信したい場合は、マッピング設定を追加します。
受信側が複数存在する場合は1つずつ通知内容を送り、全ての受信側に通知が伝搬された後、送信側に戻ります。
データや通知を送信したい場合も同様に、マッピング設定を追加することで実現できます。