4.2.5.1.3. SQL(2WaySQL)¶
処理種別(タイプ)SQLは、ユーザ定義タスクとしてSQL(2WaySQL)を利用したタスクを定義します。
4.2.5.1.3.1. 入力値/返却値¶
処理種別(タイプ)SQLでは、入力値/返却値をそれぞれ以下のように定義します。
4.2.5.1.3.1.1. 入力値¶
クエリに定義した2WaySQLのパラメータを定義します。
入力値に定義したパラメータは、クエリに定義したパラメータと紐付きます。
クエリ種別でSELECTを選択した場合、「範囲を指定する」チェックボックスが表示されます。
「範囲を指定する」チェックボックスにチェックを入れると、入力値にlimit, offsetというキーが追加されます。
これらのキーに対して取得したい範囲の値を指定することでSELECTの範囲を指定できます。
- limit
- 取得するデータの最大レコード数(0以上、0の場合、offset以降の全件)
- offset
- 取得するデータの開始レコード位置(1以上)
例えば、先頭から5件取得したい場合 limit=5, offset=1を指定します。
4.2.5.1.3.1.2. 返却値¶
定義したクエリの実行結果を定義します。
実行結果は指定したクエリ種別によって以下のように異なります。
- SELECT
- クエリの実行結果として取得されたレコード一覧
- 実行結果の件数
- 実行時のクエリ
- UPDATE, INSERT, DELETE
- 実行結果の件数
- 実行時のクエリ
これらの値はクエリの呼び出し結果が返ってきた際に、システムが自動でマッピングします。
注意
処理種別(タイプ)SQLの返却値の定義はクエリ種別を問わずシステムで固定です。
4.2.5.1.3.2. データベース種別¶
定義したクエリの実行先を定義します。
データベース種別として定義可能な値は以下の通りです。
- TENANT
- テナントDBへ問い合わせを行います。
- SHARED
- シェアードDBへ問い合わせを行います。
- 問い合わせを行うシェアードDBの接続IDを同時に定義します。
4.2.5.1.3.3. クエリ¶
処理種別(タイプ)SQLにおいて、ユーザ定義タスクの実行処理部分のSQLを定義します。
4.2.5.1.3.4. データベースに関して対応しているデータ型¶
以下のデータベース型に対応しています。
IM-LogicDesignerのデータ型は、「PostgreSQL」、「Oracle Database」、「SQL Server」のデータベース型とそれぞれ対応しています。
PostgreSQLのデータ型 | Oracle Databaseのデータ型 | SQL Serverのデータ型 | IM-LogicDesignerのデータ型 |
---|---|---|---|
VARCHAR
CHAR
CHARACTER
TEXT
|
VARCHAR
CHAR
NCHAR
LONG
NVARCHAR
LONG VARCHAR
|
VARCHAR
NVARCHAR
CHAR
NCHAR
TEXT
|
string |
NUMERIC | NUMERIC
SMALLINT
INTEGER
FLOAT
DOUBLE PRECISION
NUMBER
REAL
|
DECIMAL
NUMERIC
|
bigdecimal |
BYTEA | BLOB
RAW
|
BINARY
VARBINARY
TIMESTAMP
|
binary |
- | CLOB
NCLOB
|
- | sqlclob |
- | - | TINYINT | byte |
SMALLINT | - | SMALLINT | short |
INTEGER | - | INT | integer |
BIGINT | - | BIGINT | long |
DOUBLE PRECISION | - | FLOAT | double |
TIMESTAMP WITH TIME ZONE | TIMESTAMP
DATE
|
DATETIME | sqltimestamp |
- | - | DATE | sqldate |
BOOLEAN
BIT
|
- | BIT | boolean |