概要¶
アカウントのインポート・エクスポート機能では、XML形式およびCSV形式でアカウント情報のインポート・エクスポートを行います。アカウント情報とは、アカウントに関連する以下の情報です。
インポート・エクスポートで扱う情報¶
扱う情報の制限については「インポート時のデータ検証について」を参照してください。
アカウント情報¶
アカウントに対しての設定値を保持します。アカウントの基本情報およびアカウントライセンス情報で構成されています。アカウント情報を構成する項目は以下の通りです。
項目 対応するテーブル名 対応するカラム名 説明 ユーザコード b_m_account_b user_cd アカウントを表すユーザコードです。 パスワード b_m_account_b password アカウントに設定されているパスワードです。パスワードは復号された値が設定されます。週の開始曜日 b_m_account_b first_day_of_week アカウントに設定されている週の開始曜日です。曜日を表す次の数値が設定されます。1:日曜 ~ 7:土曜設定されていない場合は、「-1」が設定されます。エンコーディング b_m_account_b encoding アカウントに設定されている文字エンコーディングです。intra-mart Accel Platform では、文字エンコーディングは変更できないため、「UTF-8」が設定されます。ロケールID b_m_account_b locale_id アカウントに設定されているロケールIDです。ユーザが画面表示等で利用するロケールのIDが設定されます。タイムゾーンID b_m_account_b time_zone_id アカウントに設定されているタイムゾーンIDです。ユーザが日付と時刻の情報を扱う場合に利用するタイムゾーンのIDが設定されます。カレンダーID b_m_account_b calendar_id アカウントに設定されているカレンダーIDです。ユーザが日付情報を扱う場合に利用するカレンダー情報のIDが設定されます。アカウントロック日付 b_m_account_b lock_date アカウントに設定されているアカウントロック日付です。アカウントがロックされた日時が設定されます。ロックされていない場合は設定されません。ログイン失敗回数 b_m_account_b login_failure_count アカウントのログイン失敗回数です。ログインに失敗するたびに、カウントが増加します。ログインに成功した場合はリセットされ、「0」が設定されます。備考 b_m_account_b notes アカウントに設定されている備考です。 有効開始日 b_m_account_b valid_start_date アカウントの有効開始日です。アカウントは有効開始日から有効です。有効終了日 b_m_account_b valid_end_date アカウントの有効終了日です。アカウントは有効終了日の前日まで有効です。アカウントライセンス (非公開)- アカウントのライセンス付与状況です。ライセンスが付与されている場合「true」、付与されていない場合は「false」が設定されます。
アカウントテーマ情報¶
アカウントに設定されたテーマ情報です。アカウントテーマ情報は、クライアントタイプごとのテーマIDを保持します。アカウントテーマ情報を構成する項目は以下の通りです。
項目 対応するテーブル名 対応するカラム名 説明 クライアントタイプID b_m_account_theme client_type_id アカウントテーマ情報に設定されているクライアントタイプIDです。 テーマID b_m_account_theme theme_id アカウントテーマ情報に設定されているクライアントタイプに対するテーマのテーマIDです。
日付と時刻の形式情報¶
アカウントに設定された日付と時刻の形式情報です。日付と時刻の形式情報は、日付や時刻を画面などに表示する場合の形式情報のIDとフォーマットパターンを保持します。日付と時刻の形式情報を構成する項目は以下の通りです。
項目 対応するテーブル名 対応するカラム名 説明 フォーマットセットID b_m_account_dtf format_set_id 日付と時刻の形式情報に設定されているフォーマットセットIDです。フォーマットセットとは、あらかじめ定義された複数の形式情報のセットです。ロケールID b_m_account_dtf locale_id 日付と時刻の形式情報に設定されているロケールIDです。フォーマットセットで利用するロケールのIDです。フォーマットID b_m_account_dtf format_id 日付と時刻の形式情報に設定されているフォーマットIDです。以下のような特定の形式を表すIDです。日付標準表示、日付簡易表示、時刻標準表示、タイムスタンプ表示フォーマットパターン b_m_account_dtf pattern 日付と時刻の形式情報に設定されている日付/時刻フォーマットパターンです。表示形式を指定するパターン文字を利用したパターンが設定されます。
アカウント属性情報¶
アカウントに設定された属性情報です。アカウント属性情報は、アプリケーションで利用される任意の名前と値のセットです。アカウント属性情報を構成する項目は以下の通りです。
項目 対応するテーブル名 対応するカラム名 説明 属性名 b_m_account_attr_b attr_name アカウント属性情報に設定されている属性名です。 属性値 b_m_account_attr_b attr_value アカウント属性情報に設定されている属性名に対する属性値です。
アカウント付与ロール情報¶
アカウントに付与されたロール情報です。アカウント付与ロール情報は、付与されたロールIDと有効期間を保持します。アカウント付与ロール情報を構成する項目は以下の通りです。
項目 対応するテーブル名 対応するカラム名 説明 ロールID b_m_account_role_b role_id アカウント付与ロール情報に設定されているロールIDです。 有効開始日 b_m_account_role_b valid_start_date アカウント付与ロール情報に設定されている有効開始日です。アカウントに付与されたロールは有効開始日から有効です。有効終了日 b_m_account_role_b valid_end_date アカウント付与ロール情報に設定されている有効終了日です。アカウントに付与されたロールは有効終了日の前日まで有効です。
アプリケーションライセンス情報¶
アカウントに付与されたアプリケーションライセンス情報です。アプリケーションライセンス情報は、ライセンス付与されたアプリケーションのプロダクトIDを保持します。アプリケーションライセンス情報を構成する項目は以下の通りです。
項目 対応するテーブル名 対応するカラム名 説明 プロダクトID (非公開)- アプリケーションライセンス情報に設定されているプロダクトIDです。
インポート・エクスポートで扱う日付と時刻の情報¶
アカウントのインポート・エクスポート機能で扱う「アカウントロック日付」などの日付と時刻の情報は、データ上文字列として設定されます。そのため、日付と時刻の情報に変換するために以下のフォーマットパターンの指定が必要です。
日付/時刻フォーマットパターン
日付と時刻を扱うデータのフォーマットパターン。「アカウント情報」の「アカウントロック日付」で利用されます。インポート/エクスポート実行時に、オプション の 日付/時刻フォーマットパターン で指定可能です。指定しなかった場合、デフォルトのフォーマットパターン「yyyy-MM-dd HH:mm:ss.SSS」が利用されます。日付フォーマットパターン
日付のみを扱うデータのフォーマットパターン。「アカウント情報」の「有効開始日」「有効終了日」および「アカウント付与ロール情報」の「有効開始日」「有効終了日」で利用されます。インポート/エクスポート実行時に、オプション の 日付フォーマットパターン で指定可能です。指定しなかった場合、デフォルトのフォーマットパターン「yyyy-MM-dd」が利用されます。コラム
変換する場合のタイムゾーンは、システム・デフォルトのタイムゾーンが利用されます。