6.6. BizRobo!連携チュートリアル(その他BizRobo!タスクの活用)¶
項目
6.6.1. チュートリアルの概要¶
本章では、IM-RPAのBizRobo!連携機能を使用して、BizRobo!のロボットが使用するリソースファイルを連携する方法をチュートリアル形式でご説明します。このチュートリアルに沿って設定を行うことで、以下のような機能を実現できます。
- intra-mart Accel PlatformからIM-LogicDesignerを介してBizRobo!のロボットが使用するExcelファイルを連携します。
本章では、説明を簡単にするために、ロボットのシナリオはシンプルなものにしております。またここでは、 「BizRobo!連携チュートリアル」と説明が重複する部分について、詳細な手順を省略して記載しております。シナリオの実行イメージは以下の通りです。ExcelファイルをManagement Consoleに保存し、別途Management Consoleのスケジュール実行により当該Excelファイルを読み込みます。図:本チュートリアルシナリオ実行イメージコラム
ロボットに、Excelなどのファイルを連携するには、Management Consoleの「リソース」を使用します。ロボットがリソースを利用するには、Management Consoleのスケジュール機能でロボットを実行する必要があります。このため、 本章ではIM-RPAをExcelファイルの連携にのみ使用し、ロボットの実行はManagement Consoleのスケジュール機能で行います。
6.6.2. ロボットの作成¶
コラム
Design Studioを使用したロボットの作成方法については、 「BizRobo!ナレッジベース」を参照してください。
6.6.2.1. パラメータの設定¶
パラメータ設定を行います。ここでは、Excel読み込み用の変数タイプと、読み取り結果格納用の変数タイプを適宜作成します。
6.6.4. IM-LogicDesignerフローの呼び出し¶
6.6.4.3. データマッピングをします¶
各タスクをダブルクリックして、「データマッピング」の設定を行います。各図を参考にマッピングをしてください。Excel取得タスク(「ストレージ操作 」- 「パブリックストレージ取得」)のデータマッピングを行います。図:データマッピングの設定 - 「ストレージ操作 」- 「パブリックストレージ取得」タスクExcel取得タスク(「ストレージ操作 」- 「ストレージファイル読み込み(バイナリ)取得」)のデータマッピングを行います。図:データマッピングの設定 - 「ストレージ操作 」- 「ストレージファイル読み込み(バイナリ)取得」タスクリソース削除タスク(「BizRobo!」- 「リソースの削除」)のデータマッピングを行います。図:データマッピングの設定 - 「BizRobo!」- 「リソースの削除」タスクコラム
「リソースの配置」タスクの前に「リソースの削除」タスクを実行する理由は、リソース配置時にすでに同名のリソースが存在した場合にエラーとなるのを防ぐためです。リソース配置タスク(「BizRobo!」- 「リソースの配置」)のデータマッピングを行います。図:データマッピングの設定 - 「BizRobo!」- 「リソースの配置」タスク
6.6.5. Management Consoleのスケジュール設定・動作確認¶
Management Console上で、ロボットのスケジュール実行の設定、および動作確認を行います。Management Consoleにログイン後、スケジュールの追加をクリックします。図:Management Consoleスケジュール追加 適宜スケジュール設定をしてください。「ジョブの追加」をクリックします。図:Management Consoleスケジュール設定 「ジョブ タイプの選択」で「シングルロボット」を選択します。「次へ」をクリックします。図:Management Consoleジョブタイプの設定 先ほどアップロードしたロボットを選択します。図:Management Consoleロボットの選択 ロボットに設定したExcelタイプの変数を選択し、「excel:」横の選択メニューより、配置済みのExcelリソースを選択します。「終了」をクリックします。図:Management Console変数の入力値を設定 設定したスケジュールが実行されるのを待ちます。スケジュールが実行されたのち、「ログビュー」より、ロボットの実行メッセージを確認してください。intra-mart Accel Platformから配置したリソースが正しく読み込まれていることを確認してください。図:Management Consoleログの確認