5. IM-PDFDesigner FullPack for Accel Platform のシステム構成(スタンドアローン構成、分散構成)の移行¶
IM-PDFDesigner FullPack for Accel Platform の システム構成(スタンドアローン構成、分散構成)の移行手順を示します。
5.1. 既存ファイル群の退避¶
移行元環境から、次のファイルを退避します。
- IM-PDFDesigner for Accel Platform の API を使用しているソースコード一式
- 帳票レイアウトファイル(dlf、iod、def、clf、ddl、cdd)
- データファイル(DAT形式、CSV形式)
- その他関連ファイル(埋め込み用画像ファイル、外部変数ファイル、外字ファイル、フォントファイル 等)
注意
既存ファイル群の設置場所は、お客様により異なります。
設置場所については、「 IM-PDFDesigner for Accel Platform プログラミングガイド 」-「 サンプルプログラム・データの保存位置 」を参考に確認してください。
5.2. 既存環境のアンインストール¶
移行元環境から、 連携エンジン IOWebDOC をアンインストールします。
アンインストール手順は、次を参照してください。
スタンドアローン構成
分散構成
移行元環境から、 帳票デザインツール IOWebDOC をアンインストールします。
アンインストール手順は、「 IM-PDFDesigner for Accel Platform セットアップガイド 」-「 IOWebDOCのアンインストール 」を参照してください。
注意
連携エンジン IOWebDOC は、異なるバージョンであっても同一環境内に共存させることはできません。
インストール済みの 連携エンジン IOWebDOC を必ずアンインストールしてください。
注意
帳票デザインツール IOWebDOC は、異なるバージョンであっても同一環境内に共存させることはできません。
インストール済みの 帳票デザインツール IOWebDOC を必ずアンインストールしてください。
5.3. 環境構築¶
IM-PDFDesigner for Accel Platform を構築します。
セットアップ手順は、「 IM-PDFDesigner for Accel Platform セットアップガイド 」を参照してください。
注意
システム構成移行時は設置サーバが異なりますので、ライセンスの再登録が必要です。
注意
移行元環境で使用しているフォントや外字が、移行先環境にインストールされているか確認してください。
インストールされていない場合、PDF帳票の見た目が崩れる、または、文字化けする可能性があります。
5.4. 退避したファイル群の調整¶
ソースコードを、 IM-PDFDesigner for Accel Platform の API に基づき修正します。
ソースコード中の API は、 スタンドアローン構成 の場合 IM-PDFDesigner API 、 分散構成 の場合 IM-PDFDesigner REST Service API へ変更が必要です。
利用可能なクラスについては、「 IM-PDFDesigner for Accel Platform API ドキュメント 」を参照してください。
コラム
変更例(スクリプト開発モデル)
// スタンドアローン構成
var pdf = new IODoc("pdfd/tutorial/nouhinkensa.iod", "");
// 分散構成
var pdf = new IODocRemote("pdfd/tutorial/nouhinkensa.iod", "");
変更例(JavaEE開発モデル)
// スタンドアローン構成
CSVDoc pdf = new CSVDoc("pdfd/tutorial/nouhinkensa.iod", "");
// 分散構成
CSVDocRemote pdf = new CSVDocRemote("pdfd/tutorial/nouhinkensa.iod", "");
5.5. 調整したファイル群の設置¶
調整したファイル群一式を、移行先環境へ設置します。
設置場所については、「 IM-PDFDesigner for Accel Platform プログラミングガイド 」-「 サンプルプログラム・データの保存位置 」を参考に設置してください。
注意
移行元環境で、独自の設定やファイルを使用している場合には、移行先環境への設定漏れやファイルの設置漏れがないか確認してください。
5.6. 動作確認¶
動作確認を実施します。
IM-PDFDesigner for Accel Platform を使用し、PDF帳票ファイルを作成します。
埋め込みデータや入力データの文字列、表や図などが想定通りに出力されているか確認します。
出力したPDF帳票ファイルの見た目が崩れている場合には、帳票レイアウトファイルを調整してください。
注意
帳票レイアウトファイル毎に出力内容が異なります。全ての帳票レイアウトファイルについて動作確認が必要です。
注意
想定通りに出力されない場合には、「 IM-PDFDesigner for Accel Platform トラブルシューティング 」を参照してください。
以上で、システム構成(スタンドアローン構成、分散構成)の移行作業は完了です。