IM-PDFCoordinator for Accel Platform 2023 Autumn リリースノート 第2版 2023-10-31

4. 機能一覧

4.1. IM-PDFCoordinator for Accel Platform

IM-PDFCoordinator for Accel Platform に含まれる機能の一覧です。

次のいずれかの製品を1つ購入していただくことで、該当する1機能を使用できます。

製品 機能
IM-PDFCoordinator(Security) for Accel Platform セキュリティ機能(Security)
IM-PDFCoordinator(Merge) for Accel Platform マージ機能(Merge)
IM-PDFCoordinator(Page) for Accel Platform ページ機能(Page)
IM-PDFCoordinator(Edit) for Accel Platform エディット機能(Edit)

注意

2023 Spring 以降のバージョンの IM-PDFCoordinator for Accel Platform では、2機能以上は使用できません。

2機能以上使用する場合は、 IM-PDFCoordinator FullPack for Accel Platform を必ず選択してください。

各機能の概要は、次の通りです。

機能 機能概要
セキュリティ機能(Security)
PDFファイルにセキュリティを付与する機能です。 この機能はAPIで提供されます。
詳細については、「 セキュリティ機能(Security) 詳細 」を参照してください。
マージ機能(Merge)
PDFファイルに 印影付与 、 重ね合わせ 、 透かしの挿入 、および、 用紙サイズの変更 を行う機能です。この機能はAPIで提供されます。
詳細については、「 マージ機能(Merge) 詳細 」を参照してください。
ページ機能(Page)
PDFファイルを 結合 、 抽出・分割 、および、 回転 する機能です。この機能はAPIで提供されます。
詳細については、「 ページ機能(Page) 詳細 」を参照してください。
エディット機能(Edit)
PDFファイルに 文字・画像追記 、 しおり・リンク付与 、 フォーム・注釈追加 、および、 JavaScriptの挿入 をする機能です。この機能はAPIで提供されます。
詳細については、「 エディット機能(Edit) 詳細 」を参照してください。

コラム

上記4機能全てで、PDFファイルのページ数・用紙サイズの取得、および、PDFファイルへのパスワード付与・解除の機能を利用することができます。

詳細については、「 共通機能詳細 」を参照してください。

注意

IM-PDFCoordinator for Accel Platform は スタンドアローン構成 のみ対応しています。 分散構成 は対応していません。

注意

Microsoft Internet Explorer 11 のサポート終了に伴い、 セキュリティ機能(Security) の「 保存場所制限 」、および、「 閲覧期限制御 」の2機能は2022年6月15日をもってサポートを終了いたしました。

注意

使用機能を1機能から2機能以上に拡張する場合、 IM-PDFCoordinator FullPack for Accel Platform にエディションアップ(差額有償)をしてください。

注意

エディションを変更した場合は、それまで使用していたエディションの使用権は無くなります。

4.1.1. 共通機能詳細

機能 機能概要
情報取得 PDFファイルのページ数、および、用紙サイズを取得する機能です。
パスワード付与
PDFファイルに オープンパスワード 、または、 セキュリティパスワード を付与し、閲覧/印刷/アクセス/コピー/編集についての権限を制限する機能です。
オープンパスワード とは、PDFファイルを開く際のパスワードです。 セキュリティパスワード とは、PDFファイルの各権限を制限するためのパスワードです。
パスワード解除 パスワード付きのPDFファイルに、同パスワードが指定されることでPDFファイルの各権限の制限を解除する機能です。

4.1.2. セキュリティ機能(Security) 詳細

機能 機能概要
保存場所制限 指定されたURL、または、物理パスでPDFファイルを開いた場合のみ閲覧可にする機能です。
閲覧期限制御
閲覧期限が設定されたPDFファイルを、設定された期間内は閲覧可、期間外は閲覧不可にする機能です。
期限は、PDFファイルを開いたマシンの日時をもとに判断されます。

4.1.3. マージ機能(Merge) 詳細

機能 機能概要
印影付与 PDFファイル上の指定されたページや位置に、ベクターデータの印影、または、ラスターデータの印影を付与する機能です。
重ね合わせ 複数のPDFファイルを上下に重ね合わせる機能です。
透かしの挿入 違法なコピーや配布を抑制するため、PDFファイルにレイヤを重ね、レイヤ毎に文字・画像等のオブジェクトを印刷制御、または、表示制御する機能です。
用紙サイズの変更 PDFファイルを指定された用紙サイズに拡大、縮小する機能です。

4.1.4. ページ機能(Page) 詳細

機能 機能概要
結合 複数のPDFファイルを指定された順序で結合する機能です。
抽出・分割 複数のページを持つPDFファイルから指定されたページを抽出、または、分割し、新規のPDFファイルを作成する機能です。
回転 指定された角度にPDFファイルを回転する機能です。

4.1.5. エディット機能(Edit) 詳細

機能 機能概要
文字・画像追記 PDFファイル上の指定されたページや位置に、文字、または、画像を追記する機能です。
しおり・リンク付与 PDFファイル上の指定されたページや位置に、しおり、または、リンクを付与する機能です。
フォーム・注釈追加 PDFファイル上の指定されたページや位置に、フォーム、または、注釈を追加する機能です。
JavaScriptの挿入 PDFファイルに JavaScript を挿入する機能です。

4.2. IM-PDFCoordinator FullPack for Accel Platform

IM-PDFCoordinator FullPack for Accel Platform は、 IM-PDFCoordinator for Accel Platform の次の機能を全て使用できます。

  • セキュリティ機能(Security)
  • マージ機能(Merge)
  • ページ機能(Page)
  • エディット機能(Edit)

2023 Spring 以降のバージョンで2機能以上使用する場合は、 IM-PDFCoordinator FullPack for Accel Platform を必ず選択してください。

注意

使用機能を1機能から2機能以上に拡張する場合、 IM-PDFCoordinator FullPack for Accel Platform にエディションアップ(差額有償)をしてください。

注意

エディションを変更した場合は、それまで使用していたエディションの使用権は無くなります。

4.3. Windows 版と Linux 版では、提供機能に差異があります

提供機能については、次の通りです。

○ : 制限なし

△ : 制限があるが使用可能

▲ : 2バイトコード使用不可

× : 使用不可

機能 Windows 版 Linux 版
結合
抽出・分割
回転
印鑑追加(IOD追記)
セキュリティ付与・解除
用紙サイズの変更
文字付与
画像付与
注釈付与
フォーム付与
しおり・リンク付与
レイヤ・重ね合わせ
フォント埋め込み ×
保存場所制限 ×
閲覧期限制御 ×

コラム

Linux 環境で文字付与する場合は、次の制限があります。

  • 文字付与機能をコール/実行するプログラムに、指定の文字コードを設定する必要がある。
  • 文字コード MS932 で扱えない文字は追記できない。(扱えない文字を追記しますと文字化けします)

プログラムの修正については「 IM-PDFCoordinator for Accel Platform プログラミングガイド 」を参照してください。