5. システム要件¶
当バージョンにおけるシステム要件は次の通りです。
5.1. サーバ要件¶
5.1.1. intra-mart Accel Platform¶
- intra-mart Accel Platform 2024 Autumn ( Standard Edition 、 Advanced Edition 、 Enterprise Edition 、 Basic Edition 、 Advance Edition 、 Professional Edition )
- 利用する intra-mart Accel Platform の サーバ要件 に準じます。
注意
intra-mart Accel Platform ( スタンドアローン構成 )は、 連携エンジン タイムスタンプライブラリ が必要です。
そのため、連携エンジンを動作させるための要件が、サーバ要件に追加となります。
追加となる要件については「 追加で必要なメモリ容量・ディスク容量について 」を参照してください。
5.1.2. タイムスタンプ処理サーバ¶
種別 | 製品名 |
---|---|
OS | Windows Server 2016 日本語版(64bit)
Windows Server 2019 日本語版(64bit)
Windows Server 2022 日本語版(64bit)
Red Hat Enterprise Linux 8.x(64bit)
Red Hat Enterprise Linux 9.x(64bit)
Amazon Linux 2
Amazon Linux 2023
|
クラウドサービス | Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)
Microsoft Azure Virtual Machines
Oracle Cloud Infrastructure Compute
|
JDK | Oracle JDK 8
Oracle JDK 11
Oracle JDK 17
OpenJDK 17
Amazon Corretto 11
Amazon Corretto 17
|
Web Application Server | Apache Tomcat 9.0.x (64bit) |
注意
タイムスタンプ処理サーバ ( 分散構成 )は、 連携エンジン タイムスタンプライブラリ が必要です。
そのため、連携エンジンを動作させるための要件が、サーバ要件に追加となります。
追加となる要件については「 追加で必要なメモリ容量・ディスク容量について 」を参照してください。
5.1.3. 追加で必要なメモリ容量・ディスク容量について¶
連携エンジン タイムスタンプライブラリ を動作させるために、対象サーバにメモリ容量、および、ディスク容量が追加で必要です。
5.1.3.1. 必要メモリ容量¶
タイムスタンプライブラリの処理では、処理対象のPDFファイルの約4~5倍ほどのJavaのヒープメモリが実行環境( スタンドアローン構成 であれば intra-mart Accel Platform サーバ、 分散構成 であれば タイムスタンプ処理サーバ )に必要です。
ファイルのアップロード上限を500Mにしている場合、2.5Gのヒープメモリを設定してください。
同時に複数ファイルを処理する場合、処理数分(500M × 2ファイル処理する場合、5G)のヒープメモリが必要です。
必要に応じ、同時処理数を 1 に制限するなど、上位システム側での制御をご検討ください。
マシンに用意するメモリとしては、上記ヒープメモリ分に加え、OS やその他アプリケーションが使用するメモリ分以上を確保してください。
Javaのヒープメモリ割り当ては、OSのメモリの50%~60%程度を目安としてください。
過剰に割り当てますと、ネイティブヒープ領域が不足します。
5.1.3.2. 必要ディスク容量¶
- 約 50G +タイムスタンプを付与するPDFの一時保存に必要な領域
5.2. クライアント要件¶
IM-PDFTimeStamper for Accel Platform で処理したPDFファイルを閲覧する際には、Adobe Reader等のPDF閲覧ソフトが必要です。
PDF閲覧ソフトに起因するトラブルについてはサポート対象外です。
事前に、運用を想定している閲覧環境にて必ずご確認ください。
5.3. ライセンス要件¶
- 開発環境と運用環境で、サーバマシンを分ける場合は、サーバマシン毎にライセンス購入が必要です。
- IM-PDFTimeStamper for Accel Platform を複数のサーバマシンで稼動させる場合、インストール数分のライセンスが必要です。
- ライセンス購入価格については、intra-mart特約店にお問い合わせください。
- 年間保守契約に加入しているユーザは、製品に関する問い合わせおよび、製品のバージョンアップを受けることができます。詳細は営業までお問い合わせください。
- ご要望により研修コースも開催いたします(有償)。また営業デモ等を受けることも可能です。