11.2. ワークブックエディタ¶
11.2.1. コンテキストメニューのコピーを使用した場合、貼り付け操作はコンテキストメニューから使用してください。¶
- クリップボードに文字が保持されていないため、ショートカットキーでの貼り付け操作を使用できません。コンテキストメニューの貼り付け機能を使用してください。
11.2.2. インポートできるExcelファイルの拡張子には制限があります。¶
- IM-Spreadsheet にて取り込むことができるExcelファイルは、拡張子が「.xlsx」のファイルに限定されています。「.xlsm」や「.xls」などの拡張子がついているファイルは取り込むことができません。
- SpreadJS Spread.Sheets の仕様により、インポート・エクスポート時に一部の情報が欠落する場合があります。詳しくは SpreadJS Spread.Sheets の クライアント側でのExcelファイルのインポートおよびエクスポート を参照ください。マクロの取り込みは行えません。
11.2.3. 1つのワークブックに対して複数ユーザで同時編集を行った場合、最初に保存したユーザの編集内容が優先されます。¶
- 本製品は先勝ちの楽観ロックによる排他制御を行っています。そのため、複数のユーザが同じワークブックを同時に開いて編集している場合、最初に保存操作を行ったユーザの内容のみが保存され、2番目以降のユーザの編集内容は保存できません。保存に失敗し画面上に保存が出来ない旨のメッセージが表示された場合は、一度ワークブックをエクスポートするなどして編集内容を退避させ、再度ワークブックを開きなおして保存を行ってください。
11.2.4. セルの書式フォーマットで、 intra-mart Accel Platform 上で定義したロケール別の日付時刻等のフォーマットを利用することはできません。¶
- セルの書式フォーマットで、 intra-mart Accel Platform 上で定義したロケール別の日付時刻等のフォーマットを利用することはできません。セルに設定できる書式については SpreadJS Spread.Sheets の セルの書式設定 を参照ください。
11.2.5. ワークブックエディタの処理速度はクライアントスペックに大きく依存します。¶
- 本製品はブラウザ上でスプレッドシートを扱う製品です。そのため大量のデータを扱ったり大きいサイズの画像を複数挿入するなどした場合、利用しているブラウザの種類やクライアントPCのスペックによって動作が遅くなる場合があります。特に、多くの設定がある複数のセル範囲を選択して操作を行う場合にパフォーマンスが低下する場合があります。
11.2.6. ワークブックエディタはSpreadJSで利用可能な一部の機能に非対応です。¶
- ワークブックエディタはSpreadJSで利用可能な機能に対応していない機能があります。
2019 Spring(IM-Spreadsheet 8.0.3)以降で対応していない機能の例
- 「シェイプ」の新規作成・編集
- 「リッチテキスト」表示
- 「バーコード」表示(QRコード、JANコードなど)
- PDFエクスポート
11.2.7. スマートフォン端末でワークブックエディタを利用する場合に制限があります。¶
2019 Spring(IM-Spreadsheet 8.0.3)以前のバージョン
- スマートフォン端末ではワークブックエディタを利用できません。
2019 Summer(IM-Spreadsheet 8.0.4)以降のバージョン
- 以下の制限事項があります。
- Android端末はサポートしていません。
- PCのクライアントブラウザと操作方法が異なります。
- スマートフォン端末で表示した場合にタッチモードが有効になり、セルの選択などの操作UIが変更されます。
- リボン項目が画面外に表示され、リボン項目を全て操作することが出来ない場合があります。
- インポート/エクスポート機能に対応していません。