11.1. 共通¶
11.1.1. Excelとの完全な互換は行っていません。¶
- 本機能はExcelライクなスプレッドシートウィジェットです。Excelで使用できる機能のうち、IM-Spreadsheetでは利用できない機能があります。
11.1.2. IM-Spreadsheetにおけるスプレッドシート部分の動作に関してはSpreadJSライブラリの制約および仕様に準拠します。¶
- IM-Spreadsheetにおけるスプレッドシート部分の動作に関してはSpreadJSライブラリの制約および仕様に準拠します。SpreadJSの制約および既知の不具合については GrapeCity ナレッジベース を参照してください。また、SpreadJSの標準機能については SpreadJS Spread.Sheets の 製品ヘルプ を参照してください。
11.1.3. 作成可能なワークブックの最大サイズは利用しているデータベースに準じます。¶
- ワークブックの情報は各データベースごとに以下の形式で保持しています。保存可能なワークブックの最大サイズはこれらのデータベースごとの型の仕様に準じます。
データベース | 型 |
---|---|
Oracle Database | BLOB |
PostgreSQL | BYTEA |
Microsoft SQL Server | VARBINARY(max) |
11.1.4. 本製品内で利用されている画像をintra-mart Accel Platform外で利用できません。¶
- 本製品内で利用されている画像をintra-mart Accel Platform外で利用できません。
11.1.5. IM-Spreadsheet 8.0.3以降のバージョンにアップデートした場合、スプレッドシートの表示に失敗する場合があります。¶
- 2018 Winter(Urara)(IM-Spreadsheet 8.0.2)以前で作成したIM-SpreadsheetのJSONデータを 2019 Spring(Violette)(IM-Spreadsheet 8.0.3), 2019 Summer(Waltz)(IM-Spreadsheet 8.0.4)で利用した場合、スプレッドシートの表示に失敗する場合があります。
例: 2018 Winter(Urara)以前で作成したJSONデータを 2019 Spring(Violette)以降のワークブックエディタで表示した場合
- 「ワークブック情報の取得に失敗しました。」というメッセージが画面に出力されます。
- 「TypeError: a.yj is not a function」というエラーがブラウザの開発者ツールのコンソールに出力されます。
例: 2018 Winter(Urara)以前でエクスポートしたJSONファイルを 2019 Spring(Violette)以降のワークブックエディタでインポートした場合
- 「インポートに失敗しました。 a.yj is not a function 」というエラーメッセージが画面に出力されます。
2019 Spring(Violette)(IM-Spreadsheet 8.0.3)をご利用の場合
2019 Summer(Waltz)(IM-Spreadsheet 8.0.4)へのアップデート、および、 2019 Summer(Waltz)の最新パッチ(IM-Spreadsheet 8.0.4-PATCH_001)の適用
2019 Summer(Waltz)(IM-Spreadsheet 8.0.4)をご利用の場合
2019 Summer(Waltz)の最新パッチ(IM-Spreadsheet 8.0.4-PATCH_001)の適用、または 2019 Winter(Xanadu)(IM-Spreadsheet 8.0.5)以降のバージョンへのアップデート
11.1.6. Spread.SheetsのPDF出力プラグインを利用する場合、対応するフォントを登録する処理を実装する必要があります。¶
- Spread.SheetsのPDF出力プラグインを利用する場合、PDFFontsManagerのAPIを利用して日本語フォントがあるファイルを登録する必要があります。具体的な回避方法については以下のページを参照してください。グレープシティ社 - GrapeCity.devlog 新機能「PDFエクスポート」/出力時の文字化けを防ぐには? (日本語)
11.1.7. IM-Spreadsheet 8.0.13 以降のバージョンで、セルに設定された数式を元に再計算が実行されない場合があります。¶
- IM-Spreadsheet 8.0.13 以降のバージョンで、セルに設定された数式を元に再計算が実行されない場合があります。以下のいずれかの方法で回避できます。
- Excel に出力する。
- resumeCalcService を利用して再計算を行う。