6.1.1. IM-LogicDesigner を利用して取得したタイムスタンプ型のレコードを ViewCreator のデータ参照のリスト集計で表示する。¶
注意
コラム
6.1.1.1. ロジックフローを作成する¶
図:ロジックフロー
- まず、データベースからレコードを取得するためのSQL定義を作成します。
- ユーザ定義の新規作成手順は「ユーザ定義を新規登録する」を参照してください。
「SQL定義編集」画面を表示したら、「ユーザ定義共通設定」を以下のように設定します。
項目名 設定値 ユーザ定義ID fetch_imm_user_records ユーザ定義名:標準 fetch_imm_user_records ユーザカテゴリ 任意のものを選択してください。 次に、「SQL定義」を以下のように設定します。
図:「SQL定義編集」画面 - SQL定義の設定項目名 設定値 データベース種別 問い合わせしたいデータベースを選択してください。今回は、TENANT を選択します。クエリ種別 SELECT 次に、「クエリ」を以下のように設定します。SELECT user_cd, start_date, end_date, user_name, create_date FROM imm_user
「クエリ」が設定できたら、「データ定義を取得する」をクリックし、「クエリ」をもとに生成される「返却値」を反映します。
図:「SQL定義編集」画面 - 返却値の取得内容に問題がなければ、画面下部の「登録」をクリックして、SQL定義を保存します。
図:「SQL定義編集」画面 - SQL定義の保存- 「サイトマップ」→「LogicDesigner」→「フロー定義一覧」からロジックフローを新規作成し、「ロジックフロー定義編集」画面を表示します。
- 詳しい手順は「ロジックフローの新規作成画面を表示する」を参照してください。
- 「開始タスク」、「fetch_imm_user_records(直前で作成したSQL定義)」「終了タスク」を配置し、順に接続します。
- タスクはパレット上部の「パレット内検索」に名前を入力すると検索できます。図:「ロジックフロー定義編集」画面 - タスクの接続
- ヘッダの「入出力設定」をクリックし、出力値を以下のように設定し、「決定」をクリックします。
- ロジックフローの出力結果をViewCreator でリソースとして利用するには、指定された出力設定にする必要があります。詳しくは「ViewCreatorで利用可能なロジックフローの出力設定」を参照してください。図:「入出力設定」画面 - 出力の設定
出力値 型 result <object[]> user_cd <string>※ result の配下に配置するuser_name <string>※ result の配下に配置するstart_date <sqldate>※ result の配下に配置するend_date <sqldate>※ result の配下に配置するcreate_date <sqltimestamp>※ result の配下に配置する
「終了」タスクのマッピング設定を開き、ヘッダ内の左上に位置するセレクトボックスをクリックし、以下の項目を選択します。
- エイリアス一覧 - fetch_imm_user_records1
セレクトボックスの中身が変更されたことを確認したら、右側にある「入力を追加」をクリックします。
図:「マッピング設定」画面 - 入力の追加
- マッピング設定を以下のように設定し、「決定」をクリックします。
図:「マッピング設定」画面 - 「終了」タスクのマッピング設定
入力(始点) 出力(終点) fetch_imm_user_records1 <object>└ records <object[]>└ user_cd <string> 出力 <object>└ result <object[]>└ user_cd <string> fetch_imm_user_records1 <object>└ records <object[]>└ user_name <string> 出力 <object>└ result <object[]>└ user_name <string> fetch_imm_user_records1 <object>└ records <object[]>└ start_date <sqldate> 出力 <object>└ result <object[]>└ start_date <sqldate> fetch_imm_user_records1 <object>└ records <object[]>└ end_date <sqldate> 出力 <object>└ result <object[]>└ end_date <sqldate> fetch_imm_user_records1 <object>└ records <object[]>└ create_date <sqltimestamp> 出力 <object>└ result <object[]>└ create_date <sqltimestamp>
「新規保存」ボタンをクリックし、以下を設定してロジックフローを保存します。
フロー定義ID : fetch_imm_user_records_flow
フロー定義名 : fetch_imm_user_records_flow
フローカテゴリ :
- ID : 任意のものを選択してください。
- 名称 : 任意のものを選択してください。
6.1.1.2. ロジックフローを ViewCreator で利用する¶
6.1.1.2.1. ロジックフローを ViewCreator のリソースとして登録する¶
- 「サイトマップ」→「ViewCreator」→「外部データソース連携」→「ロジックフロー管理」をクリックします。
- フロー定義ID「 fetch_imm_user_records_flow 」の
アイコンをクリックし、
にすることでリソースを登録します。
図:「ロジックフロー管理」画面 - リソース登録
6.1.1.2.2. クエリの作成¶
- 「サイトマップ」→「ViewCreator」→「クエリ一覧」→「新規」をクリックし、「クエリ編集」画面を表示します。
図:「クエリ一覧」画面 - クエリ新規作成
- 接続IDのプルダウンから「LogicFlow」を選択し、表示される確認ダイアログの「決定」ボタンをクリックします。
図:「クエリ編集」画面 - 接続IDの選択
- リソース一覧に表示される「 fetch_imm_user_records_flow 」をダブルクリックし、テーブルウィンドウを表示します。
図:「クエリ編集」画面 - リソースの選択
- 追加したリソースのテーブルウィンドウから以下のフィールドをダブルクリックし、クエリのカラムとして追加します。
図:「クエリ編集」画面 - カラム追加
- user_cd
- user_name
- start_date
- end_date
- create_date
- 各カラムのキャプションを以下のように設定します。
キャプションを設定することで、データ参照画面で表示されるカラム名を変更できます。
図:「クエリ編集」画面 - キャプション設定
カラム/フィールド キャプション user_cd ユーザコード user_name ユーザネーム start_date 開始日 end_date 終了日 create_date 作成日時
- 画面上部の「保存」ボタンをクリックし、以下を設定します。
設定ができたら、「決定」ボタンをクリックし、作成したクエリを登録します。
図:「クエリ編集」画面 - クエリの保存
- クエリコード : imm_user_query
- クエリ名 : imm_user_query
注意
6.1.1.3. データ参照のリスト集計を作成する¶
6.1.1.3.2. リスト集計の作成¶
以下のように設定し、リスト集計を作成します。
カテゴリ 項目名 設定値 データ参照設定 データ参照コード imm_user_list データ参照設定 データ参照 imm_user_list カテゴリ 項目名 設定値 タイムゾーン設定 タイムゾーン設定の表示 - チェックボックスをオンにしてください。「タイムゾーン設定を表示する」にチェックをすることで、任意のタイムゾーンを選択し、選択したタイムゾーンで画面表示、CSV出力を行えます。注意事項等は「リスト集計の作成」を参照してください。
カラム一覧 カラム: start_date - フォーマット - 空欄にしてください。空欄にすることで個人設定の「日付の時刻の形式」で設定したアカウントごとのフォーマットでタイムスタンプ・日付型レコードを表示できます。フォーマットを設定した場合は、フォーマットが優先されます。フォーマットは、「yyyy/MM/dd HH:mm:ss」のような形式で設定してください。
カラム一覧 カラム: end_date - フォーマット - 空欄にしてください。
カラム一覧 カラム: create_date - フォーマット - 空欄にしてください。
コラム
データ参照画面で表示されるレコードの絞り込みがしたい場合は、「検索設定について」を参照してください。
- 画面下部の「登録して一覧へ戻る」ボタンをクリックし、作成したリスト集計を登録します。
図:「データ参照・新規作成」画面 - データ参照の登録
6.1.1.4. 作成したデータ参照を閲覧する¶
- データ参照一覧で「imm_user_list」のリンクをクリックし、作成したデータ参照を閲覧します。
図:「データ参照一覧」画面 - データ参照の選択
- imm_user のレコードの一覧が表示されます。
図:データ参照画面