4.3.2. テンプレートからアプリケーションのベースを作る¶
アプリケーション作成でテンプレートから登録や更新処理をもったアプリケーションのベースを自動で作成します。本章では、「シンプルなワークフロー」テンプレートを利用してアプリケーションを作成します。
注意
本チュートリアルはintra-mart Accel Platform 2022 Spring(Eustoma)をベースに作成しています。
そのため、intra-mart Accel Platform 2022 Winter(Freesia)以降の環境をご利用の場合は、本ページの手順に差異があります。
4.3.2.1. アプリケーション作成のテンプレートからアプリケーションの作成¶
「intra-mart 標準アプリケーションテンプレート」から「シンプルなワークフロー」テンプレートを選択します。「シンプルなワークフロー」テンプレートは扱うデータの定義に合わせてデータベースのテーブルと画面、処理が自動生成されます。また、申請対象者を設定することで、対象者の「申請一覧画面」に作成したアプリケーションが表示されます。「シンプルなワークフロー」で作成される画面と処理は以下の通りです。
- 画面
- ワークフロー画面
- 処理
- WF完了案件削除処理
- WF過去案件削除処理
- WF未完了案件削除処理
- WFアクション処理
- ユーザデータ削除処理
- ユーザデータ取得処理
4.3.2.1.1. アプリケーション情報の設定¶
4.3.2.1.2. 扱うデータの定義設定¶
次に、アプリケーションで利用するデータの定義を設定します。ここで設定した定義を元にデータベースのテーブル、画面、処理が作成されます。テーブル名に「tutorial_daily_report_app」と入力します。テーブル情報を以下の表の通りに設定します。テーブル情報の行は「+追加」を押下すれば追加されます。
物理名 表示名 データ型 表示形式 主キー 必須 user_data_id 文字列 ✅ ✅ title タイトル 文字列 テキストボックス ✅ daily_report 日報 文字列 複数行テキストボックス ✅ submission_date 提出日 日付 日付入力 applicant 申請者 文字列 テキストボックス approval_comment 承認コメント 文字列 複数行テキストボックス approver 承認者 文字列 テキストボックス
4.3.2.1.3. ワークフロー情報の入力¶
次に、アプリケーションで利用するデータの定義を設定します。まず、「利用開始日」に現在日を入力します。次に処理対象者を指定します。「処理対象者」にチェックを入れ、申請対象者と承認対象者を表示させます。「申請対象者」で「ユーザ」を選択し「追加」から青柳辰巳を追加します。「承認対象者」で「ユーザ」を選択し「追加」から上田辰男を追加します。ワークフロー情報の入力まで完了したらテンプレートの新規作成の準備が完了です。アプリケーション作成を押下し、確認ダイアログの決定を押下します。テンプレートからデータベースや画面等が自動で生成されます。画面のステータス項目がCOMPLETEになれば、テンプレートからの自動作成は完了です。次のページからは、自動作成した処理の修正を行っていきます。