次に、表示する値をデータベースに格納された値ではなく、ユーザが確認しやすい形式に変換するための修正を行います。
また、現状はテンプレートから生成された一覧取得処理を利用しているため、全ユーザが登録したToDoが表示されます。
これについても、操作ユーザのToDoのみが表示されるよう、併せて修正します。
まず、「カテゴリ」をユーザが確認しやすい値とするために、表示用の定数を作成します。
画面右側で変数タブを選択します。
表示を「変数」から「定数」に変更します。
「$constant」を選択し、
をクリックします。
定数エディタ画面でキー名を「category」、値の型を「マップ」に設定します。
作成した「category」に以下の定数を設定します。
キー名 |
値の型 |
代入値 |
task |
文字列 |
タスク |
schedule |
文字列 |
スケジュール |
move |
文字列 |
移動 |
memo |
文字列 |
メモ |
定数はJSON入力で以下のコードを記載しても設定できます。
"category": {
"task": "タスク",
"schedule": "スケジュール",
"move": "移動",
"memo": "メモ"
}
JSON入力する場合は、定数の
をクリックして「JSONエディタ」を表示してください。また、JSON形式での入力の際には型が上記の表と誤りが無いように注意してください。
次に、「重要度」の表示用の定数を作成します。
「$constant」配下に、キー名を「importance」、値の型を「マップ」とした定数を追加します。
以下の定数を設定します。
キー名 |
値の型 |
代入値 |
high |
文字列 |
高 |
medium |
文字列 |
中 |
low |
文字列 |
低 |
定数はJSON入力で以下のコードを記載しても設定できます。
"importance": {
"high": "高",
"medium": "中",
"low": "低"
}
JSON入力する場合は、定数の
をクリックして「JSONエディタ」を表示してください。また、JSON形式での入力の際には型が上記の表と誤りが無いように注意してください。
次に、「ステータス」の表示用の定数を作成します。
「$constant」配下に、キー名を「status」、値の型を「マップ」とした定数を追加します。
以下の定数を設定します。
キー名 |
値の型 |
代入値 |
waiting |
文字列 |
未着手 |
working |
文字列 |
着手中 |
completion |
文字列 |
完了 |
pending |
文字列 |
保留 |
定数はJSON入力で以下のコードを記載しても設定できます。
"status": {
"waiting": "未着手",
"working": "着手中",
"completion": "完了",
"pending": "保留"
}
JSON入力する場合は、定数の
をクリックして「JSONエディタ」を表示してください。また、JSON形式での入力の際には型が上記の表と誤りが無いように注意してください。
次に、一覧の表示を整え、操作ユーザが登録したToDoのみが表示されるように修正します。
画面右側で「アクション」タブを選択します。
「Load Table Data」の
を選択します。
アクションエディタ画面で「標準」タブにある「変数〇に〇を代入する」をドラッグ&ドロップで一番上に配置します。
左側の入力エリアに変数値で「$variable.endPoint.list.requestParameter.searchCondition.manager」と設定します。
右側の入力エリアは「abc▼」をクリックして変数値での入力に切り替えた後、「$env.accountContext.userCd」と設定します。
次に、表示項目をデータベースに格納された値ではなく、ユーザにわかりやすい状態に変更します。
取得した値を元に、作成した「カテゴリ」、「重要度」、「ステータス」の定数が一覧の値として表示されるように設定します。
アクションエディタ画面で「標準」タブにある「カスタムスクリプトを実行する」を、「IM-LogicDesigner フロールーティング〇にリクエストを送信する」アクションの次(上から3番目)に追加します。
「カスタムスクリプト」に以下のコードを設定します。
let records = $variable.endPoint.list.responseData.data.records
for(let i = 0; i < records.length; i++){
if(records[i].category)records[i].category = $constant.category[records[i].category]
if(records[i].status)records[i].status = $constant.status[records[i].status]
if(records[i].importance)records[i].importance = $constant.importance[records[i].importance]
}
アクションエディタの「決定」ボタンをクリックし、保存します。