intra-mart Accel Platform ローコード開発チュートリアルガイド 第14版 2023-12-22

4.5.3. テンプレートからアプリケーションのベースを作る

アプリケーション作成でテンプレートからアプリケーションを自動で作成します。
本章では、「Adobe Acrobat Sign連携 標準テンプレート」を利用してアプリケーションを作成します。

4.5.3.1. アプリケーション作成のテンプレートからアプリケーションの作成

「サンプルアプリケーション」から「Adobe Acrobat Sign連携 標準テンプレート」を選択します。
「Adobe Acrobat Sign連携 標準テンプレート」に利用することで、IM-Sign 連携で利用する画面、データベースのテーブル、各種処理、ワークフローが自動生成されます。

コラム

アプリケーションを作成する際、入力項目について不明点あれば各項目名の横にある as_template_help にカーソルを合わせてください。
アプリケーション利用時にどのように利用される項目であるか、設定を変えるとどのような変化があるかの説明が表示されます。
../../../_images/im_sign_template1.png

4.5.3.1.1. アプリケーション情報の設定

「サイトマップ」→「Accel Studio」→「アプリケーション作成」→「業務テンプレート一覧」の順に遷移します。
「サンプルアプリケーション」から「Adobe Acrobat Sign連携 標準テンプレート」を選択します。
アプリケーションの基本情報を設定します。
アプリケーションID、アプリケーション名、説明に以下を設定します。
※アプリケーション情報に関しては、各項目に任意の入力値を設定してもかまいません。本チュートリアルは、下記の通りのアプリケーションID、アプリケーション名を入力した前提で進めます。
ラベル 入力値
アプリケーションID tutorial_im_sign
アプリケーション名 【チュートリアル】Adobe Acrobat Sign 連携アプリ
説明 Adobe Acrobat Sign 連携アプリアプリケーションです。
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4.5.3.1.2. Adobe Acrobat Sign 連携テーブル情報の登録

Adobe Acrobat Sign 連携のテーブル情報を登録します。
本チュートリアル実施以前に「Adobe Acrobat Sign 連携 標準テンプレート」を利用してアプリケーションを作成したことがある場合は、「テーブル生成の設定」の「連携情報テーブルを作成する」のチェックボックスを外してください。

上記の設定が完了したら、「アプリケーション作成」をクリックし、確認ダイアログの「ビルド」をクリックします。
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注意

すでに「Adobe Acrobat Sign 連携 標準テンプレート」を利用してアプリケーションを作成したことがある場合は、以下の点に注意してください。
・ 新しく入力した認証情報で、以前に入力した認証情報は上書きされます
・「テーブル生成の設定」をオフにしてください
テンプレートからデータベースや画面などが自動で生成されます。
画面のステータス項目がCOMPLETEになれば、テンプレートからの自動作成は完了です。
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4.5.3.2. ワークフロー設定

テンプレートから作成したワークフローは、利用可能なユーザやロールが割り当てられていないため、ワークフローの設定を行います。

4.5.3.2.1. ルート定義の修正

ワークフローのルート定義を修正します。
「サイトマップ」→「Accel Studio」→「アプリケーション管理」→「アプリケーション一覧」→「【チュートリアル】Adobe Acrobat Sign 連携アプリ」の順に遷移します。
アプリケーション管理画面のワークフロータブ内にある、「ルート定義」 - 「【チュートリアル】Adobe Acrobat Sign 連携アプリ」をクリックします。
../../../_images/im_sign_template5.png

4.5.3.2.2. ルートの修正

ワークフロー管理画面左上の「ルート編集」をクリックし、ルート編集画面へ遷移します。
../../../_images/im_sign_template6.png
ワークフローを利用可能なユーザを指定します。
「apply」のノードアイコンをクリックします。
../../../_images/im_sign_template7.png
画面右側領域で「処理対象者」の「指定なし」のチェックボックスからチェックを外します。
日付入力ボックスに処理対象者の処理権限開始期間を指定します。
「+処理対象者を追加」をクリックし、処理対象者選択ダイアログの「ロール」をクリックします。
ロール検索ダイアログで「Accel-Mart Quick 利用者」を選択し、「決定」をクリックします。
../../../_images/im_sign_template8.png
設定が完了したら、ルート編集画面左上の「更新」をクリックします。
これでルート編集は完了です。

4.5.3.2.3. ワークフローを確認

上記の設定が正常に行えているかをワークフロー申請機能経由で確認します。
「Accel-Mart Quick 利用者」ロールを持つユーザで環境にログインします。
「サイトマップ」→「ワークフロー」→「一覧」→「申請一覧」の順に遷移します。
「フロー」タブを開き、一覧に「【チュートリアル】Adobe Acrobat Sign 連携アプリ」があることを確認します。
../../../_images/im_sign_template9.png
上の図のようにアプリケーションが表示されていれば正常に設定は完了しています。