intra-mart Accel Platform ローコード開発チュートリアルガイド 第24版 2026-04-01

4.4.2. アプリケーションの基本情報を設定する

いくつかのローコード開発ツールを組み合わせ、簡易的なアンケートアプリケーションを作成します。
本章で作成するアンケートアプリケーションはテンプレートを利用せずに作成します。
作成する処理や画面を統合的に管理するため、アプリケーション作成から「空のアプリケーション」を作成します。

このページの手順について、以下の動画からも確認できます。併せてご利用ください。

4.4.2.1. アプリケーション作成から管理用アプリケーションを作成

「サイトマップ」→「Accel Studio」→「アプリケーション作成」→「業務テンプレート一覧」の順に遷移します。
「ベーステンプレート」から「空のアプリケーション」を選択します。
「空のアプリケーション」を利用するとデータベースのテーブルや処理、画面の自動作成は行われません。
../../../_images/template_select_emp.png

コラム

アプリケーションを作成する際、入力項目について不明点があれば各項目名の横にある as_template_help にカーソルを合わせてください。
アプリケーション利用時にどのように利用される項目であるか、設定を変えるとどのような変化があるかの説明が表示されます。

../../../_images/template_info_help.png

4.4.2.1.1. アプリケーション情報の設定

アプリケーション情報を設定します。
アプリケーションID、アプリケーション名、説明に以下の入力値を設定してください。
※アプリケーション情報に関しては、各項目に任意の入力値を設定してもかまいません。本チュートリアルは、下記の通りのアプリケーションID、アプリケーション名を入力した前提で進めます。
ラベル 入力値
アプリケーションID tutorial_enquete_app
アプリケーション名 【チュートリアル】アンケートアプリケーション
説明 ローコード開発ツールを組み合わせて作成する簡易的なアンケートアプリケーションです。

アプリケーション情報の設定が完了したらアプリケーション作成を押下し、確認ダイアログの「ビルド」をクリックします。
../../../_images/template_confirm_dialog.png

画面のステータス項目がCOMPLETEであれば、アプリケーション作成は完了です。
../../../_images/template_job_complete.png

4.4.2.2. データベースの設定

空のアプリケーション作成を利用すると、データベースのテーブルは自動で作成されません。
本チュートリアルでは、下記の3つのテーブルを利用して機能を作成していきます。
  • アンケート情報テーブル
  • アンケート設問テーブル
  • アンケート回答テーブル

コラム

Accel-Mart Quick環境をご利用の場合は、「Accel-Mart Quick アプリケーション管理者」のロールを持つユーザでログインし、「管理」→「アプリケーション管理」→「データベース操作」でSQLの実行が可能です。

4.4.2.2.1. エンティティを作成

アプリケーションのビルド完了画面の「アプリケーションの作成が完了しました。」横にある「詳細」アイコンをクリックして、アプリケーション管理画面に遷移してください。
右上プルダウンの「リソースを追加」 - 「データ定義」 - 「データ定義を新規作成」 - 「エンティティ」を選択し、「データ定義-新規作成画面」を表示します。
../../../_images/template_add_entity.png

まずは、アンケートの基本情報を保持する「アンケート情報」エンティティを作成しましょう。
エンティティID、エンティティ名、エンティティに紐づくテーブル名に以下の入力値を設定してください。
ラベル 入力値
エンティティID tutorial_enquete_info_app_entity
エンティティ名 アンケート情報
エンティティに紐づくテーブル名 tutorial_enquete_info_app

「登録先エンティティカテゴリ」の虫眼鏡アイコンをクリックして「エンティティカテゴリ検索」ウインドウを開き、「カテゴリ新規追加」から以下の入力値でカテゴリを新規作成して設定します。
ラベル 入力値
カテゴリID tutorial_entity
カテゴリ名 【チュートリアル】チュートリアルエンティティ
../../../_images/template_add_entity_table.png
上記の設定で、エンティティに紐づく「tutorial_enquete_info_app」というテーブルが作成できます。
「IM-Repository」の機能により、エンティティの変更に合わせてデータベースのテーブルおよびテーブルを利用する登録、更新処理も変更されます。
次に、エンティティの項目を設定していきましょう。「項目設定」 - 「+追加」を選択してください。新規項目欄が追加されます。
../../../_images/template_add_item.png
「表示名」に「アンケートID」、「物理名」に「enquete_id」、「データ型」は「文字列」、「最大桁数」に「200」と設定してください。

続けて、「詳細」の歯車アイコンをクリックして「辞書項目新規作成」ダイアログを表示し、辞書項目IDを入力しましょう。
ラベル 入力値 備考
登録先辞書項目カテゴリ 【チュートリアル】アンケート辞書 任意のカテゴリで構いません。本チュートリアルでは「【チュートリアル】アンケート辞書」カテゴリを作成しています。本章で作成する辞書項目は全てこのカテゴリに設定してください。
辞書項目ID tutorial_enquete_id  
辞書項目名 アンケートID 画面に表示される項目名にも利用されます。
データ型 TEXT  
変数名 enquete_id 画面に表示される項目名にも利用されます。
../../../_images/template_add_dictionary.png
「登録先辞書項目カテゴリ」は画面や処理では利用しないため、任意のカテゴリを設定してください。本チュートリアルでは、「【チュートリアル】アンケート辞書」カテゴリを新規作成しています。本章で作成する辞書項目はすべてこのカテゴリに設定してください。
「辞書項目ID」も画面や処理では利用しませんが「IM-Repository」内で一意に設定します。重複に注意してください。
「辞書項目ID」の設定が完了したら「設定」ボタンをクリックしてください。

最後に、「主キー」にチェックを入れ、「アンケートID」を主キーとしてください。

これで、1つ目の項目「アンケートID」の設定は完了です。同様の手順で、以下の表に合わせてデータを作成しましょう。
本チュートリアルでは、辞書項目に設定する「変数名」とデータの「物理名」には同様の値を設定します。
物理名/変数名 表示名/辞書項目名 辞書項目ID サイズ 主キー 必須
enquete_id アンケートID tutorial_enquete_id 文字列 200
enquete_title アンケートのタイトル tutorial_enquete_title 文字列 2000  
enquete_overview アンケートの概要 tutorial_enquete_overview 文字列 2000  
start_date 開始日 tutorial_enquete_start_date 日付    
end_date 終了日 tutorial_enquete_end_date 日付    
../../../_images/template_add_entity_table_comp.png
テーブル情報の入力まで完了したらエンティティの新規作成の準備が完了です。「新規作成」をクリックして設定を保存してください。

同様に、「アンケート設問」と「アンケート回答」のエンティティも作成しましょう。
「リソースを追加」 - 「データ定義」 - 「データ定義を新規作成」 - 「エンティティ」を選択し、「データ定義-新規作成画面」から、以下の表の通りにそれぞれエンティティを作成してください。
なお、「アンケートID」は「+追加」ではなく「+既存の辞書項目から選択」から、先ほど作成した項目を指定します。

  • 「アンケート設問」エンティティ
ラベル 入力値
エンティティID tutorial_enquete_question_app_entity
エンティティ名 アンケート設問
登録先エンティティカテゴリ 【チュートリアル】チュートリアルエンティティ
エンティティに紐づくテーブル名 tutorial_enquete_question_app

物理名/変数名 表示名/辞書項目名 辞書項目ID サイズ 主キー 必須
enquete_id アンケートID tutorial_enquete_id 文字列 200
question_id 設問ID tutorial_enquete_question_id 文字列 200
question_no 設問番号 tutorial_enquete_question_no 数値 5  
question 設問内容 tutorial_enquete_question 文字列 2000  
left_scale 回答項目の左端 tutorial_enquete_left_scale 文字列 2000  
right_scale 回答項目の右端 tutorial_enquete_right_scale 文字列 2000  

  • 「アンケート回答」エンティティ
ラベル 入力値
エンティティID tutorial_enquete_answer_app_entity
エンティティ名 アンケート回答
登録先エンティティカテゴリ 【チュートリアル】チュートリアルエンティティ
エンティティに紐づくテーブル名 tutorial_enquete_answer_app

物理名/変数名 表示名/辞書項目名 辞書項目ID サイズ 主キー 必須
answer_id 回答ID tutorial_enquete_answer_id 文字列 200
enquete_id アンケートID tutorial_enquete_id 文字列 200
respondent 回答者 tutorial_enquete_respondent 文字列 200  
answer_date 回答日時 tutorial_enquete_answer_date 日付    
answers 回答 tutorial_enquete_answers 文字列 2000  

4.4.2.2.2. 検索条件の設定

作成したエンティティには、検索条件が設定されていません。データ定義に検索条件を設定すると、SQLなどを書かなくてもIM-LogicDesignerで検索処理が簡単に作成できます。
「アンケート設問」「アンケート回答」の2つのエンティティに検索条件を設定します。
まずは、アプリケーション管理画面のアプリケーション詳細で「アンケート設問」を選択してください。
../../../_images/template_logic_search_entity_1.png

表示されたエンティティ画面の「データ定義」タブを選択します。
../../../_images/template_logic_search_entity_2.png

アプリケーション作成時に設定したテーブル定義情報が表示されます。
「定義情報」の「編集」ボタンをクリックします。
../../../_images/template_logic_search_entity_3.png

データ定義モーダルが表示されますので、「次へ」ボタンをクリックしてください。「検索条件の設定」が表示されます。
../../../_images/template_logic_search_entity_4.png
「条件を追加」をクリックし、「エンティティ項目」プルダウンから「アンケートID」を、「条件」プルダウンから「完全一致」をそれぞれ選択します。
検索条件を設定したら「次へ」ボタンをクリックし、「楽観的排他制御を利用しない」を選択します。

すべての設定が完了したら「次へ」ボタンをクリックして、内容を確認してください。
../../../_images/template_logic_search_entity_5.png

問題が無ければ、「反映」ボタンをクリックして、設定を反映します。

「影響範囲確認」ボタンをクリックしてください。
../../../_images/template_logic_search_entity_6.png

影響範囲確認画面が表示されますので、任意のコメントを入力し、「適用」ボタンをクリックして設定を保存しましょう。
../../../_images/template_logic_search_entity_7.png

タスク一覧画面が表示されますので、「閉じる」ボタンで画面を閉じてください。

同様の手順で、「アンケート回答」のエンティティにも検索条件「アンケートID」 - 「完全一致」を設定してください。
これで、検索条件の設定は完了です。

4.4.2.2.3. サンプルデータの読み込み

このチュートリアルでは、動作確認やメニューの設定に、サンプルデータを利用した手順を説明しています。
アンケート情報テーブルとアンケート設問テーブルに登録するサンプルデータを用意していますので、以下からダウンロードしたSQLを「サイトマップ」→「テナント管理」→「データベース操作」から実行し、ご利用環境へ反映してください。

サンプルデータ

サンプルデータとして登録されるデータは以下の2種類のアンケートです。
  • 従業員満足度調査(tutorial_es_enquete)
  • 好きな映画ジャンル調査(tutorial_movie_enquete)