6.2.2. Linuxデーモンへの登録、削除¶
項目
6.2.2.1. RHEL6の場合¶
6.2.2.1.1. Linuxデーモンへの登録¶
注意
intra-mart Accel Platform (Linux編)のインストールと設定で説明している方法でインストールされている必要があります。また、インストール時にroot権限を持つユーザにて実行されている必要があります。
- chkconfig コマンドを実行して、起動時に自動起動するようにしてください。
# chkconfig --add resin
- chkconfig コマンドを実行して、以下のように表示されれば成功です。
# chkconfig --list resin resin 0:off 1:off 2:off 3:on 4:on 5:on 6:off
6.2.2.1.1.1. 複数のIPアドレスが設定されている場合¶
起動する環境に複数のIPアドレスが設定されている場合、/etc/init.dディレクトリに配置されているresinスクリプトを編集し、システムプロパティ「jgroups.bind_addr」を指定する必要があります。25行目前後に、環境変数が指定されている部分が存在します。そこに、環境変数「ARGS」を追加し、システムプロパティを追加します。JAVA_HOME="/usr/lib/jvm/java-7-sun" RESIN_HOME="/usr/local/resin" CONSOLE="/var/log/resin/console.log" # システムプロパティ追加 ARGS="-Djgroups.bind_addr=192.168.1.1"
6.2.2.1.2. Linuxデーモンからの削除¶
- chkconfig コマンドを実行して、削除してください。
# chkconfig --del resin
- chkconfig コマンドを実行して、以下のように表示されれば成功です。
# chkconfig --list resin サービス resin は chkconfig をサポートしますが実行レベルで参照されていません (run 'chkconfig --add resin')
- 必要に応じて、/etc/init.d/resin を削除してください。
6.2.2.1.3. 実行ユーザの変更¶
/etc/init.dディレクトリに配置されているresinスクリプトを編集することにより、Linuxデーモンとして起動するResinの実行ユーザを変更することが可能です。25行目前後に、環境変数が指定されている部分が存在します。そこに、環境変数「USER」を追加し、Resinの実行ユーザを指定します。実行ユーザは事前に作成されている必要があります。JAVA_HOME="/usr/lib/jvm/java-7-sun" RESIN_HOME="/usr/local/resin" CONSOLE="/var/log/resin/console.log" # 実行ユーザ追加 USER=imart
6.2.2.2. RHEL7の場合¶
以下の説明では下記の環境を想定します。
RESIN_HONE /usr/local/resin 起動するサーバID app-0
6.2.2.2.1. Linuxデーモンへの登録¶
注意
intra-mart Accel Platform (Linux編)のインストールと設定で説明している方法でインストールされている必要があります。また、インストール時にroot権限を持つユーザにて実行されている必要があります。
以下のようなファイルを作成します。
/usr/lib/systemd/system/resin.service
[Unit] Description=Resin Server [Service] Type=forking User=root ExecStart=/usr/local/resin/bin/resinctl -server app-0 start ExecReload=/usr/local/resin/bin/resinctl -server app-0 restart ExecStop=/usr/local/resin/bin/resinctl -server app-0 stop [Install] WantedBy=multi-user.target
- systemctl コマンドを実行して、起動時に自動起動するようにしてください。
# systemctl enable resin
6.2.2.2.1.1. 複数のIPアドレスが設定されている場合¶
起動する環境に複数のIPアドレスが設定されている場合、上記ファイルを編集し、システムプロパティ「jgroups.bind_addr」を指定する必要があります。ExecStart=/usr/local/resin/bin/resinctl -server app-0 start -Djgroups.bind_addr=192.168.1.1 ExecReload=/usr/local/resin/bin/resinctl -server app-0 restart -Djgroups.bind_addr=192.168.1.1
6.2.2.2.2. Linuxデーモンからの削除¶
- systemctl コマンドを実行して、削除してください。
# systemctl disable resin
- 必要に応じて、/usr/lib/systemd/system/resin.service を削除してください。
6.2.2.2.3. 実行ユーザの変更¶
上記ファイルを編集することにより、Linuxデーモンとして起動するResinの実行ユーザを変更することが可能です。実行ユーザは事前に作成されている必要があります。# 実行ユーザを imart に変更 User=imart