移行(互換)向け対応¶
intra-mart WebPlatform 7.2 で動作していたプログラムをintra-mart Accel Platform上で、そのまま動作させる場合の概要を説明します。
前提¶
- 本章の対応には、互換モジュールの利用が前提です。
- 互換モジュールの利用は、intra-mart WebPlatform 7.2からの移行が前提です。
メニューから開く画面の場合¶
メニューから開く画面に対しては、IFRAMEで開くように設定することで、ほとんどの修正が不要です。
IFRAME設定
画面に対する、UIデザインガイドライン対応が不要です。
メニューアイテムのオプションで指定します。
- 移行したメニューについては、既に設定されています。
注意
IFRAMEに関する制限事項については、リリースノートを参照してください。
theme-no-theme-path-config 設定
IFRAMEを使うと、テーマ(メニューなど)が2重に表示されることがあるため、theme-no-theme-path-config 設定を行います。
以下を参考に、移行したメニューに設定されているURLに対し、theme-no-theme-path-config 設定ファイルを用意してください。
例1)IM-Workflowのサンプル画面に対する設定内容
- <CONTEXT_PATH>/WEB-INF/conf/theme-no-theme-path-config/im_workflow.xml
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <theme-no-theme-path-config xmlns="http://www.intra-mart.jp/theme/theme-no-theme-path-config" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xsi:schemaLocation="http://www.intra-mart.jp/theme/theme-no-theme-path-config theme-no-theme-path-config.xsd "> <path>/workflow.*</path> <path>workflow.*</path> <path>im_workflow/common/parts.*</path> <path>im_workflow/common/unit/list_disp_ptn_select.*</path> </theme-no-theme-path-config>例2)互換モジュールをインストールすると、標準で設定されるドキュメントワークフロー(BPW)の内容
- <CONTEXT_PATH>/WEB-INF/conf/theme-no-theme-path-config/im_bpw_theme-no-theme-path-config.xml
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <theme-no-theme-path-config xmlns="http://www.intra-mart.jp/theme/theme-no-theme-path-config" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xsi:schemaLocation="http://www.intra-mart.jp/theme/theme-no-theme-path-config theme-no-theme-path-config.xsd "> <path>/bpw\-.+\.service.*</path> <path>bpw/.*</path> </theme-no-theme-path-config>コラム
テーマに関する各種設定は、UIデザインガイドラインを参照してください。
注意
theme-no-theme-path-config 設定を利用して画面を移行する場合、移行対象の画面にはintra-mart Accel Platformで新規に導入されたimartタグを利用することはできません。baseタグ設定
URLの階層化により、これまでの相対パスのままでは、画像やCSS、クライアントサイドJavaScriptが参照できなくなることがあります。
baseタグを設定すれば、既存の配置のままで参照可能です。
theme-no-theme-path-configを使う場合、個別に対応が必要です。
- テーマを適用している場合は、テーマ側で出力されるため不要です。
以下を参考に、移行する画面に対し、baseタグを設定してください。
スクリプト開発モデル(html)
- 互換モジュールに用意されたファイルをincludeしてください。(4行目)
<html> <head> <title></title> <IMART type="include" page="im_compatible_core/parts/base_href"></IMART> <IMART type="imDesignCss"></IMART> …im-JavaEE Framework(JSP)
コンテキストパス直下になるようにURLが設定されているため、対応は不要です。
SAStruts+S2JDBC(JSP)
もともと階層化されている前提になるため、対応は不要です。
Servlet
コンテキストパス直下になるようにURLが設定されているため、対応は不要です。
Java/JavaScript
互換対応表を参照し、削除されたAPIへの対応を行ってください。
IM-Workflow/ドキュメントワークフロー(BPW)のコンテンツの場合¶
以下の個別対応を参照してください。