intra-mart Accel Platform IM-Workflow ユーザ操作ガイド 第21版 2024-04-01

2.1. IM-Workflow の機能

IM-Workflow は、ワークフローの処理内容と処理順序を示す「フロー定義」に従い、その流れに応じて処理を行う「案件」を進める機能です。
例えば物品購入のワークフローの場合、フロー定義は物品購入の申請画面や承認の順番を示し、案件は物品の購入申請から最終的な承認までの処理を示します。

IM-Workflow では、業務内容に合わせて様々なワークフローを構築できます。
1つの案件に対して、申請者や承認者が一部処理の順序や数、処理の承認者を編集でき、案件が申請された後でも柔軟なワークフロー処理ができます。

以下、 IM-Workflow の持つ高度な機能を説明します。
各機能の使い方については、各機能のページで詳細を確認してください。
  • 差戻し機能

    案件の処理を、申請・承認済みの申請者・承認者に戻します。

  • 引戻し機能

    一度申請・承認・差戻した案件を、再び自分の処理に戻します。

  • 根回し機能

    申請・処理した案件の情報を、申請者・処理者が任意のユーザに通知します。

  • 自動処理機能

    あらかじめ設定した期限を超えた場合、設定されている条件で案件の処理を自動的に行います。

  • 自動催促機能

    あらかじめ設定した期限を超えた場合、処理対象者に処理を促す通知を自動的に行います。

  • 一時保存機能

    入力した申請内容を一時保存します。

  • 代理機能

    あらかじめ設定したユーザが代理で他人の案件の申請・処理を行います。

  • 振替機能

    特定の案件の処理を他ユーザに振替え、処理を行います。

  • 処理対象者設定機能

    申請者や承認者がルートを編集します。
    稟議書の申請に代表されるような臨機応変なワークフローを実現します。
  • 案件操作機能

    案件の操作を行います。
    案件のルートの編集や、処理ノードの移動といった様々なことが行えます。
  • 確認機能

    案件の処理状況を確認し、コメントを残します。

  • 一括処理・一括確認機能

    複数の案件に対して、一括で処理・確認を行います。

  • 連続処理・連続確認機能

    複数の案件に対して、連続して処理・確認を行います。

  • メール・IMBox送信機能

    状況に応じて、対象者に案件の情報を通知する機能です。