intra-mart IM-Workflow トラブルシューティング 第22版 2024-04-01

4.21. 確認がおかしい


4.21.1. 確認一覧の「未確認」と「確認済」の選択項目が機能しない

対象バージョン

  • iWP / iAF の場合

    • IM-Workflow 7.2.0 ~ IM-Workflow 7.2.9
  • intra-mart Accel Platform の場合

    • 対象外

現象

確認一覧の未完了案件タブまたは完了案件タブの画面に存在する「未確認」と「確認済」の選択項目のON/OFFを切り替えても絞込みされません。

条件

  • 一覧表示パターン定義の対象一覧の確認(未完了案件)一覧、または、確認(完了案件)一覧の一覧表示項目に「確認状況」が存在しない場合

原因

製品の不具合です。

以下の要件で対応を行っています。

  • iWP / iAF の場合

    • 要件 [18167] 確認一覧画面の未確認/確認済の検索条件が機能しない場合があります
  • intra-mart Accel Platform の場合

    • 対象外

解決方法

以下のパッチまたはアップデートを適用することで解決します。

  • iWP / iAF の場合

    • IM-Workflow 7.2.10
  • intra-mart Accel Platform の場合

    • 対象外

回避方法

本現象が発生した場合、以下のマスタメンテナンスの更新を行うことで回避することができます。

  • 一覧表示パターン定義の対象一覧の確認(未完了案件)一覧、または、確認(完了案件)一覧の一覧表示項目に「確認状況」を追加する

復旧方法

ありません。

4.21.2. 確認一覧に同一案件が複数表示される

対象バージョン

  • iWP / iAF の場合

    • IM-Workflow 7.2.0 ~ 最新バージョン
  • intra-mart Accel Platform の場合

    • 2012 Autumn(Alba) IM-Workflow 8.0.1 ~ 最新バージョン

現象

あるユーザがフローの複数の確認ノードの対象者となっているフローで確認ノードに同じ時刻に到達した場合、確認一覧を表示すると確認ノードの件数分が一覧に表示されます。

条件

  • 対象の確認ノードに到達した時刻が同じ時刻の場合

原因

製品の不具合です。
確認対象の案件データ取得SQLに誤りがあります。
当現象は、確認一覧に複数件同一案件が表示されること以外は運用に支障を与えません。
確認処理は正常に行うことができます。

解決方法

ありません。

回避方法

ありません。

復旧方法

ありません。

4.21.3. 確認ノードが複数存在する案件が確認一覧にひとつしか表示されない

対象バージョン

  • iWP / iAF の場合

    • IM-Workflow 7.2.0 ~ 最新バージョン
  • intra-mart Accel Platform の場合

    • 2012 Autumn(Alba) IM-Workflow 8.0.1 ~ 最新バージョン

現象

連続する承認ノードにそれぞれ紐付いた確認ノードに、同一人物(所属・主所属1つ)を設定していた場合、確認一覧には案件が1つしか表示されません。
(後方ノードの情報のみ表示されます。)
異なる確認ノードなので、確認一覧には2つ表示されることを想定しています。

条件

ルート上に複数の確認ノードが存在し、特定ユーザが複数の確認ノードの確認対象者として設定されている場合が該当します。

原因

製品の仕様です。

確認機能は、「案件」に対して行うものと定義しています。
そのため、案件に複数の確認ノードが設定されている場合でも、確認一覧には案件単位での情報を表示します。
仕様書には次のように記載しております。
「図.確認ノードは未確認状態にリセット」付近より

確認は案件単位です。
1人の利用者が複数の確認ノードの確認対象者に設定されている場合、あるノードで確認を行っても、次の確認ノードにて未確認状態にリセットされます。

解決方法

ありません。

回避方法

ありません。

復旧方法

ありません。