intra-mart IM-Workflow / IM-FormaDesigner / IM-BIS 本番適用ガイド 第8版 2024-04-01

4.1.1. ワークフローを利用中の会社・組織を変更した時に必要な作業

ワークフローを利用している組織の構成を変更するための方法です。

ワークフローを利用する組織を追加した場合

想定ケース

  • 既存の組織の配下に新しく組織を追加する

手順

  • 組織の追加、所属ユーザの設定

    1. IM-共通マスタ 管理者操作ガイド 」の「 組織変更をおこなう 」に基づいて、組織を追加します。
  • IM-Workflow の処理対象者プラグイン結果キャッシュの削除

    1. テナント管理者操作ガイド 」の「 ジョブを設定する 」に基づいて、以下のジョブネットを実行してください。
      処理対象者プラグインキャッシュを削除すると、ワークフローに設定された処理対象者プラグインから IM-共通マスタ の最新のデータに基づいて、ユーザに展開することができます。
      このジョブネットを実行しないと、ユーザへの展開時に IM-共通マスタ の更新内容が反映されない場合があります。
      • 「 IM-Workflow 」→「処理対象者標準プラグイン結果キャッシュ削除」
  • 処理対象者・確認対象者の再展開

    • ジョブを利用する場合

      1. テナント管理者操作ガイド 」の「 ジョブを設定する 」に基づいて、以下のジョブネットを実行してください。
        各種再展開ジョブを実行すると、処理中の案件に対する処理権限者等が、 IM-共通マスタ の最新のデータに基づいて、再設定が行われます。
        • 「 IM-Workflow 」→「処理対象者再展開」
        • 「 IM-Workflow 」→「確認対象者再展開」
        • 「 IM-Workflow 」→「参照者再展開」
    • 案件操作を利用する場合

      1. IM-Workflow 管理者操作ガイド 」の以下の再展開を実行してください。
        この方法では、画面上の案件操作により、各種再展開ジョブの実行と同様の再設定を行います。

個別対応

  • ワークフローのルートなどにも追加した組織を反映する

    追加した組織をワークフローの処理対象者に設定したい場合は、「 ルート定義を登録・設定する 」を参考にルートを変更してください。

ワークフローを利用する組織を廃止した場合

ワークフローを利用中の組織を廃止するための方法です。

想定ケース

  • 組織改編に合わせて、組織を廃止する
  • 組織を廃止(期間分割+無効)

手順

  • 共通マスタのデータの更新

    1. IM-共通マスタ 管理者操作ガイド 」の「人事異動をおこなう」に基づいて、組織の期間を設定します。
  • IM-Workflow の処理対象者プラグイン結果キャッシュの削除

    1. テナント管理者操作ガイド 」の「 ジョブを設定する 」に基づいて、以下のジョブネットを実行してください。
      処理対象者プラグインキャッシュを削除すると、ワークフローに設定された処理対象者プラグインから IM-共通マスタ の最新のデータに基づいて、ユーザに展開することができます。
      このジョブネットを実行しないと、ユーザへの展開時に IM-共通マスタ の更新内容が反映されない場合があります。
      • 「 IM-Workflow 」→「処理対象者標準プラグイン結果キャッシュ削除」
  • 処理対象者・確認対象者の再展開

    • ジョブを利用する場合

      1. テナント管理者操作ガイド 」の「 ジョブを設定する 」に基づいて、以下のジョブネットを実行してください。
        各種再展開ジョブを実行すると、処理中の案件に対する処理権限者等が、 IM-共通マスタ の最新のデータに基づいて、再設定が行われます。
        • 「 IM-Workflow 」→「処理対象者再展開」
        • 「 IM-Workflow 」→「確認対象者再展開」
        • 「 IM-Workflow 」→「参照者再展開」
    • 案件操作を利用する場合

      1. IM-Workflow 管理者操作ガイド 」の以下の再展開を実行してください。
        この方法では、画面上の案件操作により、各種再展開ジョブの実行と同様の再設定を行います。
  • 処理対象者なし案件の確認

    1. テナント管理者操作ガイド 」の「 ジョブを設定する 」に基づいて、以下のジョブネットを実行してください。
      • 「 IM-Workflow 」→「処理対象者無し検出」
    2. 「処理対象者無し検出」の実行後、以下のページに基づいて、「アラート一覧」に処理対象者が存在しない案件の有無を確認します。
      アラートについては、以下のページを参照してください。
      処理対象者が存在しない案件が検出されると、以下のように「アラート一覧」に対象の案件が表示されます。
      ../../../_images/alert_list.png
    3. 処理対象者が存在しない案件が検出された場合、対象の案件に案件操作で処理対象者を追加してください。
      処理対象者を追加する操作については、以下のページを参照してください。

個別対応

  • ワークフローのルートなどにも追加した組織を反映する

    追加した組織をワークフローの処理対象者に設定したい場合は、「 ルート定義を登録・設定する 」を参考にルートを変更してください。